2020年3月23日月曜日

コロナウィルス、ロックダウン初日

前のポストを書いたのが8日前。その間にいろんなことが起こってしまいました。

イギリスでは毎日のように小出しに国民生活の制限が出されています。今のところは、

パブ、飲食店、劇場、映画館、ジムすべて閉鎖。
外出は必要最小限にとどめるようにとの通達。
人との距離は2メーターを保つこと。
学校は休校。GCSEとAレベル(センター試験のようなもの)キャンセル。
ビジネスは在宅勤務。

が、ただいま国会審議中で、今晩発表があるそうです。

それで私個人の生活も大きく影響を受けました。まず失業。ヨガの先生なのですが、レッスンはすべてキャンセルです。

ロンドンの大学に行っている子供たちを連れて帰ってきました。大学が9月まで閉まったし、 ロンドンのほうがリスクが高いうえに、いつ帰れなくなるかもわからないから、取りあえずスーツケース一つで帰ってきました。しかもこの昨今のパニック買いだめで、二人ともスーパーに行けど、パンも卵も牛乳もチーズも、何も買えず、食べるものもありません。ルイはトイレットペーパーまで切れてました。😱😱😱😱😱

仕事は、政府はいまのところ自営業には何の援助もなく、このままでは餓死ですから、オンラインレッスンを開発中です。

うちはすごい田舎で海に近いので、昨日も今日も海に散歩に行きました。が、都会から人が田舎にやって来たり、都会の公園が混んだりで、今晩には外出禁止令が出るだろうといわれてます。

イギリスは温暖化で秋から雨が降りやまず、やっとこの週末晴れたかと思ったら、これですよ。

実は私は、ヨガの閉鎖を余儀なくされて以来、収入がなくなることもあり、相当落ち込んでいたのですが、考えてみたら子供たちも、ロンドンでの楽しい大学ライフがストップになり、いろいろ不安だったり残念だったりを我慢してるんだなあと思い当たり、気持ちを切り替えました。

みんないろいろ不便や不安や困難を抱えています。受け止めて心の平和を保つしかないです。

ま、とはいえ、天気はいいし、家族も久しぶりに集まったし、身の回りでは特に大きな困難はないです。今のところは。

ではこちらもよろしくお願いいたします

2 件のコメント:

foo さんのコメント...

いやもう、本当に食品入手が大変です。特に卵が全然ない!あれは国内産がほとんどだと思うんですが、どこに行っちゃったんでしょうね。私はオンラインショッピングでほとんどの食材を手に入れていたので、それが困難になって(老人やハイリスク群中心)スーパーマーケットをはしごしなくてはならなくなった今、むしろ感染リスクが上がりました。西欧は集団ヒステリー状態ですね。

政府の言う不心得者、本当に、どこにいるんでしょう。ニュースに映った報道画像だけだと、普通に公園でおとなしく散歩している人たちだけにしか見えないんですけど、どっかで集まっちゃってるんでしょうかね?大規模ピクニックをしてるとか?少なくとも、うちの周りにも不謹慎ものはいなくて、犬の散歩同士ですれ違う時には、わざわざ相手が道を渡ってくれたりします。ロンドンの一番外側で、歩けば数分でロンドン圏をはずれちゃうんですけどね。

しかしコロナの被害がどんどん大きく言われ出して、「健常者には単なる風邪」という見解はどこに行ったんでしょう。政府がこの病原ウィルスの出自による強暴性とかを発見して、何か隠しているんでしょうか。

教育に関しては、本当に被害が大きいですよね。うちの医学部生も、オンライン講義で1日の大半過ごしています。FY1の方は成績によってがんばって獲得した教育プログラムが変更され、4月から違う臨床科に移るはずだったのに、呼吸器内科に残留です。医師の感染の話を聞くたびに、医師にした自分に少し、いや今はすごく後悔しています。

Atsuko さんのコメント...

fooさん
何か月も雨と嵐が続いて、やっと晴れてきたかと思うとこれで、残念でなりません。

今日はこのあたりは、老人人口が多いせいか、すごく閑散としてました。大きいスーパーに行ってもすごく空いていて、野菜と果物は山のように積まれていて、この大半が廃棄になるだろうなあと思うと、これもすごく腹立たしかったです。しかも一方まだトイレットペーパーも小麦粉もありませんでした。卵はこちらはありました。鶏は毎日同じだけ産むので、きっと流通もしてるはずなのに、誰かが買い占めてるんですね~。

その不謹慎者のこと、私も思ったのです。週末にロンドンに行きましたが、公園など人は結構いましたが、みんな2メートルは最低あけていたと思いますけどね。今日は、ビーチなどにパトカーが出て、人を質問してたとか。警察国家になるのも怖いけど、市民同士がお互いを見張りあうような雰囲気があり、すごく嫌です。

日曜に取りあえず子供たちを連れ戻してきましたが、昨日は娘の寮から、4月11日までに引き払えば、最後の学期は寮費をキャンセルできるという連絡が来て、自分たちが病気になる前にと、明後日また本人とお父さんがロンドンを引き払いに行きます。本当に引っ越しなどしてもいいのか、心配ではありますが。

医療関係者の感染、本当に心が痛むし、我々としてはぞっとすることですよね。すぐにPPEの供給が改善することを祈るばかりです。