2024年12月29日日曜日

2024年のクリスマス

 今年は息子ルイがお医者さんになって2年目。クリスマスの翌日のボクシングデーにシフトが入ってたので、ロンドンから遠いデボンの実家にはクリスマスには帰ってこれません。

子供たちが医学部に行った時点でこういう日が来ることは分かっていたんだけど、来たか!って感じ。


それでクリスマスの前の週末に3泊で帰省して、家族で21日にクリスマスをしました。冬至の日で、クリスマスの元々の起源は冬至と言われているし、まあちょうどよかったです。

元彼(子供たちの父親)デイブと、娘チャーリーの彼氏ポールも参加して、5人です。クリスマスの4日も前なので、ディナーだけかなと思っていたら、結局プレゼント交換から何から何まで、本当のクリスマス当日のように過ごしました。夜は家族カラオケ。

日本にたとえて言えば、12月26日に、お正月を、鏡餅からお年玉からおせちからお屠蘇まで、全部やるようなものです。

ちょっと心配でしたが、本当にすっかりクリスマスでした。翌日以降、世間一般がまだクリスマスをしてないのが変なくらい。「まだやってないのね。私たちはもう済ませたわよ。」と、妙な優越感まで感じました。

ルイは翌日の22日にロンドンに帰っていきました。ロンドンでのクリスマス当日は、彼女の実家に呼ばれているそうです。

チャーリーの彼氏ポールはその翌日の23日に帰りました。彼は自分の実家で家族とクリスマス。

それでクリスマス当日は、チャーリーとデイブと私の3人。ディナーは餃子と手巻き寿司にしました。プレゼントももうあけてしまったし、なんかちょっと残念なクリスマスでしたが、仕方ありません。

来年のクリスマスはチャーリーもお医者さんです。まだどこに行くかわかってないし、来年も家族で集まれるかな。


チャーリーは27日にロンドンに帰っていきました。私は一人で仕事したり家でぶらぶらしてます。










おまけのロンドン

 11月に大阪に帰省した話を書きましたが、その時の飛行機はロンドン発着でした。それでその前日と、戻ってからの数日、ロンドンの娘チャーリーの家に泊めてもらいました。

まず前日は、電車でロンドンまで行って、仕事帰りの息子ルイとチャーリーと、ユーストンの近くのインド料理屋で食事のあと、キングスクロス附近でパブで一杯。

私は旅行前はいつも緊張してるので、「これが二人に会う最後かも。」と根拠なくドラマチックな気持ちになってました。ルイの仕事帰りに会うのは初めてだったのですが、仕事は今のポストは楽しそうで安心しました。お医者さんなんですが、ジーンズはいてました。それで診察するんだって。患者さんをリラックスさせるという意味があるらしい。


そして大阪に7日間行ってまたロンドンに。木曜についたので、日曜までゆっくりさせてもらいました。寒いのであまりあちこち行きませんでしたが、食事とかショッピングとか、アートギャラリー、パブ、カフェ。ロンドンはいろいろあって楽しいです。

今回はなぜか子友達の友達にたくさん会いました。たまたま集いがあって誘ってもらったり、わざわざ会いに来てくれたり。


日本から買って帰ったお土産の大半は、ロンドンからデボンに帰ってくる頃には半分以下に...🤣🤣 スーツケース一つ置いて帰りましたよ。












大阪での高校の同窓会

 11月に大阪に5日間帰りました。高校の35期生の還暦同窓会。私の行った高校は大きい学校で一学年に500人以上いました。同窓会の日程は1年以上前に決まってました。同窓会のためだけに帰るっていうのは、なんか大げさな感じ。仕事1週間以上お休みしないといけないし、何よりお金がかかる。でも、この機会を逃したら、次はみんなに会える機会なんてないかもしれません。それで思い切って行くことにしました。

