イギリスの受験の仕組みは日本とかなり違います。高校の最後の年になると早々と大学に出願します。大学によっては書類審査だけですぐに合格をくれるところもありますが、オックスブリッジや医学部、歯学部などは面接に呼ばれます。医学部は発表までが長いことで定評があるのですが、やっとルイの結果も出揃いました。
びくびくしていましたが、蓋を開けてみると出願した医学部4校から条件付合格をいただきました。滑り止めだったロンドンの大学の生物化学部はなぜか不合格でしたが、まあそれは今ではお愛嬌です。
「条件付合格」と書きましたが、そうなんです。この6月に受けるAレベルという高校卒業試験で、生物、化学、数学でAをとることが条件です。
だから最初の文章の「第一段階が終わり」と いうのは、これからがいよいよ本番の試験の季節が始まるのです。この結果が8月の半ばに出て、条件どおりの結果が取れれば、入学できます。
結果が出なければ。。。そういう人もたくさんいます。そういう人は短期間で欠員の出た大学を探すか、また来年がんばることになります。
ルイの場合は多分大丈夫と自分でも周りからも思われているのですが、ルイの友達の中には、ちょっと無理なんじゃないかと言う条件付合格をもらった人もたくさんいます。そういう人達は、それこそお尻に火がついたように勉強してます。勉強のモーティベーションという意味では、なかなかいいシステムですね。
今日が2学期の最後の日で、明日から2週間イースターホリデーです。数学の先生に、「このイースターはこれまでの人生であとにも先にもこんなに勉強することはないと思うくらい勉強しろ。」と言い渡されてお休みがスタートしたようです。
しかしルイは、明日早速友達の誕生日祝いにパブのはしごに行く予定らしい。夜遊びするのは試験が終わるまではこれが最後と言い渡してはあります。
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