2010年11月9日火曜日

ルイの懇談会

今日はルイの学校の個人懇談でした。とはいえ、これは9月に入学した新入生が対象で、とりあえず問題が無いかを話し合うだけのミーティングで、時間は一人5分です。個室ですらなく学校の食堂のテーブルでがやがやしてる中を懇談しました。

初めて会うルイの担任の先生は若い女の先生。たぶんまだ20代なんじゃないかな。地理の先生です。席に座ったとたんに、「5分しかないので簡単に。」と言われました。

ここから先は自慢っぽくなるので、読みたくない人はここでやめてください。また明日ね。

・・・・・・・・

まだ読むんですか。

・・・・・・・・・・


じゃああとで「自慢たらたらだな」とか文句言わないでくださいよ。

・・・・・・・・・・・


先生にまず「何か問題はありますか」と言われたので、「イングリッシュが簡単すぎる。小学校のときのほうが難しかったと本人は言ってます。」というと、「それは無理も無いですね。」と言われました。

入学してすぐに、ベースラインテストと言うのを受けたんです。全員がコンピューターでやったらしいのですが、これで学校が生徒の個人のレベルと把握するというものです。それでルイは1点差で学年で2番だったそうです。学年はたぶん300人くらいです。点数は133点だったのですが、先生によると「統計的に言って、130点以上なら全国レベルでトップ2パーセントに入ります。ルイは133点なので1パーセント以内でしょう。」とのことでした。

あとは、スポーツもできるし友達も多いし、社交的だし、問題は全然無いですね。とのこと。でも私としては、それはありがたいことなんだけど、だからと言って楽チン楽チンと思ってるわけには行かないので、もっと資質を引き伸ばすように、難しいチャレンジを設定して欲しい、刺激になるような教育をして欲しいということを言ったのですが、何せ時間も限られていたので、

「じゃあルイ、簡単すぎたら相談に来なさい。簡単だからって、それに甘えちゃいけませんよ。」

というだけで、終わってしまいました。あとは10年生のときに(ルイは今7年生)受けるGCSEという全国テストの科目を今から考えてみたらどうか、というくらいでした。

まあ、あっさり終わりすぎたけど、先生にも会えたし、初回の懇談会はこんなものでしょうね。とにかく大きな問題が無いということを確認するための懇談のようなものだし。

で、ルイちゃんが学校で優秀なのはありがたいんだけど、学校が普通の公立校で、いろんなレベルが混ざってる中で、ちゃんとがんばってやっていけるのか、ちょっと気になってます。私立の学校では優秀な生徒が集まって、いい大学目指して早くからやってるところもあるし、大学入学はそういう人たちとの競争になるから、今の状況に甘えずにがんばって欲しいです。そのためには、親としてどうすることができるのか、その辺はちょっと責任というか、感じますね。まあ本人しだいと言えばそうなんだけどさ。

私も普通の公立の中学だったし、親はぜんぜん教育熱心ではなかったけど、高校は進学校だったから、高校以降はやる気さえあれば上を狙える環境は整っていたけれど、この田舎の公立学校で、ルイちゃん大丈夫かなあ。

去年も今年も卒業生にはオックスフォードもケンブリッジも出てなかったけど、それでもロンドン大学のインペリアルカレッジやキングスカレッジ、王立獣医学院などの有名校に言った人は数人いたみたいでした。だからがんばればできるとは思うんだけど。まだまだ先が長いですよ。

目標をしっかり立てて、そこから目をはずさずに、楽しく前向きに勉強してもらいたいです。

6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

ルイさん 楽しみですねぇ 日本では、昔 ルイさんのような子どもさんを「末は博士か大臣か」と言ったものです
今では、博士も大臣もたくさんいるようですが、それでもパーセントで言えばどのくらいなのか、きっと1%以下なのでは...
博士でも食えない人がいるようだしなぁ

ルイさん 楽しみですね ルイさんらしい生き方ができればいちばんでしょう

鉄火のマキ さんのコメント...

はじめまして。
ルイくん、幸先の良いスタートですね。
学年300人とはかなりの大規模校ですが、
できるお子さんをさらに伸ばすような
教育は残念ながらあまり期待できないか
と思います。
どんどん学年の勉強を先に進んでしまうと
後々やる事がなくなってしまうからです。

それより今は興味を広げて課外活動など
頑張ってみられてはいかがでしょう。
大学進学時にも役に立ちます。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ルイは博士にはなれるかもしれませんが、大臣は絶対にだめですね。そういう人間関係がややこしいのはぜんぜんだめだと思います。
ルイらしい生き方。それはばっちりだと思います。こんなにマイペースで、人のことを気にしない人もいないでしょう。うらやましいですよ、あんなにのんきな性格になりたい。

Atsuko さんのコメント...

鉄火のマキさん、こちらこそはじめまして。コメントありがとうございます。
そうなんですよね、こういう公立学校は全体のレベルに関しては神経を使っているけれど、できる人は放っておくという感じになるんじゃないかなあ。一応優秀な生徒のための特別プログラムはあるようですが、あんまり期待はしてないです。

勉強勉強といわず、好きなことさせようとは思ってるんですが、何せ田舎の公立校なので、井の中の蛙になって、適当なレベルで満足してしまってはもったいないなあって思ってるんですが。親の勝手な心配ですね。

あくあ さんのコメント...

そういうのって難しいね。親がいろんな機会を与えてあげて、子供が人生にはいろんな選択肢があるんだって知ることが出来るのが一番大事な気がします。人間は想像出来る範囲の生き方しか出来ないから、想像出来る範囲が広がればいいのかなって。あとは子供が選ぶんでしょう。いい大学に行けばいいってもんでもないしね。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、「想像できる生き方しかできない」って言えてますね。まあ私は結局自分勝手だし面倒だなあって思ってしまうので、そんなに教育ママにはなりたくてもなれないと思うけど、こんなふうに時々気になってます。今は別に問題ないから、何にもほとんど言わないですね。
いい大学に入って欲しいとか、スポーツでいい成績を収めて欲しいとか、親のエゴが大半なので、まあルイが自分でがんばるしかないですよね。親はついつい自分のほうがよく知ってると思って、先先口出ししてしまうんですけど。