2012年3月16日金曜日

Anita Moorjani

たまたま偶然アニータ・ムージャニという女性のことを知りました。彼女は年は私と同じくらいかちょっと若いくらいだと思います。2002年にリンパ腺の癌に冒され、2006年に昏睡状態に陥り、医者からはあと長くて36時間の命だろうと宣告されました。

その昏睡状態のとき、実は彼女は臨死体験をしました。彼女自身その時これが臨死体験という意識はなかったのですが、体が急に自由になり、安らかな、これまで体験したことのないような愛に包まれた感覚を感じました。

見えるはず、聞こえるはずのないものが分かりました。だんなさんが病室の外で医者と交わしている会話や、お兄さんが飛行機に乗って向かってきているのが見えました。それから10年前になくなったお父さんや、友達が現れました。

よくある臨死体験では 、トンネルの中を抜けるとそこはすごい光に包まれていただとか、目の前に今までの自分の人生のすべてが見えたと言う話がありますが、そういう体験はなかったそうです。

面白かったのは 、自分が注意を向けることは、あっという間に身近にやってきたと言っていたことです。つまりお兄さんはどうしてるかなあと思ったとたんに、目の前にお兄さんが飛行機に乗ってるところが見えたりしたとか。

これって今別の本を読んでるんですが、そこにも同じようなことが書いてありました。あちらの世界では時間がないので、考えたことがすべて即座に結果を引き寄せると言う話でした。

そして彼女は次のようなことを即座に悟りました。

自分は神(でも源でもなんでもいいんですが)の一部であり、人間は誰もがつながっていると言うこと。神イコール愛であり、つまり自分は愛であること。自分は神的な素晴らしい存在であり、どんなことでも可能だと言うこと。 自分がこの世に生きているのは、その素晴らしい自分を体現するためであること。

(この「自分は 」と言うのは彼女自身のことだけではなく、我々は誰もがそうだと言う意味です。だって人間は誰もが繋がっていますからね。)

その時にお父さんに、ここから先は来てはいけないと言われました。肉体に戻るように言われたのですが、彼女の体は病気でぼろぼろなので戻りたくないなあと思っていました。するとまた即座に、自分が本当は神的存在であるということを自覚したので、戻ったら体はすぐに健康を取り戻すと分かりました。

そうして彼女は肉体に戻ってきました。驚いた医者が彼女の体に触れると、腫瘍は触診しただけで半分以下に縮んでいたのが分かりました。それから数日に渡っていろいろと検査を受けた結果、彼女の癌は数日で完治したのでした。

彼女があちらの世界で悟ったことは、私にはすごく簡単に理解できました。どうしてかというと、エイブラハムの教えとまったく同じだからです。だから全然違和感ないんだけど、普通の人にはちょっとわかりにくいかもしれません。

まあ「愛」って言葉が出てると、いろんなことが分かりにくくなるし胡散臭くもなるんですよね。エイブラハムは愛と言う言葉を余り使わないので、その言葉を借りれば、我々はみんな神の延長であり、この肉体は神の作る宇宙の 最先端と言うことです。

とにかくそういうわけで、昨日はこのYouTubeビデオ見ました。英語なんですが、よかったら見てください。


Dying to be Meと言う本も最近出たそうです。自分の誕生日プレゼントに買おうかなあ。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

YouTube見ようとしたら46分もあったので、後日にします。でもまあ、そういう話は私もすでにたくさん読んだので、違和感はないですね。そういうの経験出来たら人生変わるんだろうなぁ。と言っても臨死してみたいわけじゃないけど。

Atsuko さんのコメント...

そうそう、長いんですが、ほぼすべてのことが語られているので、これさえ見たら本は読まなくてもいいくらいです。まあ時間のあるときに見てください。きれいなわかりやすい英語です。でも彼女って香港に住んでるんですって。イギリスの学校に通ったので、ぜんぜんなまりがないそうです。