参加とは決めたものの、それでもいろいろ不安要因があり、最後の最後まで、中途半端な気持ちでした。

母が8年前に亡くなり、いろいろ事情があり実家に帰れなくなり、泊るところすらありません。それでホテル。親がなくなると、生まれ育った土地に帰っても、ホテル取ることになるんですよね。寂しい。大阪のホテル高い。そういうわけもあり、5泊。

そして飛行機。昔はKLMで帰ることが多かったんだけど、ヨーロッパ系の飛行機はウクライナ戦争以来無茶苦茶高い。その中で激安なので、中国の飛行機。値段はなんと3分の1。しかも乗り継ぎのスケジュールもよくて、ロシアの上を飛ぶから速くて、大阪まで飛ぶし、その上スーツケース2つまで無料です。

で、これを予約したんだけど、いろいろわるい風評を耳にして、本当に本当に心配でした。

そういうわけで、100パーセント乗り気というわけでもなかったのですが、ふたを開けてみれば、すべてうまく行きました。飛行機は(食事と機内エンタメはひどかったけど)、スムーズに飛んで乗り換えも問題なし。(ただオンラインチェックインが出来ないので、なんとなく直前まで心配でした。)

予約を取ったホテルは駅にも梅田にも近くて、狭いながらも快適。

そして初日から最後の日まで、大学の友達やら高校の友達やらと毎日食事会飲み会。本当に楽しかったです。

そして同窓会自体は先生たちも入れて150人近くが集まるという大盛況でした。本当に高校の友達っていいなあと思いました。2次会のディスコ、マハラジャ(昔からある心斎橋のディスコ)ここも80人くらいが参加。還暦とは思えないエネルギー。ほぼ全員が踊りまくってました。曲は80年代の曲。YMCAとか。🤣🤣


テニスクラブの友達と同窓会の翌日に改めて会い、いろいろ人生の波をお互い語り合って、やっぱりまた帰ってこようと思いました。








ポルトガルから帰国のトラブル

 このブログの昔からのポリシーは、ネガティブなことは書かない、でした。それを続けたいので、このポストはポジティブなトーンで書きたいと思います。

日本でも同じだろうけど、最近は空港のセキュリティその他が厳しい。それでオンラインチェックしたうえで、2時間以上前に空港に行くようにしてます。ポートからの帰りも空港に早めに行きました。すごく混んでます。セキュリティの列が長くて、間に合うか心配でしたが、何とか搭乗30分ほど前に余裕をもってあちら側に行けました。

免税のポートワインを買って椅子に座ってゲート番号が表示されるとの待っていると、

ありえないショック。

😱😱😱

突然、キャンセル。。。


しばらくは何が起こったのか、どうしていいのかわかりませんでしたが、エアラインからメールが来て、フライト変更しろとのこと。

でも我々の飛行機は夕刻で、しかもロンドンではなくブリストル便だったので、もうその日は飛行機がありません。そして翌日のポート発ブリストル行は満席。見ている間にどんどんフライトが埋まっていくので、私たちも大慌てで、翌日のリスボン発のブリストル行に予約変更しました。

と言っても、ここは知らない土地。リスボンまでどんな距離か、電車があるのか、どうやって行くのか、すべてその場で調べるしかありません。

結局夜間バスがあることがわかり、4時間くらいかけてポート空港からリスボンに行きました。夜中過ぎに、エアライン指定のホテルに到着。その日は疲れ切ってバタンキュー。

私は翌日、家で予定があったので、このキャンセルはすごく困ったのですが、仕方ありません。こうなったら、転んでもただで起き上がるわけには行かない。それで、リスボンに住む友たちにバスの中からメールを送ると、翌日ランチに出てこれるとのこと。

それで、一日延びたホリデーの最終日は、午前中はリスボンをさらっと観光、ランチに美術館のカフェで友人と食事し、そのあと夕刻の飛行機でやっと帰ってこれました。

が、この飛行機が4時間くらい遅れ、本当に帰れるのか不安に。。「もうグラスゴーでもアバディーン(スコットランドの僻地)でもいいから、イギリスにかえらせてくれ~」という気持ちになりました。

