オリンピックを見ていて思ったことがあります。今日でまだ3日ほどですが、日系の外国人の人がかなりいるんですね。わたしが見ただけでも、ショートトラックスケートのアポロ大野(小野?)、スノーボードのグラハム渡辺、そしてロシアのペアのアイススケーターの川口ユウコ。
日本って鎖国もしていたし島国だし、単一民族なんていって外国や外国人とあまり交わりたがらない国民性のような印象ですが、こうして考えてみると、世界的に活躍している日系人って結構たくさんいますね。有名なところではペルーの元大統領フジモリさんだとか、先日私がブログにかいたイギリスの作家のカズオイシグロ。こちらのテレビではアメリカ人の有名な物理学者カク・ミチオ氏がよく出ています。
日本って今では外国人が増えたけど、それでもまだまだ外国人には住みにくそうな国だし、差別も当然のことのようにおこなわれているし、移民も後30年くらいは受け入れられそうにもないし。先進国としてはすごく意識が遅れてると思うんだけど、一方ではこういった日系の人たちが世界中にはたくさんいる。それぞれの国で受け入れられて活躍している。
こういった人たちは昔いろんな事情があって日本を出て行った人たちの子孫なんでしょうね。その辺を考えると、その頃のほうがまだ国際性があったのか。それともその頃は背に腹は帰られない事情があって、泣く泣く日本を後にした人たちがたくさんいるのでしょうか。
などということを、オリンピックを見ながら考えていました。日本の移民政策、突然気になりました。
6 件のコメント:
どなたかコメントしてくださいましたか?なんか消えてるんですけど。
川口悠子さんね、惜しくも4位
愛知県生まれ、日本人スケーターとして活躍
タマラ・モスクビナさんのコーチを受けるためにロシアに渡り、2009年のオリンピック出場のためにロシア国籍取得
日本は二重国籍を認めないため、日本国籍を喪失
上のようなことを考えると ね、執念というか決意の凄さに感嘆します
オリンピックでメダルを獲得するってたいへんなんだなぁとしみじみ思います
川口さん、惜しかったですね。彼女は日本人ですよ。日系人じゃなくて。自分の意思で国籍を変えた人です。
あつこのパスポートは日本のまま?
日本だけなのかな~?二重・三重国籍を認めないのは・・・。
欧州では、かなりたくさんの人が二重国籍もってますよね、地続きだから国境を超えた結婚も多い訳で。
うちの娘も今は二重国籍ですけど、成人したらどちらかを選ばないといけない。せっかく日本人の血が半分流れているのに、恐らく日本国籍は失うことになる訳で、もったいないなぁとつくづく思います。
黙っていたらわからないままの時もあるらしいですけど、何かのきっかけで必ずばれる。そして、日本は国籍を剥奪してしまうんですよ。う~ん。
こんのさん、あくあさん、ふうさん
川口さんのことそうだったんですか。今日のフリープログラム、改めて注目しました。
2重国籍を認められないがために辛い思いや苦しい思いをする人が世の中には少なからずいるんですよ。99パーセントの日本人や法律を作る官僚たちには関係ないことですが、そのせいで私のように家族と国籍が違ったりと、不安な思いをする人がいるんです。本当に2重国籍認めてほしいです。認められたらさっさとイギリス国籍とるのに。
ふうさん、日本国籍を放棄しなければいけない義務はないそうです。だから黙っていれば大丈夫らしいよ。それまでに法律が変わることを祈りましょう。
コメントを投稿