2019年1月26日土曜日

アマゾン古書店

先日本を2冊買いました。

ここ数年気になっている19世紀末のインドの聖人、ラーマクリシュナ。この聖人について本です。どちらも古い本でアマゾンで検索して、マーケットプレースのアメリカの古書店からの買い寄せです。

一冊目はこちら。ハードバックで、ずいぶんカバーが傷んでますが、読むのには不自由なさそうです。見てみると1965年の印刷。54年前です。傷んでるのも仕方なし。定価は7ドル50セント。50年前の7ドルは相当の額だろうな。アメリカからの送料込みで13ポンドくらいで買いました。



二冊目はこちら。これはソフトバック。表紙がテープで修理してあり、ちょっと折れ曲がったりしてますが、特に問題なし。こちらは1990年の印刷でした。それでも30年近いですね。定価は13ドル。まあ普通の値段です。これも13ポンドくらいで買ったと思います。


 ちなみに、イギリスのアマゾンで本を探すと、普通にアメリカのマーケットプレースのセラーが出てきます。通貨もポンドで、イギリスの本屋から買うのと比べて、違いは届くのにちょっと長くかかるくらい。そういえば先月インドからも買いましたが、これも普通にイギリスのセラーと並んで出てました。このあたりが、やっぱり英語圏だから、チョイスが豊富でいいです。

どの本もとうの昔に廃刊になったもので、アマゾンで探しても、2-3冊しか売りに出ていませんでした。アメリカやインドの古本屋も含んでいるから、きっと世界中で数冊しか売りに出てないんでしょうね。

インターネットっていろいろ素晴らしいですが、私にとって何よりも一番素晴らしいって思うのは、こういう貴重な古本を手に入れた時です。昔なら、きっとどうしても欲しいなら、電話帳で古本屋を探して電話をかけまくるとか、日本なら東京に出向いて神田の古書店を回るとかしないと見つからなかったんでしょうね。そして多分、そんなことしてまでは手に入れようと思わないと思います。

数年前も、高校の時に日本語訳で読んで好きだった、ナット・ヘントフのジャズカントリーという本を同じように買いました。これも60年代だか70年代だかに印刷されたハードバックで、アメリカの高校の図書館の蔵書の払い下げでした。こういうの本当に好きです。

別に「貴重なコレクター物」を買おうとしたわけでは全然なく、たまたま注文したアマゾンの古本が、こんなにすごく古くて、状態もまずまずなら、本当にラッキーって感じがします。

ではこちらもよろしくお願いします。

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