2025年8月17日日曜日

娘チャーリーの卒業式

 下の子供、娘チャーリーが7月に卒業しました。ベトナムに旅行した時に卒業式に着るドレスを仕立ててもらったのに、日本を経由した帰ってきたら、やっぱり着物着るわとのこと。

着物ってもちろん私の着物のことです。いや、これはイギリス人にいくら説明してもわからないけど、着物を着るってそんな簡単なことじゃない。私は昔日本で半年ほど着付け教室に通ったので、一応知ってるけど、最後に来たのは25年くらい前。そんなの覚えてるわけない。

それで私はすごく嫌だったんだけど、でもこの機会でもなかったら、日本から持ってきた着物(浴衣も含め4枚もある)死ぬまで箪笥の肥やし。それで思い切ってオッケーといいました。

その後1週間ほどYouTube たくさんビデオ見ました。いや、ほんと助かった。

それで着方はだいぶん思い出したけど、イギリスはその週は猛暑でした。30度以上。たいしたことないといえば全然たいしたことないんだけど、何せ冷房がない。扇風機すらない。着物って下着と長襦袢下に着るし、そんなの無理でしょ?

そしてたら嘘つき襦袢というものが作れることがわかりました。それで卒業式の前日、夜中時ころまでお裁縫。


そして卒業式の日は早朝からロンドン行きの電車に乗って9時ごろロンドン到着。無事に終わりました。


その日は当直明けのルイもそのまま駆けつけてくれました。

チャーリーの彼氏ポールをはじめ多くの友達も遠くから集まってくれました。イギリスでは大学の卒業式は、結婚式並みに晴れ晴れしい素晴らしい日です。


これでやっと子供がどちらも社会人になって、本当にちょっと肩の荷が下りました。(まだ完全には下りてない)。

チャーリーは翌々週、彼氏とウィンチェスターというロンドンから時間くらいの街に引っ越しして、新しい生活のスタートです。新しい街で彼氏と同居、そして病院での勤務。


先週は3日で37時間働いたと言ってました。大変だけど、今のところ楽しそうで元気そうです。


真ん中はルイの彼女でチャーリーの同級生。黒いのは卒業生みんなが着るgraduation gown

夜勤明けでしわしわのシャツ

古いカテドラルで式





キャンパーバンを買いました。

 このブログ、しばらく使わないうちに広告多くなったなあ。広告多いと怪しい感じがしますよね。もちろん読みにくいし。

どこかに引っ越ししようかな。Substackってどうだろう?日本語でもできるのかな。やってる人いる?


今年前半の話をまとめて書いてますが、今回はキャンパーバンを買った話。とは言え、買ったのは私ではなくピート。私の友達から、すごくよく手入れされたちょっと古いフォルクスワーゲンのを買いました。下の写真大きいでしょ?私も運転できます!(最初怖かった)


それで今年は数回国内でキャンプしました。イースターにコーンウォールに、6月にウエールズに、それぞれ1週間ほど。そのほか1泊で近場に2回ほど行きました。


コーンウォールもウエールズもよかったですが、天気はミックス、雨の日もありました。キャンプライフはリラックスできていいけど、雨の日がちょっと面白くないですね。どちらも1日ずつだったので、それでもだらだらと本読んだりしてましたが、狭い場所で食事の準備するのがちょっと面倒。


こういうのがあると、休みが少ないのが残念。定年退職してキャンパーバンを買う人が多い理由がわかるわ。

写真は前半がコーンウォール、後半がウエールズです。






以下はウエールズ








プラハに再び

3月に2泊でプラハに行ってきました。彼氏ピートの娘さんが留学してるので、いる間にということで行って来ました。

ここは娘が高校生の時に二人で行った場所です。前回は町中の雰囲気のいい古いホテルに泊まったんだけど、今回はちょっと離れた場所のエアBNBです。ツーリストよりも普通の人が住んでるあたり。すごく感じのいい、若者の集いそうなちょっとヒッピーな感じのカフェ、バーの上です。このカフェがよかった。


町中の有名な観光地をちょっと回しましたが、私は2回目。ピートも主な目的は娘さんに会うことなので、ささっと見ました。

前回娘と泊まったホテルも行ってみました。いろいろ思い出が戻ってきました。あの頃は彼女が摂食障害がやっと治りかけてきたころでした。本当にいろいろあったな。元気になってきたご褒美で行ったようなものでしたが、その頃もまだベジタリアンしか食べれなかったんだ。


今回初めて行ったよかったのは、川沿いのマーケットと、共産主義博物館。このミュージアムは結構視点が傾いてましたが(反共産主義)、チェコの歴史はよくわかりました。博物館でこんなにすべての展示物の説明を読んだの初めて。


そのあとは超共産主義とは逆の、ゴージャスな、まさにヨーロッパって感じのカフェでケーキを食べました。


写真載せときます。







テイラー・スウィフト

 Taylor Swiftって日本でも人気ですか?きっとすごい人気なんだろうな。イギリスでは社会現象といえるくらい人気です。去年ツアーがあったときは毎日のように大ニュースでした。

