2020年3月7日土曜日

コロナ関係の買いだめ

ちょっとご無沙汰してるうちに、イギリスでもコロナウィルスの感染者の数が急増しました。3日くらい前から倍増するようになり、今日200人を超え、死者は2人ということです。

日本でも、というか世界中でトイレットペーパーの買だめが話題になってますが、イギリスも昨日はニュースでその話題が出てました。

買だめ、品切れと言えば、まず最初に感じたのはマスク。まだ1月の末だったのですが、娘がアマゾンでマスクが200ポンドで売ってると連絡してきました。イギリスではマスクをする人は見ないんだけど、中国人も多く住んでるし、買いたい人はたくさんいたのかもしれません。それで私も、ちょっと値段が下がった時点で、一応すぐに届く10枚と、中国から1か月くらいの納期で送られてくる50枚を注文しました。

イギリスではマスクしてる人はいないのですが、イギリス人の友達に「実は私マスク買ってる。」と言うと、その友だちも買ったと言ってました。念のために買ってる人は案外いるのかもしれません。

同時にハンドジェルをいくつか買ったのですが、その時は全然問題なかったのに、今週くらいからすっかり店から消えました。

その後、インドがジェネリック医薬品の輸出を制限するというニュースがあり、日本でのトイレットペーパーの買占めの話も聞いたので、解熱剤とトイレットペーパー、ハンドソープ、除菌シートなどを念のために買っておきました。

そして昨日金曜日。必要なものがあったのでスーパーに行き、ついでにもうちょっと解熱剤を買おうとしたら(法律で一度に16錠パックを二箱しか買えない)、すっかり空っぽでした。トイレットペーパーもほんのちょっと残っていただけ。ハンドソープもありませんでした。

レジに並んでいたら、レジのところに解熱剤が置いてあるのに気づいて、「こんなところにあるわ」と娘に言うと、あちこちから人が集まって、手が伸びてきました。

周りの人を見ると、大量に缶詰とかロングライフミルクを買ってる人はいませんでしたから、「まあ売ってるうちに、ちょっと多めに買っておくか。」って感じみたいです。(しかし考えてみれば、食料品の買いだめは、実はブレクジットの前に何度もやったので(日程がどんどん延期になったので)、その時の食料品がまだ家にある人は多いのかも。)

だって2週間の自己隔離とかなったら、いきなりいろいろ困るし、もしも急にコロナが蔓延が拡大したら、流通も人手不足で品薄とか品切れとかも十分あり得るし。

でも、こうしたパニック買いの心理って、コロナウィルスというよくわからないものに生活を大きく脅かされるという不安感から、取りあえず何かできることをして備えたいっていう感じじゃないでしょうか。

でも本当はよくないんですよね。イギリスには低所得の人が多く存在して、そう言った人たちは週ごとにお金やお給料を受け取るから、そうそう買いだめはできないし、お金をもらって買いに行ったらもう品切れってことになると、すごく困るだろうし。

解熱剤のように、ハンドソープとかハンドジェルとか、一人二つとか制限すればいいのに。

ではこちらもよろしくお願いします。



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