今日はイギリスの女性にとっては大切な日でした。
100年前の今日、イギリスで女性が初めて投票することが出来たのでした。
イギリスの婦人参政運動は、実はメアリーポピンズの映画にちょっと出てきます。映画に出てくるようにはじめは平和なデモだったのですが、何年経ってもらちが開かないことからどんどんエスカレートして行きました。女性活動家たちは、国会の柵に鎖で自分たちをつないだり、そして逮捕されたら罰金を払わず刑務所に行ったり、そこではハンガーストライキをしたそうです。なんともミリタントですね。かっこいい。
そしてついには、活動のリーダー的存在のエミリーン・パークハースト がある有名な競馬で、走る馬の前に身を投げ出して死に、その後すぐに参政権が認められるようになったそうです。
こういうのを聞くと、平和的な政治活動じゃどうにもならないのかと、ちょっとがっかりしますけどね。
ま、とにかくそういうわけで、今朝は国会議事堂で、党の垣根を越えた女性議員たち200名が集まり(全員じゃないとはおもいますが) 、記念撮影となりました。
今現在、600人の国会議員のうち女性議員は200人です。ご存知のとおり総理大臣は女性。スコットランド議会の総理大臣も女性だし、北アイルランドを代表する政党のリーダーも女性。
それでも、イギリスの長い民主主義の歴史の中で、女性国会議員は今まで500人しか選出されていません。
まだまだ道のりが長いともいえるし、100年ですばらしい進歩を遂げたともいえます。
こういう日は娘がいてよかったなあって思いますね。
チャーリーを含むすべての若い女性の将来が、もっともっと自由で平等なものとなりますように。
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2 件のコメント:
素晴らしいね。
日本は全然まだまだだな。でも、私たちが大学卒業した頃に比べたら、女性が働くのは当たり前になってるから、良くなったとはいえるけど、政治家とか、会社で出世している女性の数などは圧倒的に少ないよね。
日本は20年くらい遅れてるって誰かが書いてたけど、どうかなあ。サッチャー首相が出てきたのは30年以上前やしね。
働く女性が増えるのはもちろんいいけど、やっぱり女性政治化が出て、女性が社会で同等の発言力を持たないと、賃金や労働法などはなかなか公平にはならないやろうね。
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