2010年11月15日月曜日

サンタ

イギリスの親はこんなにするのかというくらいの工夫をして子供にサンタを信じさせます。

よくやるのはクリスマスイブの夜、ミンスパイというお菓子とブランディーをサンタのために用意しておくというもの。そしてトナカイのためににんじんとバケツに入れた水を置いておきます。興奮状態の子供がやっと寝たら、これを親が食べて、パイのかけらをお皿に残しておきます。にんじんもへただけ残したり。

うちではしたことはありませんが、家によっては床に小麦粉をまいてその上をブーツで歩いて、足跡を残したりするそうです。チャーリーは一度学校で、サンタ用の粉を作ってきました。これは大麦と銀のラメを混ぜたもので、庭などにまいておきます。するとラメがきらきらしてサンタが空からどの家を訪れるか間違うことが無いというもの。

サンタに手紙も書きます。書いてどうするかというと、これを送る住所があるんですよ。たぶん郵便局のサービスなんですけど、郵便番号はSAN TA1です。そして驚いたことに、これを送ると返事が来るそうです。そこまでされたら子供、サンタ信じるやろなあ。

うちの子供は10歳と12歳ですから、まあ信じてないとは思うんですが、おととしくらいまではおそらく信じてました。今も別にはっきりと「サンタなんていないよね」という会話は無いです。だから子供たちも、「まあ親がああいってるし、プレゼントくれるんだからだまされてやろう。」と思ってるみたいです。

サンタがいるとややこしいことも多い。たとえば誕生日プレゼントなら、何がいいか一緒に相談したり、カタログを見てどっちがいいか聞いたり、「去年は大きいプレゼントだったから、今年はちょっと安いものを。」なんてことができますが、サンタからのものはそうも行きません。ましてや商品券や現金というわけにも行かないし。

それでも去年はチャーリーのプレゼントをネットで買ったのですが、あまりよくなくて送り返して、別のものを買いなおしたということがありました。そのときに、「サンタからメールが来て、あまりいいMP3プレーヤーがないので、別のものにすると言ってきたよ。」というと、納得してました。

そういえばその前の年はルイのレゴを一緒にネットで「それはちょっと高すぎる」などといいながら選んで、「じゃあ、そうサンタにメールしとくわ」ということがありました。

まあ別にそれで納得してるんじゃなくて、ただ付き合ってるんでしょうけどね。今年も「今年は誕生日のプレゼントが高かったから、あまり高いプレゼントはだめとサンタがいってたよ。」といったら、わかったとのこと。

でもまだ何をサンタからあげるか決めていません。チャーリーはカメラ、ルイはMP3のドッキングステーションとのことですが、気が変わるかなあ。ルイにはもう現金でいいか?現金ですめばこんなに楽なことは無いんだけど。

5 件のコメント:

こんの さんのコメント...

夢があっていいなぁです
日本では、何かなぁ 秋田の「なまはげ」とか、昔話の「六地蔵」とか...
夢をみられるってね、いいことです
大人になると、っふふ なかなか夢がみられなくなる(笑い)
小さいときは、いろんな夢をみたものですが
今では、眠ってる夢の中で、いあかにも現実的なのをみることしばし(笑い)

こんの さんのコメント...

「いあかにも」は、「いかにも」の間違い(ごめんなさい)

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、確かにいいですね。私も幼稚園のとき、やっぱりサンタっているのかと思った出来事がありました。まあルイは中学生ですからもうさすがに・・・。

あくあ さんのコメント...

お子さん達が今ほんとはどう考えているのか聞いてみたいですね。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、うちはサンタから大きなプレゼントと靴下にいろいろアクセサリーとかミニカーとかお菓子とかのプレゼントがあり、それから親からは別に本だとか服とかのプレゼントがあるんですよ。だからきっとサンタはいないと知ってても、プレゼントのために知らない振りしてるんですよ、あいつらは。