2019年1月30日水曜日

もったいない

イギリスにデイビッド・アテンバラという学者がいます。学者とはいえ一般人にはテレビの野生動物の番組で有名で、イギリス人なら本当に本当にだれでも知っているし、そして誰からも愛されている人です。女王様から称号をもらい(国民名誉賞のようなもの?)一応Sir Attemborough(アテンバラ卿)なんですが、 St. Attemborough(聖アテンバラ)と冗談で言われているほど、誰もに愛されています。

彼が去年くらいに、プラスチック汚染で世界中の海洋生物がどれだけ侵されているかの番組を作り、それがきっかけになり、イギリスではここ半年くらい、プラスチック汚染を防ぐための世論が高まっています。

そのアテンバラ氏がインタビューに答えて次のように言ってました。

「世界を環境問題の悲劇から救うための一番手っとり早く有効な方法は、Not Wasting.(無駄をしないこと)」

プラスチックの無駄、食べ物の無駄、衣料品の無駄。。。。。

これって、まさにうちの母のモットー、「もったいない」ではないですか。

私はこのもったいないが嫌いでした。みみっちい。貧乏くさい。せこい。さもしい。

そうか、でもやっぱりこの言葉が、地球を救うんですね。うちの母に限らず、うちの向かいの(イギリス人の)おばあさんなんかも、メモをくれるときは、いつもシリアルの箱の裏だったりしますよ。「私は何一つ無駄にしないの」と、この人もリボンとかラッピングペーパーとか取っています。馬2頭も飼っているお金持ちなんですけどね。世代ですね。

この地球の危機、貧乏くさいとか言ってる場合じゃないってことですね。

じゃあ、改善できるところはやってみるわ。。。。なんて言ってる場合じゃないそうです。あと12年今の状況が続けば手遅れになるらしい。

まじ、やばそうです。

ではこちらもよろしく

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