数日前もちょっと書きましたが、数年前亡くなったインドの聖人、サイ・ババについての、1971年に出版された本です。古い本ですが、アマゾンの古本屋で買いました。アマゾン・ラブ。
イギリスでは10年以上も前に、サイババは手品を使っているだけの偽者だとうい疑惑が持たれ、テレビ番組にまでなりました。それで、私もYouTubeでいくつかその手のビデオを見ました。確かに、そういわれてみれば、トリックを使ってるように見えます。Sai Baba, Fakeなどで検索すると、すぐにビデオが出てきますから、興味ある人は見てください。
でもこの本を読む限りでは、とてもトリックだとは思えないほどの奇跡が行われています。灰やペンダントや指輪などの物質化はお茶の子さいさいで、日常茶飯事のように行われていたようです。おおよそですが、聖灰だけで一日に500グラム以上は出していたそうです。
しかも、手で物質化するだけではなく、信者の人の家にあるサイババの写真からも灰がでたり、死後信者の人に分けられたサイババの服から灰が出たりしています。
そして、もちろん物質化だけではありません。予測や予言、病気を治したり、死者をよみがえらせたりという奇跡も記録されています。
著者のHoward Murphetは、最初は疑ってかかっていたようで、前半は、非信者の目で書かれていますから、サイババの服にポケットがないとか、半そででも灰を出すとか、素人が疑いそうなことが検証されてます。タイトルのとおり、この本はサイの奇跡についての本なので、ページの9割が、さまざまな奇跡の記録となっています。
それで、もう一度YouTubeで検索してみると、物質化の場面の動画もたくさんあります。どう見てもトリックだとは思えないものも多いです。こういうものを見るとどこかに仕掛けがあると思ってみる習慣になっているから、疑いたい人には、なにかあるような気がするものもあります。
全体として本の話を総合すると、やっぱりどう考えても、本物としか思えません。
ま、しかしそんなことは、究極的にはそれほど重要ななことではありません。 サイババの言葉によれば、奇跡とは名刺代わり。重要なのはサイババの教えとは、いったい何かということです。そうしたら最後にちょっと載っていました。好きな言葉です。
You are the invincible Atma (spirit), unaffected by the ups and downs of life, the shadow you cast while trudging along he road falls on dirt and dust, bush and brair , stone and sand, but you are not worried at all , for you walk unscathed. So too, as the Atma substance, you have no reason to be worried over the fate of its shadow, the body.
(あなた方は人生の上り坂や下り坂に影響されることのない無敵の魂だ。あなた方が道を歩くときにできる影は、土や埃、茂みや雑木林、石や砂の上に落ちるが、決してそのことを心配することはない。なぜなら、そんなものに傷つけられることはないからだ。だから、魂であるあなた方も、影である肉体の命運を心配する理由はない。)
ぐぐっと興味が出てきたので、いろいろサイババ関係のものを読んでみようと思います。
今日の初めては、鍋を思いっきり焦がしたので、新しいやり方でこげをとっています。(酢を使う)。うまくいったら報告します。
ではこちらもよろしく
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2 件のコメント:
私は青山圭秀さんという東大大学院卒で、現在カリフォルニア大学の客員教授でもある人が書いた「アガスティアの葉」が面白かったので、その後、この人が書いた本をいろいろ読んでいて、その中の「真実のサイババ」とう本でサイババを知りました。私は本物だと信じてるけど、存命中に一度見に行きたかったけどね。アガスティアの葉も自分で見に行きたいんだけど、なかなか行けてません。ヒプノの先生はインドまで見に行って、実際にあり得ないことを言い当てられたと言ってました。
そうそう、その人でした。私も20年位前に両方読んで、初めてサイババのことを知ったよ。
私もインド行きたい。インドに行って、聖人と呼ばれる人たちに会いたい。でも、衛生面とかの面で、普通のインド人のたくさん住んでいるアシュラムとかにいける自信はちょっとないです。
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