夜中2時くらいにブリストルに付き、バースの彼氏の家で2時間くらい寝て、朝の5時に起きてデボンの家まで運転しました。

まあろくでもない目にあったのですが、それでもリスボンの空はすごく青くて美しくて、友達にも会えて、〆は悪くなかったです。







ポルトガルの街、ポート

 今日は12月29日。今年も終わろうとしてます。今年は息子ルイがお医者さんになって2年目。クリスマスの翌日のボクシングデーにシフトが入ってたので、クリスマスの前の週末に3泊で帰省して、家族で、元彼(子供たちの父親)デイブと、娘チャーリーの彼氏ポールも参加して、21日にクリスマスをしました。冬至の日で、クリスマスの元々の起源は冬至と言われているし、まあちょうどよかったです。

今はルイもチャーリーもロンドンに帰って、私は一人でぶらぶらしてます。まるで学生時代のように、午前3時とかに就寝。

そう言うわけで、ずっと書いていなかったブログをまとめて書きます。

9月の頭に、ポルトガルのポートという街に行きました。リスボンの次に大きい街です。ここ数年無茶苦茶人気が高まり、観光客がいっぱいでした。

何がそんなにいいかと言うと、まるで昔ながらのポルトガルなんです。

路面電車とか。



タイル張りの壁とか。



赤い屋根瓦とか。






迷路のような細い通りとか。




それとポートと言えば、ポートワイン。個々が発祥地で、ワインセラーツアーがいろいろあります。我々も参加。ワインテーストが料金に含まれていて、しかもポートを買うと、ツアー料が返ってくるという、お得なシステム。


ポートワインはどこでも出てきて、私も飲みすぎました。

ファドって知ってます?ポルトガルのフォークソングと言うか演歌というか。そのショーに行きました。そこでもポートがただで振る舞われました。

5泊6日の旅。小さな町なので、そんなに必要なかったけど、それはそれでゆっくりできてよかったです。

が、最後に大きなどんでん返し。。。。続く

2024年8月15日木曜日

クレタ島ホリデー

 もう8月も中盤、夏も山を越えたじゃありませんか。それなのにですね、今年はまだ2回しかブログ書いてない。しかもその一つは2023年の出来事。

どうしてこんなことになったのか。このブログ2008年に始めたんですよ。ということは16年目。コロナのころまではほとんど毎日書いてたんだけど。

最近どうして書かなくなったかと言うと、仕事が忙しいからです。ヨガの先生の仕事。スタジオで教えてるほかに、オンラインでも教えるようになって、将来に向けて長期のオンラインビジネスのプロジェクトに取り組んでるので、それで毎週ほぼ週末も休みなしで(自由業ってそうなるんですよね)、1日10時間くらい働いてます。

収入は、食べてはいけてるって感じ。まあ好きなことやってこれなら文句ないかな。

ブログはこちらはご無沙汰してる分、ヨガのブログ、仕事で書いてます。


それでも7月に1週間お休みを取って、ギリシャのクレタ島に行きました。私はギリシャの島がホリデー先では一番大好き。クレタ島は前から行きたかったんだけど、なぜか今まで行けず、今回初めて行きました。ギリシャの島のうちでは一番大きく、南に位置しています。私たちは島の南部に泊ったので、海の向かいはリビア。見えるような距離じゃないですが。

ガイドブックによると、この我々の泊まったあたりは、夏は風が強いとのこと。その通りでした。結構ゴウゴウ吹いてました。時々ビーチタオルやチップの5ユーロのお札が飛んでるのを見ました。でも警報も注意報もなく、すべてちゃんと機能してました。暑かったので、涼しくてちょうどよかったくらい。

島は荒涼としてました。茶色の埃っぽい土地で、オリーブの木とタイム(らしい)ハーブくらいしか生えていません。

海はすごく綺麗だった。豪風なのに波全然なし。私はプールでは泳げるけど、足のつかない海は怖いのですが、ここは本当に琵琶湖のように穏やかな海で、何メートルも下の海底まで見えます。そんなところで、毎日1時間くらい泳いでました。魚もいたけど、カラフルではなかったです。

