2009年9月7日月曜日

久しぶりにランチに行きました。

今日は友達4人でランチに行きました。一人の友達の家の近くの村の小さなパブです。昼間なのに、そしてこんなに静かな小さな村なのに、カウンターではもうお酒を飲んでる人がいました。



食べたものはホームメード・バーガー。ハンバーガーがお皿に乗って、そこにちょっとサラダと、自家製のトマトソースがついています。それから4人でチップス(フライドポテト)を一皿分けました。これで一人5ポンド。飲み物は各自自分でカウンターで買って、私はダイエットコークで1ポンド30。1ポンド200円との楽観的な換算レートで言うと、1200円くらいか。本当は今はもっとポンド安なので、1000円くらいなんですけど。まあどちらにしても、とにかく子供の分を払わなくて、自分の分だけで良いというのは安いです。



行った友達は子どもの学校関係のお母さんたち。幼稚園のころからの付き合いで、幼稚園の運営にみんなかかわっていたので、今でも付き合いがあるんです。先週の金曜にそのうちの一人からメールが来て、誘ってくれました。残念ながらというか、話題はすぐ子供のこと、学校のことになってしまうんですけど、まあ接点がそれだから仕方ありません。普段学校に足を運ばない私にとっては、まあちょっとしたゴシップの仕入先です。

先週はルイが友達の家に遊びに行ったんですけど、そのお母さんも私の友達で、彼女からメールがあり、迎えに来るときに早く来て、お茶でも飲みましょうとのお誘いでした。それでそのときも1時間ちょっとお邪魔して雑談をして帰りました。そういえば数日前は、また別の学校関係の友達から電話で、日本のことなどを話し、じゃあ数週間後にお酒でも飲みながらゆっくり話をしましょうということになりました。

私はデボンには友達もいないし、家族以外は余り会う人もいず、仙人のように精進して暮らしている気でいましたが、日本から帰ってきて生活が軌道に乗り出すと、こうやって誘ってくれる人もいるのだなあと思うと、ありがたいことです。ただ夜出かけることがめったにないので(年に1度とか)、寂しく暮らしているような気でいるんですけど。

でも普通の週は週に一度水泳とサルササイズにそれぞれ別の友達と通っているし、夜出かけないだけで、友達のいない寂しい生活というわけでもないなあと、あらためて思っています。

それでも昼間は家族以外誰とも会わない日もよくあるし、仕事に行ってもこういう仕事なので、同僚というのもいないし、日本でのにぎやかな生活に比べれば、本当に静かです。でもそれも良いかなあと思う。1年の大半を畑仕事と瞑想とヨガをしながら物を書いてすごすのも、私には向いてるのかなあって。

でもそれだけでは嫌なので、年に一度日本に来て、もしくはロンドンに行って、都会の夜の灯をたっぷり浴びたいです。どちらが充電で、どちらが放電なのかわからないけれど、そういうメリハリのある生活が私の理想。だから日本に1年の半分、イギリスに1年の半分暮らせたら、本当に理想なんだけどなあ。何かイギリスに住んでいてできる日本の仕事とか、ないかなあ。もちろん一番楽なのは宝くじに当たって、ここの家の住宅ローンを返して、日本とロンドンにもマンションを買えれば最高なんだけど、私の複雑な人生にはそんな簡単な落ちはないだろうなあ。

9 件のコメント:

こんの さんのコメント...

あのー...すべてが満たされた生活、そういう暮らしって、どうなんだろう
大きな不足は困りますが、小さな不満・思いや欲望は、むしろ楽しく生きる触媒というか、弾み車(モチベーション)になるような気がします
うっふふ そう「宝くじに当たる」夢も見られますし、もしなになにしたらという空想も楽しめますよね
飽食したときのあのつまらなさ、というか苦しさに似た気持ち、よりは(もう少し食べたいなぁ)と思う時の方がいい
結局は、ね 満たされた者の贅沢なんですよぉ(と、ばかりは言えないかも...)っふふ

こんの さんのコメント...

