2013年11月1日金曜日

ジャムの時間

ここ数年秋に、趣味の延長で細々とジャム等を売ってましたが、チャーリーと儲けを山分けすると言うことになって、俄然チャーリーががんばりだしました。このハーフタームホリデーに作ったのは、スローとオレンジチャツネ、パンプキンとジンジャージャム、林檎とブラックベリージェリー、林檎ブラックベリーチーズ(乳製品ではなく、ペースト状のジャムのようなもの。)

ちょうどいい大きさの瓶が無くなって、大きいのやら小さいのやらいろいろ作りました。後はこれを売るのみだけど、本当に売れるのか?まあ売れなくても家で食べたり人にあげたりすれば私はいいけど、チャーリーは嫌でしょうね。

チャーリーが友達の家に遊びに行ったら、そこのお母さんもたまねぎのピクルスを作って、自分の働いている老人ホームで売ってるそうです。こういう人ってけっこういるのかなあ。

元々私がやり始めたのは、庭で大量に果物が出来るし、興味があっったから。それがあまりに大量に出来たので、ちょっと売ってみようかなと思ったら、すごくよく売れたんです。それで、今年で3年目です。

今はチャーリーと一緒にやるからやりがいもあるけど、でもこれってけっこう虚しくなることもあったんですよ。だって単価が知れてるから、いくら売ってもそんなにお金にならないし、作れる量も限られてるし。

それに何よりも時間がかかる。その時間がね。なんか虚しくなる。こんなことしてていいんかなあって。

英語ではLabour intensiveと言うんですが、時間と労力がかかりすぎ。

それで考えてみたら、私の生活で、趣味で始めた好きなことだけどLabour intensive過ぎてやめたことっていくつかあります。編み物。籠つくり。

これってよく考えるとやっぱり変。だって趣味は元々時間がかかるものだし。でも時間がかかるからやめるって。そして突き詰めて考えると、時間だけでなく労力もかかってることがネック。

つまり籠や編み物やジャム作りって、製品が出来上がるじゃないですか。別に売るわけじゃないけど、その製品には「店で買ったらいくらくらい。」っていうバリューがある。すると、籠やベッドスプレッドを編んで、出来上がった作品に金銭的な価値を与えたら、時給50円とか100円とかになってします。

こんなこと考えなきゃいいんだけど、考えてしまう。これはやっぱり時間に対するプレッシャーがあるからでしょうね。

今ジョンアービングの小説を読んでるんですが、小説読むのって時間かかるし、それよりはスピリチュアル系の本で読みたい本がいっぱいあるから、そっちを読むべきかなってことまで考えるし。テレビ、新聞、ピアノの練習なども、時間がないって言うのを理由にやめたし。

かといって、全然時間がないような生活をしてるわけでもないんだけど。

きっと無駄な時間をたくさんネットの世界に費やしてるんだろうな・・・・と、言われなくても感じてます。ネットを使わない日というのを週に1日もうけるといいかもしれませんね。

実行できる自信ないけど。

ではよろしければこちらのクリックお願いいたします。

 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


透明なコンテーナーに入って、出荷を待つのみ。

2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

お金を儲けるのが目的なら労働集約的な仕事はいかんよね。金持ち父さんの本にも書いてあるけど、お金はお金を作り出す仕組みを考えて、その仕組みを作る方法で作らないと、自分の時間を切り売りして作るんじゃ限度があるからね。元アイドルで不動産投資で成功している人の話を聞いたことあるけど、松田聖子みたいな姿かたちで、カフェでまったりしながら、いかにして時間と労力を使わず稼ぐかを考えるのが好きだと言ってましたよ。

「今日の午後は」とかいうふうに時間は制限してやってるけど、くだらない2時間ドラマを見るとか、雑誌を読んだりするいわゆる無駄な時間は、自分のための時間だと思って使ってるなぁ。その間は無駄かどうかなんか気にせずに好きなことした方がいいんじゃないの?

ジャムは好きで作ってて、果物も無駄にならないし、人には喜んでもらえるし、チャーリーちゃんが働いておこづかいを稼ぐ勉強にもなるから、いいんじゃないの?食べてみたいですよ。

Atsuko さんのコメント...

何かを作ってお金を稼ぐなら、芸術品とかよっぽど付加価値のあるものでないとね。時間や労力に比例するような稼ぎ方じゃ、儲からないよね。時間も労力も限りあるし。「付加価値」がポイントのような気がします。

その金持ち父さんの本ってなに?

ジャムはね、たぶん売れても売れなくても、作り続けることになると思うよ。庭で果物が取れる限り、捨てるわけに行かないし。