2010年1月19日火曜日

見ないタイプ?

今日は久しぶりに友達と3人でここよりももっと田舎道を奥深くいったところにあるパブにランチに行きました。普段はあまり人前に出ることもなく生活していて、友達と食事に出かけるなんてことほとんどないんですが、この面子では年に数回行きます。友達と気軽に出かけるなんてめったにないことですから、すごく楽しいです。

行くのはいつもおなじみの古くて小さいパブです。そのパブが数週間前地元の新聞に載っていました。記事は「北デボンで幽霊の出る場所」です。そのはなし前にもきいたことがありました。友達によると、このパブはその昔の中世のころ裁判所だったそうで、そこで死刑判決を受けた人たちの幽霊が出るとか。

そういう話をしていたら、実は私たち3人の中の一人、ジャッキーの経営する美容院にも何かあるという話でした。彼女がこのサロンをオープンしたのは3年前。ビデフォードの街の川に面した一番条件の良い立地で、わたしが知ってるだけでも3回くらい店が入れ替わった場所です。だから今まで一体何件の商売がここで行われたか、数え切れないくらいと思います。

そういえばオープン当時、ちょっと聞きました。棚にあるものが落ちてくるんです。それも下にぽとりと落ちるんではなくて、棚にある瓶などが横に飛び出すそうです。それから入り口のレセプションデスクの上に開けてある予約帳のページがぱらぱらとまくれたり。そしてジャッキーは何か赤いものが横切っていくのを目の端で見たのですが、同じくそこにいた別の美容師も見たそうです。探してみるともちろん何も落ちていません。ポルターガイストじゃないの、これって。

でもそれ以外は実害がなく、商売もうまく行ってます。ジャッキーの相方の美容師のお兄さんが若くして事故でなくなったそうで、彼が会いに来てるのかしらと彼女は言ってるるらしい。

こういう話ってしだすとどんどん出てくるんですよね。

共通の知人で、チャーリーの友達のおうちでは、家族がテーブルに座っているときにその娘が階段から誰かが降りてくるのを見たとか。これはちょっと怖い。

そして別の友人の話。彼女の妹とそのだんなさんが、病気で高齢の旦那のお父さんと一緒に住んでしました。そのお父さんはしばらくして亡くなり、その家を売ることになり、彼らの知人に売りました。

するとしばらくするとその知人から連絡があったそうです。

「お前のお父さん、まだいるよ。俺は別にかまわないけど、家内が怖がってるから、お祓いしてもらってもいいかな。」

とのことでした。結局お祓いして、それでもまだいるんだけど、まあ悪さするわけでもないし良いかということになってるようです。

私ってこういう話、怖いけど好きで、一度決して疑えないくらいの体験をしてみたいと思ってるんだけど、ぜんぜん見たことありません。本当に見たらすごく怖いかな。案外そのときは平気な気がするんだけど。

わたしが見たことがないように、見る人っていますよね。友人でも二人いました。彼女たちはすごく普通の人で、特に迷信深いとかスピリチュアルというわけでもなく、こういうこと割と普通に受け止めてるようでした。昔友達に、「厚子は絶対に見ないタイプだ」といわれましたが、それ当たってるようです。

6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

話としては、ね 面白いのがけっこうありますですねぇ
特に、亡くなった人が出てくる話が多いみたい。妻も、父(義父)の姿を見たといいます
私は一度もそういう経験がありませんですから、とやかく言えません
霊とかが実際いる(ある)のだろうか...
死後の世界、誰も死後の世界から戻った人はいないですからねぇ
小説などではいくつも書かれてますが、あくまでも表現の技法ですからねぇ
ほんとにそういう世界があるのなら、見てみたいです

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、きっとこんのさんも見ないタイプだと思いますよ。どうしてかはわかりませんが、そんな気がします。

死後の世界、こちらではnear death experience (NDE)というのが結構真剣に研究されているようです。(いったん死んで蘇生された人の体験)日本でも同じようなリサーチされているのでは?

私は信じたいので信じてますが、信じたくない人はいくらでも信じない理由が見つかるだろうし、実証するのは難しそうです。

ふぅ さんのコメント...

私は怖がりなので、ホラー映画とかは避けて絶対見ないのですが、本当にそんなの見ちゃったら、きっと怖くてたまりません。

でも、私の母方の祖父は、祖母が結構若いうちに(50歳代)亡くなった後、いつも仏壇の前で一人で寝ていて、よく怖がっていました。祖母が会いに来てたような話で・・・。

もう一つ、今ふと思い出したのは、中学の時の野外学習みたいなので、1泊だったか兵庫県の田舎の施設に泊まりに行き、そこで肝試しをした時も、チョー怖かったな(泣)。別に何を見た訳でもなかったけど、田舎の墓地のそばとか、怖いよね~。

Atsuko さんのコメント...

ふぅさん、私も実は怖がりなんですよ。テレビでそういう番組やっていても、怖くて見れません。オカルト映画なんてだめ。でも一方では、霊媒やサイキックや占い師の番組は大好きです。

ロンドンのリージェントストリートの日本レストランでも昔そういう話があったような。出るところにはちょくちょく出るようで、当たり前のように日本人派遣員の間で話題になってました。

イギリスは古いパブが多いので、そういうところは多いですね。

おばあさんがおじいさんに会いにきたのか。そういうの怖いのかな。先日友達が(夢で?)会いに来てくれたときは、嬉しかったな。

あくあ さんのコメント...

イギリスにはそういう話がとっても多いし、真面目に研究されていたりもするようなので、その話もリアリティがありますね。

私自身も実家にも昔はそういう事例があったけど、どれも確実な証拠ってほどのものはないからいいんですよね。どうやっても否定できないくらいまじで出てきたら本気で怖いですよ、きっと。

死後の世界?から戻ったって話は日本でも研究されてますよ。何をもって「死後」としてるのか、詳しくは知りませんけど。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、イギリスって時々テレビのドキュメンタリーで、報道番組などの堅いアナウンサーが司会して、まじめに特番を組んでいたりします。そういうのみてると、やっぱりほんとにあるんだなあという気がします。

NDE のほかにOut of body Experienceというのも良く研究されてます。(OBE). ウィキによると、10人に一人くらい体験があるとか。私はないです。残念。