2010年2月18日木曜日

スノボ

先日フィギャースケートの高橋のショートプログラムを半分見逃したので、Youtubeで探してみました。すると日本のテレビの解説が入っていました。それを見て思ったんですが、結構解説というか実況アナウンサーがくさいんです。「世界に認められたこの表現力!!」「この表情!!」。など。20年前の日本じゃないんだから、もうちょっとプロらしく、感情べったりのくさい表現をやめてもらえないだろうかと思ってました。

もちろん日本でオリンピック見て日本人が出ているとひいきになるのは当然で、イギリスでも少ないイギリス人が出てくると、コメンテーターの口調が変わるのは同じで仕方がないんですが。

その点イギリスで見ていて日本人が出てくると、解説が客観的なので面白いです。イギリスでオリンピックを見るのも何回も経験してますが、この冬のオリンピックほど日本人が活躍してるなあとおもったことはない気がします。

スケート、モーグルなどこちらの解説者からも日本人の選手の評価は高いですね。上記の高橋はイギリスの有名な元スケーターの解説者が、「僕は彼が大好きだなあ」と入れ込んでほめてました。

スノーボードのハーフパイプは、解説者が日本のスノーボードのレベル全体をほめていました。そしてその中でも特に国母選手についてはべた褒め。というよりは、個人的に熱狂的ファンという感じでした。彼はどんな大きな場でも本当にリラックスしてるし、こんなにすごい才能を持ったスノーボーダーはめったにいないって。彼がファイナルで失敗したときは、本当に悔しがっていました。それから「彼は日本では反抗者と思われていて権力者とぶつかった。」といっていましたが、結構面白がってるようでした。そりゃこういうスノボのカルチャーではそういうのお笑い種かもしれない。

その後日本のネットでその事情ちょっと知りましたが、気の毒になあと思いました。そんな服装なんてどうでもいいじゃない。小林秀雄がモーツアルトについて言ってるように、天才に普通人の常識を押し付けても意味ないんですよ。

それはそうとショーンホワイトはやっぱりすごかった。こちらではルイくらいの年の男の子はみなショーンホワイトを知ってます。彼のスノボのコンピューターゲームがいろいろ出てるんですよ。2回連続金メダル。やっぱり彼は生きる伝説です。

2 件のコメント:

こんの さんのコメント...

あつこさん うふふ オリンピック 楽しんでおられますですねぇ
日本でも、オリンピック一色(NHKは)です
その点、放映権のない他局はいつも通りですが...
新聞は、やはりオリンピックが一面に踊ってますなぁ
政治とちがって、4年に1回(夏冬でいえば2年毎の)の祭典ですからねぇ
政治家は、国威とかそんなことに泡をとばすのがねぇ...

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、あんまりオリンピックに国威とか国の名誉とか言うのは、ロスやモスクワのときのように政治に絡みそうで、よくない気がします。

イギリスは冬季オリンピックは弱いんですが、その中でカーリングがメダル候補なので、そればっかり放送してます。もっとエキサイティングなおもしろいスポーツに強ければいいのに。