食べ物は、私はギリシャ料理好きなんだけど、どのレストランも似たり寄ったりのメニューだったので、1週間以上行ったら、チャイニーズとか食べたくなるかも。毎食、ランチの後でも、どのレストランもラキというお酒をただで振る舞ってくれました。そしてスイカとかアイスクリームとかのデザートもサービス。

泊まったアパートメントのご家族もすごく親切で、最後の日はお土産までくれて、クレタ島の人たちってすごくホスピタブル(お客さんを歓迎する性質)なのかな。どこであった人も親切でヘルプフルでした。

でも実はクレタ島の歴史は、結構血まみれなのですよ。拳銃の所有率もすごく高いとかで、道路の脇のサインが銃のターゲットに使われてるのが見て取れました。撃ち抜かれた穴がいっぱいあいてました。

久しぶりに日本語書いて、楽しかった。9月にポルトガルのポートに行くので、また次のブログはその時だな。












2024年1月28日日曜日

ピートとミニ旅行

 1月はお正月から1週間お休みを取っていたので、ピートと一緒にコーンウォールに一泊で旅行に行きました。コーンウォールは隣の県で、車でたったの1時間半で行けます。

去年もこの時期に知り合いのコッテージを1週間借りたのですが、寒くて雨が降り続いて、あまり楽しくなかったので、今年は1泊と期間を短くし、しかしちょっと高いホテルに泊まりました。

海の近くで天気もまあ一月にしたら許される程度の雨天で、なかなかリラックスできました。

このホテルはレストランも評判がいいとのことで、夕食と朝食をホテルで食べました。ワインが高かった!まあ、ホテルからほぼ一歩も出ず過ごしました。日本で温泉旅行に行く感じかな。

が、帰宅後、今後はこの季節は、やっぱりスペインやイタリアなんかの南欧に行こうではないかという話になりました。イギリスの1月はどこに行っても楽しくないです。








11月、またロンドンへ

 今回は2泊チャーリーの家に泊めてもらいました。チャーリーは毎年引っ越しするので、また新しい住所と新しいフラットメイト。今回のフラットは今までで一番きれいで、場所も便利でよかったです。ここに数年住むことになるといいんだけど。

まず初日は夕方にロンドンについてルイと賑やかなロンドンブリッジのシャングリアホテルの前で待ち合わせ。もうすっかりクリスマス前の雰囲気でした。ルイは8月からやっと社会人になってくれたので、パブでは一杯目のドリンクをご馳走してくれました。初めてルイが買ってくれたドリンク。。。借金もそのうち返してね。。。。


その後チャーリーが参加し、マレーシア料理を食べに行きました。混んでた。。。


翌日は、私が前から行きたかったソーホーのクリシュナレストラン。ベジタリアンのインド料理をおいしくいただいた後、ホルボーンのSir John Soane's Museum という不思議な小さい博物館に行きました。何が不思議かと言うと、これは個人の博物館で、Sir John Soane'sが生前趣味で集めたありとあらゆるものが展示されていました。しかも場所は、ロンドン中心の街中の家。ロンドンの基準からするとすごく大きいけど、博物館にするには狭すぎます。

あまり知られていないので空いてるかと思ったら、長い列がありました。しかも無料。いろんな意味で、イギリスのエッセンスが凝縮された博物館です。

その後チャーリーの彼氏も参加し、晩御飯。

そして最終日は、ロンドンのイーストエンドのYoung V&Aという子供向けの博物館に行きました。ここで日本のアニメ等の展覧会があったからです。展覧会自体は大したことなかったけど、博物館は結構面白かったです。

しかし今回、クリスマスに近いこともあってか、とにかくロンドンは混んでました。人が多くて物価が高くて、何をするにも予約が必要。初めて、「もう私ロンドンには2度と住めないかも。」と思いました。たまに訪問するのは楽しいです。




クリシュナレストラン

上記の謎の博物館

チャーリーの彼氏ポールも参加