それで2年くらい前、The Midnightのアルバムが出たときに聞いてみたのですが、正直言ってどこがいいのかわかりませんでした。古い曲では2曲ほど好きな曲があったのですこのアルバム、ピンときません。


でも音楽の趣味なんて個人の問題。それよりも彼女は、自分で自分の音楽ビジネスを把握してコントロールしているし、大きいレコード会社に操られてるミュージシャンが多い中、女性があらゆる側面で音楽ビジネス界に力を持つというのは、素晴らしいことだわと思ってました。


昔を知る私としては、マドンナみたいって感じ。

ファン層は子供も含めた若い女性が中心のようです。

今年社会人になった娘に聞いたら、私と同じような意見でした。音楽は好きじゃないけど、女性解放の見地からは、素晴らしいことであると言ってました。


それがこの週末、私は午後家にこもってペンキ塗りのDIYをしていたのですが、なんとなくそんな気になってテイラー・スウィフトまた聞いてみました。


そしたらね。なんとなく切なくなってきました。


最近の女の子、大人になるは難しい。昔から難しかったのかもしれないけど、今は特に難しい気がする。イギリスでは若い女性のメンタルヘルスの問題がここ10年ほどにすごく大きくなりました。うちは娘が高校生の時に摂食障害になって本当に本当に大変だった。そんなことをいろいろ思い出しました。


彼女の曲って歌詞がちゃんとあるんですよ。内容のある歌詞が。もちろん曲によって内容は違うし、私だってちゃんと聞き取ってるわけじゃない。でもただの「愛してるよ」とか「社会は間違ってる」とかとは違う、もっと身近な、ちゃんと聞く価値のあるような歌詞。

こういうのが若い女性の共感を買うのかな。そういえば私が好きだった Shake It Up  もWe will never get together againも、私は歌詞が好きです。前向きな強い女性の歌詞。


日本だとどれだけ歌詞が理解されてるかわからないけど、ネットですぐに探せるし、歌詞も聞いてあげてね。


若い女性たちにとっては、メンターみたいな存在かもしれません。私は若くはないが、気持ちは若いので時々聞こうと思います。

2025年6月9日月曜日

シルクドソレイユ

 2025年になったな。いろいろバタバタ忙しいな。。。なんて思ってるうちにもう6月じゃありませんか。

最近いろいろあり、あっという間に書ききれなくなりそうなので、順を追ってささっと書こうと思います。

2月にロンドンにシルクドソレイユを見に行きました。娘チャーリーから電話で一緒に行こうとのお誘い。え、私でいいの?友達や彼氏といったほうがいいんじゃない?と思いましたが、わかってます。チケットが高い。だからお母さんと行きたい。そうですね。

私としたら、ロンドンまでの電車代やらみんなを連れての食事とか、ロンドンに行くたびにすごくお金がかかる上に、二人分のチケット代。。。。

と思いましたが、人生は短い!楽しめるときに楽しんでおかないと。子供たちだって数年後には赤ちゃんが生まれて、遊ぶどころじゃなくなるってことも十分ありえるしね。

それでロンドンで2泊、チャーリーの超ロンドン街中のフラットに泊めてもらって、ルイも出てきて楽しく過ごしました。金曜の夜は、ルイの彼女と友達まで出てきて、なんとカラオケに行きました。ロンドンでもカラオケができる場所が見つかるようになったんだけど、まだ実際に歌う人は少ないので、今が歌い時かも。

そして土曜のランチはエンジェルの日本食レストラン。お刺身と寿司はないんだけど、普通のものが(おでんとか)おいしかったです。ウナギも安くておいしかった。そしてこのあたりでショッピング。MUJIとユニクロです。とにかく日本ブーム。


夜にシルクドソレイユに行きました。大昔、3回ほどロンドンとモントリオールで見たけど、月日は経てど、あんまり変わってなかったな。なぜかゲイのカップルとか友達連れが多かったです。なんとなくわかる。ショーそのものも、お客さんの感じも、よかったです。


翌日はチャーリーの彼氏ポールも参加で、老舗のインドのレストランで朝ごはん。朝食(ブランチ)にインド料理食べたの初めて!









