2010年12月5日日曜日

佐世保の城島さんとの魚つり

今日も阪神の話題から入りますが、ほとんど野球とは関係ないので、野球見ない人も読んでくださいね。

阪神球団はドリームリンクというプロジェクトをしています。要するにファンサービスの一環なんですが、それで今年の七夕に、甲子園球場のお客さんに短冊に願い事を書いてもらうということをしました。全部で2万5千枚くらい短冊が書かれたそうです。そこには選手とキャッチボールをしたいとか、ウグイス嬢になりたいなんて子供からの願い事があり、 先日のファン感謝祭でそれがかなった子供たちもいました。

そのうちの一人、大阪の武田さんという私くらいの年の人が、「城島さんと鯛を釣りたい」と願い事を書いたんです。武田さんも釣りが好きで、阪神と釣りに同じくらい情熱を持っている人です。

城島選手というのは元パリーグにいたキャッチャーで、大リーグに行ってたんですが、今年から阪神に入団しました。その城島選手、趣味は釣りで(釣りが趣味って言う阪神の選手多いんですよ。どうしてかな。)、趣味というよりはプロ級らしくて、釣りの雑誌に「長崎県佐世保市の城島健司さん」として紹介されていたとか。

それでその武田さんの夢がかない、数週間前に長崎まで出向いて一緒に釣りをしたそうです。それをテレビでやってるのをネットで見ました。平戸市で夜明け前に集合し、五島列島のその先の島まで5時間かけて船で行って釣りをしてました。その辺の明石かどこかで釣ってお茶を濁すのかと思ったら、ぜんぜん本格的です。

結果はかなり大きいのを(80キロくらいの)城島さんは1匹、武田さんは2匹釣ってました。

行く前に武田さんがインタビューされてたんですが、選ばれたことについてどう思いますかと聞かれたら、「待ってましたと思いました。」とのことでした。嘘みたいとか夢みたいとかじゃないんですね。

「短冊を書くときから鳥肌が立ってました。城島選手がこれを見たら、絶対に選んでくれるだろうという自信がありました。」とのこと。

これってすごいですよね。何しろ2万5千人も書いてるんですから。でもなんとなく分かります。勘というか第六感というか、ごくたまになんですが、こうなるだろうなって分かることありますよね。

一日が終わってインタビュアーに城島選手は、「いやあ、すっかり楽しんで、企画だというのすっかり忘れてました。優勝してくれとかホームラン打ってくれとかじゃなくって、釣りを一緒にしたいって言うのがいいですね。一緒に釣りしてると、誰もが仲間ですからね。」と言ってました。

武田さんは「城島さんは最初に集合して会ったときはやさしい感じだったけれど、いざ釣りが始まったら、真剣そものもだった。」とのことでした。

なかなか阪神球団も粋な企画をしますよね。本当に夢のような一日だったことでしょう。私だったら何書くかな。鳥谷選手とショッピングしたいとか、桧山選手とお互い子供づれでお好み焼き食べに行きたいとかかな。

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

城島効果 もう1歩でしたが、まぁ大きな力がありましたですよねぇ
大リーガーでも通じたキャッチャーですからなぁ
フアンサービス やはりすればしただけの結果になりますよね
武田さんのこころが通じたそれ、恰好の話題でもあり、テレビ放映にもなって大きなPR効果!
上手くいった企画ですなぁ
どっちもどっちで楽しめて、みんないい思いできたナイスイベント

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、キャッチャーとして、バッターとしてもそうですが、チームを引っ張るリーダー的な役割も大きかったみたいですね。
ファンサービス、これはなかなか大掛かりな企画で、球団もやるなあと思いました。

あくあ さんのコメント...

私も宝くじを買うときは「今回は当たる気がする」と思ってるけど当たりませんね。表裏なく本気で信じてないとダメなんだろうなぁ。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、あ、私もそれあります。でもそれってやっぱり「当たるといいな、当たるんじゃないかな」という感じなんでしょうね。
本当に当たるときは、こちらから信じようとするというよりも、どこかからやってくる確信というようなものがあるんだろうなあ。