先週は子供たちの学校のクリスマス劇でした。これは劇は主に1年生と2年生が出ます。あと合唱団が歌を歌ったり、上級生が聖書の朗読をしたりします。
去年までは毎年行ってました。チャーリーが合唱団でソロを歌ったりしたから、カメラを持って行きました。劇ではルイは小さいころ東洋の賢者(そりゃ学校唯一の東洋人の彼は永遠に東洋の賢者でしょう)と村人、チャーリーは天使とナレーターをしました。
でも今年はチャーリーは合唱団を辞めたし、初めて見に行きませんでした。いつも楽しみに行ってはいたんですが、行かないとなるとそれはそれで楽。
この劇の日の前に学校からEメールが来ました。
「写真撮影されてはいけない子供がいるので、劇のビデオも写真もご遠慮ください。」とのこと。
これは出演者の親にとってはかなりがっかりだろうなあ。でも実際には、劇の後ステージで記念写真を撮ることが出来たそうです。
写真を撮られてはいけない子供。こんな小さな学校でも、いろいろ事情がある人がいるんですね。おそらくは両親が別離していて、何かの理由で父親に居場所を知られたくない、そんなところだと思います。子供やお母さんに暴力を振るうとか、犯罪や麻薬中毒で裁判所から父親が子供と接触することを禁止されているとか。
極端な例のようですが、こういう話結構あるんですよね。こんな田舎の村でも。
これとはちょっとだけ話が違いますが、日本はどうか知りませんが、イギリスではめったなことでは公の場で子供の写真を取れません。たとえばチャーリーの出ているバレエのステージだとか、水泳の大会だとか。児童保護のためだそうです。これはわかるようなわからないような。何からの保護かというと、子供対象の性的犯罪からの保護だと思います。
そういう犯罪、別によくあるわけではないのですが、年に1度くらいあってそれが大ニュースになったりするから、ちょっとパラノイアだと私は思うんですけどね。
2 件のコメント:
肖像権とかプライバシー保護は、難しいですねぇ
でも、だいじなことですから... 日本でもだんだんそうなってきてます
先日の「鍋合戦」の場合も撮影には気をつかいます
カメラに向かってVサインをしてもらえば安心ですが...そうでない場合でもカメラを向けて撮りますよという時間(間)を持ちます
撮られてイヤな人は、目を離し、向きを変えます
赤の他人の写真を撮るの、こんのさんなかなか勇気あるなあと思ってました。まあ大人の場合は本人次第ですけど、子供の場合がちょっとややこしいですね。
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