2019年1月26日土曜日

Sun City

80年代の半ばにバンドエイドに始まって、有名なミュージシャンのコラボレーションのチャリティーレコードがいろいろでました。

私はバンドエイドのDo They Know It's Christmas,すごく好きでした。このころはイギリスのミュージックシーンはすごく充実してたから、有名なミュージシャンが山盛り~。デュラン・デュラン、ボーイ・ジョージ、ボノ、ジョージ・マイケル、スティング。私の一番はポール・ウエラー。

その後アメリカでも、マイケルジャクソンとライオネルリッチーが率先して、We Are TheWorldというレコードを作りました。これは曲自体がいまいちだなあと思ってたんだけど、最近改めてビデオを見ると、さすがにすごい大物ばかり。スティービーワンダーとかボブディランとか、一体どこまでやるの?と思うくらい大物がわんさと出てました。すごい名前がいっぱいです。

が、このころの一番のかっこいいこの手のコラボは、南アのアパルトヘイトに抗議してのSun Cityという曲です。

Sun Cityといのは南アの政府がバックについている白人専用にホリデーリゾートです。そこにコンサート会場があり、そこに膨大な額を示して米英からミュージシャンを招へいするのですが、「それを断れ」といのがこの曲の趣旨。このころはきっと、経済制裁もまだ行われてなかったんじゃないかな。ネルソンマンデラが釈放される10年くらい前です。

ダリルホールがインタビューされていて、自分たちはまだそれほど有名でない頃に、2百万ドルで招聘されたけど断ったと言ってました。そして「クィーンやロッド・スチュワートなんかの屑たちは行ってたけどね。」と言ってました。わ~、毒舌!

その趣旨もかっこいいけど、曲がさらにかっこいいです。出てるミュージシャンは、上記の二つほどは豪華じゃないけど、でもホール・オーツ、スプリングスティーン、ボブ・ディラン(私的には神)、マイルズ・デイビス、ルー・リード、リンゴ・スター、ボノ、ジャクソン・ブラウンなどなど、やっぱりすごいメンツでした。

こっちは本当に曲もいいしビデオもかっこいいので、見てください。古いビデオなので画像が悪いけどそれも含めてかっこいいよ。


しかし考えてみれば、やっぱり「アパルトヘイト反対」とか、そういう抗議ソングは絵になりますね。アフリカを救おう!っていうのは素晴らしいけど、なかなかロックミュージシャンがこのテーマでびしっと決めるのは難しいのかな。ま、お金が集まってチャリティーの目的が遂げられればそれでいいのですが。

ではこちらもよろしくお願いします

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