2009年9月13日日曜日

コルラビ











今日も好天気というか、昨日よりさらにいっそう温かくなっているようです。また海に入りました。4日続けて行ったのなんて、初めてじゃないかな。明日もまだ天気は持ちそうですが、明日は学校のあと子供たちの水泳があるので、もう海はいけないと思います。そういうわけで、まず間違いなく今日が海納め。寂しいです。


今日は昼ごはんにローストチキンを作りました。前は日曜の夜によくローストをしていたのですが、子供が日曜の夜遅くまで水泳のセッションがあるので、時間のある日は最近はランチにたくさん食べます。メニューは

ローストチキン
ローストポテト
茹で人参
ローストスイートポテト(日本のサツマイモとはちょっと違う)
コルラビのヨーグルト煮


りんごとスモモのクランブルとカスタードソース



コルラビというのはイギリスでも珍しい野菜です。普通の人は知らないし、店でも売っていないのですが、ガーデニングの本には必ずのように載っています。それで今年初めて育ててみました。写真は葉と根を取ってしまいましたが、上に葉が生えていて、すぐ下が根です。育てたのは良いんですけど食べ方がわからなくて、インターネットで調べました。皮をむいて茹でれば良いんですけど、ちょっとこってヨーグルト煮にしてみましたが(写真ではチキンの隣)、さっと茹でてにんにくとしょうがでさっと炒めておしょうゆをかけたほうがおいしいような味でした。ブロッコリーの茎のような味。


それでどうしていったい、私はこんな野菜、見たことも食べたこともないものをわざわざ育てたんだろうと、考えてしまいました。結局私って、とにかく何でも新しいことを試して見たいんだろうなあ。ガーデニングの本やカタログに載っているの、とにかく一度は試したい。失敗したって、どうせ元手はたかが種一袋なんだから。

それで今日は今年育てた野菜、果物をリストしてみることにしました。

じゃがいも
人参
ビートルート(赤紫のボルシチの材料になる根菜)
パースニップ(白い人参に似た根菜)
たまねぎ
にんにく
ほうれん草
セロリアーク(セロリ味の根菜)
スイスチャード(ほうれん草に似ている)
アスパラガス
アーティチョーク
小松菜
大阪しろ菜
ブロッコリー
カリフラワー(日本にいる間に害虫にたかられて、ひとつも食べられませんでした)
キャベツ
ケール(ごわごわしたキャベツっぽい菜っ葉)
大根
ターニップ(かぶに似ている)
コルラビ(上述!)
白菜(多分だめ。今までひとつも育ったことがない。)
長ネギ
レタス
とうもろこし
トマト
きゅうり
パプリカ(ひとつもならなかった!)
茄子(同じく、だめでした。一度も成功したことがない。)
ズッキーニ
かぼちゃ(ハロウイーン用と食用。ハロウィーン用はだめみたい)
さやえんどう
グリーンピース
そらまめ
絹さや
ラナービーンズ(日本に行ってる間に季節は終わっていた)
パセリ
チリ



果物が
イチジク(日本に行ってる間に食べられた)
りんご
さくらんぼ
すもも
ルーバーブ(ピンクのセロリに似たもので、砂糖と似てデザートにする)
イチゴ
ラズベリー
グーズべりー(すっぱい実)
レモン(まだ実がなったことがない)



そしてこれとは別にセージ、タイム、ローズマリー、ミントなどのハーブが手入れもしないのに花壇で育っています。


こうしてみてみると、どうして毎年失敗するものを育て続けるんだろう?多分、まずは挑戦してみようと種を買って、まだそれが残っているので、今年こそという気になって撒いてしまうんでしょう。ナスは大好きな野菜で、よく使うのですが、イギリスで買うと高いので、何とか今年こそ、と思うんです。白菜も途中までは簡単に育つんだけど、とにかくナメクジにやられるので、まともにできたことがありません。


日本の野菜ではごぼう、シソ、水菜、三つ葉、枝豆を育てたことがありますが、それぞれ理由がありあきらめました。セロリもできたことはできたけど、スジだらけの惨めなものでした。


こうしてみてみると、日本もイギリスも温暖気候で、そう気候が違うわけではないのに、ずいぶん野菜が違いますねえ。日本にない野菜もたくさん。そういう野菜が私にとっては普通の野菜なので、知らないうちにこっちの食文化に馴染んでしまったなあ。


最後の写真は生垣のへーゼルナッツ。手の届く位置のは採られてしまっていて、ちょっとうまく撮れなかったけど、わかるでしょうか?
















5 件のコメント:

こんの さんのコメント...

「へーゼルナッツ」ありがとう そういう状態の生け垣にたくさんなるのですね

あつこさん それにしてもずいぶんと多くの野菜を...
野菜は、土地や気候など環境が合わないとうまく育ちません。なかなか微妙というか、どこででも育つわけではないのです
「天童の家」あたりで栽培する「青菜」(せいさい)は越冬用の漬物にするととても美味しいのです。これが隣県の新潟ではうまく育たないのですよぉ

Atsuko さんのコメント...

イギリスで普通に食べる野菜は簡単にできますが、やはりおっしゃるように夏野菜は夏のあたりはずれが大きいので、うまくできたりできなかったりします。はじめはよく育っていたものも、数年たつうちに害虫が多くなったり、病気になりやすくなったり。年にも寄るんでしょうね。
日本の野菜の種、こちらでも品種改良したのが普通の種のカタログに載っていて、物によっては簡単に育ちます。大根とかぼちゃはよく簡単にできます。
せいさいのお漬物、食べたいなあ。

ひ さんのコメント...

コルラビは、こちらでは、マッシュにして、生クリーム、塩、こしょうで味付けして、塩づけ、もしくはスモークした肉のつけ合わせで食べます。スープの具でもいいですよね。こっちの人は、スティックにして生で食べたり、私も生におしょうゆをつけて食べるとお漬物みたいでおいしいと思います。やはり、収穫直後って緑なんですね。こちらのスーパーでみるのは、黄色がかって、枯れた感じです。ところで、わたしたちのサークルって今でも存在するんですか。わたしは、ちょっと幽霊部員的なところがあったので、キャンプとか行ってなかったなぁ、、、。

あくあ さんのコメント...

す、すごいな・・・。それだけ広い土地があって、いろんな種をまけると楽しそうですねぇ。引き寄せの法則で、老後、そのくらい広い農地をゲットできるよう宣言することにします。テニスコート付きの家ってところまでは決めてるんだけど。

Atsuko さんのコメント...

ひさん、そうなのか。そちらではコルラビってお店で帰るようなれっきとした野菜なんですね。おしょうゆ漬け、今度試してみます。おいしかったら来年も種をまこう。
サークルは吉田先生が退官されてから、なくなったような気がします。まあ、何か活動するというよりも、部室でたむろするのが主というサークルでしたからね。

あくあさん、私もテニスコート欲しかったんですが、作るのは簡単でもあとのメンテナンスが大変そうなので、夢リストからはずしました。今は夢リストの中身は洋服ダンスとか、寂しい内容です。