私はすごい田舎に住んでいまして、そこで外を自由に出入りする猫を飼っているので、時々(週に1-2回くらい)獲物を捕まえて家に入ってきます。大体がネズミですが、小鳥のこともあるし、トカゲやモグラやコウモリを捕まえたこともありました。
どうして家に持って帰るのか。それについてはいろいろセオリーがあるようで、ここでも書いたことが何度もあります。
ひとつは見せびらかし。それから人間に対する哀れみ。そしてもう一つは本能。猫は自分の子供に狩りの教育をするのに、半殺し状態の獲物をもってきて子猫に与えて殺させるそうで、それの延長のようなものだとの話をネットで読みました。
それで私も、この本能説を信じておりました。
すると先日、こんな記事を読みました。猫は猫同士とかほかの動物に対しては、喧嘩以外で鳴くことはなく、人間に対してだけミャオミャオ鳴く。それは、猫が自分も人間と同じ言葉をしゃべっているつもりだからだ。とのことです。
つい昨日も、また猫のペッパーちゃんがネズミを咥えて家の中に入ってきました。
まず入ってくるときにミャオ~と大声で宣言するように鳴いて、ずかずかと台所に来て意気揚々とネズミを床に置いて、どや!という感じでネズミの横に座り、また何回かみゃおりました。
その感じがですね、人間語に直すとまさにこんな感じ。
(ドアを開けて)「 たこ焼き買ってきたよ~。」そして台所のテーブルにたこ焼きを置いて、「ほら。食べよ食べよ~、早くおいで~、冷めるよ~。」
そう考えたら、やっぱり猫って、呑みに行ったお父さんが家族にお土産を買ってくる感じで、自分は外で十分ネズミを食べたので、お土産に家に一匹持って帰ろうと思うのでしょうか。
そういえば昔、まだ自分は猫を飼っていなかったころ、隣の猫を猫かわいがりしていたら、家の入口の前にネズミを置いていったことが何回かありました。
案外律義な動物かもしれません。ツンデレですね。
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2 件のコメント:
ペッパーちゃんご活躍ですね=^_^= 以前、実家の庭に来ていた野良猫にご飯を恵んだら翌朝お礼を置いてました。アリンコにたかられたトカゲの半身。その次の日はもぐら。友達に言わせると「一宿一飯の恩義ちゅうやつね。近頃人間界でも珍しくなった律儀者」だそうで。雌猫の方がハンターだと聞きました。我が家にいた猫もベランダでセミを捕まえるのはきまって雌でした。雄はライオンと一緒で狩りはしなかったなあ(笑)
さるさん、おひさしぶりです。
ありにたかられたトカゲの半身・・・・。なかなか見事なお礼ですね。モグラもすごいですよ。滅多に見れるものではないですからね。でも、さるさんってどんなところに住んでるのかなあと想像を巡らせてしまいました(笑)
うちのペッパーちゃんは雄なんですよ。狩りをするのが好きです。昔となりに狩りがうまいすごく大きい雄猫がいて、ペッパーは子猫の時この猫が大好きで、よくついて回っていたので、狩りを覚えたのかな。猫通しの人間関係(?)も面白いですよね。ペッパーは結構喧嘩っ早い猫で、ほかの猫とは一切仲良くしないんですが、この猫だけは慕ってました。
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