きのう例のトワイライト読み終わりました。話の続きは以下のとおりです。
主人公のベラとハンサムな吸血鬼のエドワードは愛を告白しあいます。そしてエドワードは今までの生い立ち、家族のことなどを話し、彼女を家に連れて行き家族に紹介します。そしてその日、家族で野球をしてると、ほかの吸血鬼の3人組が訪れます。彼らはベジタリアンではなく、人間の血を吸う吸血鬼です。そしてそのうちの一人がベラが人間であることに気づき、彼女を襲おうとします。彼は固執狂的な性格で、一度目をつけた獲物はなんとしてもしとめないと気がすまない。
それでエドワードの家族が全員でベラを守ろうとします。それでもずるがしこい吸血鬼はベラのお母さんをおとりに遣って彼女をおびき出し、彼女が殺されかけるところで、間一髪で助けられるという話です。
この話には続編があり、今それを読み始めたところです。
こうしてあらすじを書くとすごく子供じみてるし、実際そうなんですが、読んだ人たちはみんなやめられなくなります。私もあっという間に読みました。エドワードという主人公の超ハンサムな吸血鬼のことを先日書きましたが、エドワードだけでなくエドワードの家族にも強くひきつけられます。吸血鬼の特徴らしく、みんな目の覚めるような美男美女。そしていうことすること、すべてがエレガント。
こうして考えると、数年前に読んだThe Secret History(Donna Tarte著)を思い出しました。これもアメリカの作家で、この本はトワイライトとは違って純文学なんですが、こちらも熱狂的に取り付かれたようなファンがたくさんいます。私も今まで読んだ本の中で、一番引き付けられたといってもいい。何に引き付けられたかというと、キャラクターなんです。
こちらも舞台はアメリカの大学で、別の土地から越してきたよそ者がひょんなきっかけからあるエリートグループに入ります。そのグループは男4人、女一人。彼らの容姿についてはあまり覚えてないんですが、そのうちの一人が特にカリスマ的なエレガントでクールな男性です。
こうして考えると、小説の魅力ってかなりキャラクターに左右されるんじゃないかな。エドワードやシークレットヒストリーのキャラクターのようにカリスマ的な登場人物は、読者に対してもそのカリスマ性を発揮するのでしょう。
明日このDVD を借りることになってます。主役のロバートパティソンという俳優は、普段の写真を見ると小汚いというか、ラフなカジュアルな感じですが、この映画の中ではすごくエドワードらしいとのこと。私は個人的には、昔のルパート・エベレットがぴったりだろうと思ってますが、みんな知らないだろうなあ。
写真は先日の水泳の競技会のチーム写真です。