ネットでプログラムを見ると、月曜は有名なジゼル、火曜はあまり知られていないWinter's Taleというバレエです。ジゼルのほうはチケット売り切れだったのですが、ボックスオフィスに電話すると、Restricted Viewの切符が何枚かまだ買えるとのこと。劇場の一番上の階のステージに近い場所で、ステージの半分くらいは見えないかもといわれたのですが、昔の経験から、見えないのは4分の1くらいとわかっていたので、躊躇なく買いました。
たった10ポンドでした。
こんな席でした。確かにステージ向って左側はよく見えなかったんだけど、それでも4分の3くらいは見えたし、オーケストラボックスがしっかり見えたので、満足でした。
位置は高いけど、ステージに近くて、割とよく見えました。 |
日本からわざわざ見に行く人はもっといい席で見たいでしょうが、バレエや演劇関係を勉強してる学生さんとか、チケットが売り切れで、それでもどうしても見たいという人は、電話してみるといいですよ。
さて、その前日は、当日券で、ロイヤルフェスティバルホールに、フィルハ-モニア・オーケストラのマーラーの第4交響曲を聴きに行きました。
なにかこの日にクラシックのコンサートはないかとネットで調べたら、バービカン・ホールやウィグモア・ホールを含めて大きいコンサートが5つくらいありました。それで一番チケットが余っていそうなこのコンサートに行くことにしました。
当日の2時間くらい前にボックスオフィスに行くと、学生割引の席は全部売り切れたけど、後ろのバルコニー席かオーケストラの後ろの コーラスの席が11ポンドで余ってると教えてくれました。なので迷わずコーラス席を買いました。
目の前に楽団、その前に指揮者、その向こうが観客席です。 |
何しろコンダクターはこちらに向って指揮をするわけだし、目の前に楽団がいますから、彼らの楽譜まで読めちゃいます。欠点といえば、ソプラノソロが後ろからしか見えないことですが、音響的にはぜんぜん問題ありませんでした。
というわけで、今回は2泊のロンドンで、クラッシックコンサートとバレエに行きました。しかもそれぞれチケットプライスは11ポンドと10ポンド。
こういうのがロンドンのすごいところだと思うんです。本当に文化の街。劇場でもオペラでもバレエでもミュージカルでも、クラッシックでもロックでも、とにかく毎日やっている。値段はピンからキリまでで、一番高そうなロイヤルオペラハウスでも、実は安い席も売ってる。
ロンドン、本当に大好き。
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2 件のコメント:
すごーい、文化的~。子供の頃からそんなものに触れられるなんてすごいねー。
しかもその安さは何?
確かに親子3人でバレエとクラシックコンサート行って、63ポンドって1万円以下だもんね。日本じゃあクラシックのコンサートはすごく高いと知人が嘆いてました。
ロンドンは本当に音楽や演劇やミュージカルに関しては毎晩いくらでもやってるし、しかも値段がすごく安いから、真の意味で文化的ですね。NYでも色々やってるけど、値段が高いらしいね。ま、もちろんロンドンでも高い席で見たい人は高い席も売ってるよ。
バレエは子供もたくさん来てたけど、クラシックはチャーリーより若そうな子供は一人しか見なかったな。
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