いちばん惨めなのは、他人のそれと比べて不満を感じること
「今がいちばん幸せ」と思う気持ちになれれば、それがベターのような気がします
うう きょうはちょっとへんな気分です
こういうことを書こうとは思わなかったのですが...

Atsuko さんのコメント...

すべてが満たされることってきっとないですよ。ひとつ希望や夢がかなったら、そこからまた新しい欲望が生まれます。でも欲望って聞こえは悪いけど、こんのさんのおっしゃるとおり、悪いものじゃないと思います。欲望があるからこそ、人間は前に進み続けるんだと思いますよ。宝くじに当たっても、しばらくするとまた新しい欲望が生まれて来ますよ。それは生き生き生きている印だと思うんです。だから当たりたいですね、宝くじ。(変なロジック)
そうなんです。最近は私のブログ、こういう話題が多くなってきましたね。面白いですよ、皆様のご意見を聞くの。

あくあ さんのコメント...

うん、宝くじに当たっても、住宅ローンを返して、日本とイギリスで半分半分暮らせるインフラを手に入れても、きっとその先にまた欲望が生まれますよね。だから望まない方がいいんだという考え方だと人類はその場で止まってしまうので、やっぱり若いうちは欲を出してそのエネルギーで進歩していかなきゃなと思います。その点では最近の日本の若者は欲が少ないらしく、それも日本の行く末を憂える理由の一つですねぇ。

でも、最後には人類は別に進歩なんてしなくてもいいんじゃん・・という境地で終わる気はするけれど。ま、まだ悟れる年には至ってないので。

Atsuko さんのコメント...

望まない、なんてことは生きてる限りはできないんじゃないでしょうか。生存に関する基本的な要求が満たされれば、愛情だとか生きがいだとか、そういう次のレベルの欲望が出てくるんですよ、きっと。
だから人類は、望むのぞまいない、良い悪いいにかかわらず、進歩し続けるのは必至、そんな風に最近は考えてます。そう思うと、結構元気が出てきます。

Atsuko さんのコメント...

日本の若者。私たちみたいに高度成長期に生まれ育って、バブルで青年期を過ごした人たちと、延々と続く景気低迷の中で育った人たちとは、やっぱり欲望の景気よさも違うのかなあ。「10億円」なんていうの、私は大好きだけど、そんなこといえるように彼らはそだていないんでしょうかね?

本読みと山歩き さんのコメント...

「宝くじ」は当たらないほうがよい。
だから私は買いません。
「悪銭身に付かず」。
宝くじは悪銭とはいいませんが、努力せずして手にした金は、きっと使っていてもあまり面白くありません。
っと私は思っています。わっはっは。
 山も苦労して登った山頂からみる景色とリフトで登ってみる景色では、本人の感じ方は全く違います。
苦労して登った山からの景色はその苦労が深いほど、感動は倍増し、自分のものになります。
また山の話になってしまった。

Atsuko さんのコメント...

努力して手に入れなくても良いから、宝くじは当たりたいです!しかも100万や200万じゃだめです。1等でないと人生変わりません。イギリスって週に2回もやっていて、1等数百万ポンドなんですよ。2億円ってとこか。ベルギーもユーロロット、あるんじゃないですか。これなんてもっと中途半端じゃない賞金ですよ。

でも私の人生は、そんな簡単な解決の仕方をしないようにできてる気がするんです。それよりももっと意表をついたことが起こって、良い風にどんでん返しになるような、と勝手に楽観的に想像しています。


それにしても山への話の持って行き方が絶妙ですね。

Atsuko さんのコメント...

(続き)確かにおっしゃるとおり、事業で成功して億万長者になったり、書いた本がハリーポッターのように売れて、印税がっぽりなら、そのほうが良いですけどね。でも私には今のところそういうインスピレーションがやってこないので、手っ取り早く宝くじでって思っちゃうんですよね。

苦労して手に入れなくても、ありがたく有意義にに使わせてもらいますよ。うまく運用して、二度とお金のために働かなくてもいいようにして。結局お金ってフリーダムの象徴なのかなあ。