2024年12月29日日曜日

2024年のクリスマス

 今年は息子ルイがお医者さんになって2年目。クリスマスの翌日のボクシングデーにシフトが入ってたので、ロンドンから遠いデボンの実家にはクリスマスには帰ってこれません。

子供たちが医学部に行った時点でこういう日が来ることは分かっていたんだけど、来たか!って感じ。


それでクリスマスの前の週末に3泊で帰省して、家族で21日にクリスマスをしました。冬至の日で、クリスマスの元々の起源は冬至と言われているし、まあちょうどよかったです。

元彼(子供たちの父親)デイブと、娘チャーリーの彼氏ポールも参加して、5人です。クリスマスの4日も前なので、ディナーだけかなと思っていたら、結局プレゼント交換から何から何まで、本当のクリスマス当日のように過ごしました。夜は家族カラオケ。

日本にたとえて言えば、12月26日に、お正月を、鏡餅からお年玉からおせちからお屠蘇まで、全部やるようなものです。

ちょっと心配でしたが、本当にすっかりクリスマスでした。翌日以降、世間一般がまだクリスマスをしてないのが変なくらい。「まだやってないのね。私たちはもう済ませたわよ。」と、妙な優越感まで感じました。

ルイは翌日の22日にロンドンに帰っていきました。ロンドンでのクリスマス当日は、彼女の実家に呼ばれているそうです。

チャーリーの彼氏ポールはその翌日の23日に帰りました。彼は自分の実家で家族とクリスマス。

それでクリスマス当日は、チャーリーとデイブと私の3人。ディナーは餃子と手巻き寿司にしました。プレゼントももうあけてしまったし、なんかちょっと残念なクリスマスでしたが、仕方ありません。

来年のクリスマスはチャーリーもお医者さんです。まだどこに行くかわかってないし、来年も家族で集まれるかな。


チャーリーは27日にロンドンに帰っていきました。私は一人で仕事したり家でぶらぶらしてます。










おまけのロンドン

 11月に大阪に帰省した話を書きましたが、その時の飛行機はロンドン発着でした。それでその前日と、戻ってからの数日、ロンドンの娘チャーリーの家に泊めてもらいました。

まず前日は、電車でロンドンまで行って、仕事帰りの息子ルイとチャーリーと、ユーストンの近くのインド料理屋で食事のあと、キングスクロス附近でパブで一杯。

私は旅行前はいつも緊張してるので、「これが二人に会う最後かも。」と根拠なくドラマチックな気持ちになってました。ルイの仕事帰りに会うのは初めてだったのですが、仕事は今のポストは楽しそうで安心しました。お医者さんなんですが、ジーンズはいてました。それで診察するんだって。患者さんをリラックスさせるという意味があるらしい。


そして大阪に7日間行ってまたロンドンに。木曜についたので、日曜までゆっくりさせてもらいました。寒いのであまりあちこち行きませんでしたが、食事とかショッピングとか、アートギャラリー、パブ、カフェ。ロンドンはいろいろあって楽しいです。

今回はなぜか子友達の友達にたくさん会いました。たまたま集いがあって誘ってもらったり、わざわざ会いに来てくれたり。


日本から買って帰ったお土産の大半は、ロンドンからデボンに帰ってくる頃には半分以下に...🤣🤣 スーツケース一つ置いて帰りましたよ。












大阪での高校の同窓会

 11月に大阪に5日間帰りました。高校の35期生の還暦同窓会。私の行った高校は大きい学校で一学年に500人以上いました。同窓会の日程は1年以上前に決まってました。同窓会のためだけに帰るっていうのは、なんか大げさな感じ。仕事1週間以上お休みしないといけないし、何よりお金がかかる。でも、この機会を逃したら、次はみんなに会える機会なんてないかもしれません。それで思い切って行くことにしました。

参加とは決めたものの、それでもいろいろ不安要因があり、最後の最後まで、中途半端な気持ちでした。

母が8年前に亡くなり、いろいろ事情があり実家に帰れなくなり、泊るところすらありません。それでホテル。親がなくなると、生まれ育った土地に帰っても、ホテル取ることになるんですよね。寂しい。大阪のホテル高い。そういうわけもあり、5泊。

そして飛行機。昔はKLMで帰ることが多かったんだけど、ヨーロッパ系の飛行機はウクライナ戦争以来無茶苦茶高い。その中で激安なので、中国の飛行機。値段はなんと3分の1。しかも乗り継ぎのスケジュールもよくて、ロシアの上を飛ぶから速くて、大阪まで飛ぶし、その上スーツケース2つまで無料です。

で、これを予約したんだけど、いろいろわるい風評を耳にして、本当に本当に心配でした。

そういうわけで、100パーセント乗り気というわけでもなかったのですが、ふたを開けてみれば、すべてうまく行きました。飛行機は(食事と機内エンタメはひどかったけど)、スムーズに飛んで乗り換えも問題なし。(ただオンラインチェックインが出来ないので、なんとなく直前まで心配でした。)

予約を取ったホテルは駅にも梅田にも近くて、狭いながらも快適。

そして初日から最後の日まで、大学の友達やら高校の友達やらと毎日食事会飲み会。本当に楽しかったです。

そして同窓会自体は先生たちも入れて150人近くが集まるという大盛況でした。本当に高校の友達っていいなあと思いました。2次会のディスコ、マハラジャ(昔からある心斎橋のディスコ)ここも80人くらいが参加。還暦とは思えないエネルギー。ほぼ全員が踊りまくってました。曲は80年代の曲。YMCAとか。🤣🤣


テニスクラブの友達と同窓会の翌日に改めて会い、いろいろ人生の波をお互い語り合って、やっぱりまた帰ってこようと思いました。