2010年4月16日金曜日

農家の動物





ここから歩いて10分くらいのところにチャーリーの友達が住んでいます。家は農家で、チキンやら羊やらを飼っています。今日はチャーリーはそこに昨日生まれた羊を見に行くことになっていました。イギリスでは小学生の子供は一人で出かけることはご法度なので、午前中に自転車で連れて行きました。30分くらいで迎えに来るつもりでいたら、そのお友達が「一緒に見る?」といってくれたので、私もルイも一緒にファームの動物を見学しました。

たくさん鶏がいるのですが、雌鳥だけでなく雄鶏もいます。何種類もいろんなタイプの鶏がいて、一種類につき10羽くらいが、1.5畳くらいの広さの鳥かごというか檻に入っています。なかなかきれいで広々としていて、ニワトリたちものんびりした感じです。

養鶏所といえば小さなかごに一羽ずつ入った鳥が何百羽もいるというイメージですし、フリーレンジの鳥でも結構狭い場所にたくさん押し合いへしあいだと聞いていたのに、ぜんぜん違います。それで、その子に「卵のために飼ってるの?」と念のために聞くと、そうだとのこと。卵をEbay(インターネットのオークション)で売るそうです。????卵をネットで買う人がいるの?

よくわからないなあと思っていたら、お母さんが説明してくれました。彼らは食用の卵や鶏肉を売ることで生計を立てているのではなく、鶏を飼いたい人たちに卵を産む鶏を売ってるそうです。ネットで売る卵は、そのままあちらで保卵機に入れられて、雛になるそうです。だからいろんな種類の鶏がいて、しかも雄鶏がいるんですね。

農家と一口に言ってもいろいろあるんですね。普通の農家は儲からないらしいから、こういうちょっとひねったやり方の方が商売になるのかもしれません。

そのあと羊、豚、馬も見せてくれました。

ところで話は変わりますが、イギリスの空港は昨日からずっと閉鎖です。アイスランドの火山の噴火のせいです。デイブがドイツに出張中で、明日帰ってくる予定なんだけど、無理だろうなあ。まだ噴火は続いてるそうです。たとえ飛行機が飛んだとしても、空港はすごい混雑だろうな。あー大変そう。まあしょうがないですね。この灰がエンジンに入るとエンジンが動かなくなるらしいので、どうしようもありません。噴火が収まらなければ、そのうち船か電車で帰ってくることでしょう。

8 件のコメント:

こんの さんのコメント...

農家のようす、とても楽しく(なるほどなぁ)と拝読しました
命の誕生がそんなふうにして観察できて(いいなぁ)ですね

噴火で欠航 デイブさん さぞお困りでしょう
船で帰ってくるを読み、つい笑ってしまいました
あつこさんの(人柄が表れているなぁ)と思って、可笑しくなってのですよぉ
悪意がありませんのでご容赦を...

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、こんな田舎でも家が農家という人たちはあまりいないので、見学させてもらって面白かったです。

飛行機のことですが、火山の灰は中央ヨーロッパのほうに行ったらしく、ドイツからの飛行機は月曜まで欠航のようです。何とか月曜の夜の船の切符が取れたらしいので、帰ってくるのは火曜のよう。まあ、火山が相手なら仕方ないですね。

本読みと山歩き さんのコメント...

昨日の夜に、ユーロスターでなんとかイギリスから帰ってきました。
通路の補助席です。
 この火山の爆発は、仕事に支障が出るのはもちろん困っていますが、動植物への影響をより心配しています!
まだそっちは火山灰は降っていませんか?近いから心配です。
 
 ヒツジの子供はみましたね。かわいい。牧場もいつくか横切って歩きましたが、生垣などなかなかイギリスらしい風景をほんのちょっと楽しんできました。
 海岸とそこへの道は“最高”によさそうですね~。ほんとうに、いいところに住んでますね~。

あくあ さんのコメント...

いやー、いいですねぇ。心が洗われそうな景色です。今年は遊びに行けるかなぁ。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、ユーロスター、もともと予約入れてたんですか?補助席と言うことは、そうでもないのかな。ラッキーでしたね、とれて。ニュースによると、まだ火山は激しく噴火しているそうで、あまり長期になると、経済だとか、食料品の流通だとか、心配です。国全体が飛行機が飛ばないというのは、なんか不安ですね。灰は今のところ見ていません。人体に影響はなしとのことですが、本当かな。

ヨークシャー方面はちょっとこことは違うのですが、景色がきれいだったでしょう。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、遊びに来てくださいよ。今から9月くらいまでの間が一番ですよ。

本読みと山歩き さんのコメント...

再コメントです。
ユーロスターは、当日(16日)の朝にネットから予約をしました。200£もしました!
ブラッセル駅について、そこから車の回収に空港まで戻りました。
見事に人がいなくて、こんなに空いているこの空港をみたのは初めてでした。
(ある意味感動した)
火山灰は、たいてい相当細かいですから、あっちこっちに入り込みます。人にも物にも、なにか支障があるような気がしますがね。
お互い気をつけましょう!
 バーミンガムのちょっと北の田舎町で、フットパスとNationalCycLeNetworkという道をちょこっと歩きました。
牧歌的でのんびりした良い道でした。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、確か木曜から閉鎖だったから、翌日だったんですね。よく取れましたね。一人だととりやすいのかな。200ポンド、高いようでもイギリス国内の電車もかなり高いから、そんなものかもしれませんね。

火山灰、イギリスでも場所によっては車にうっすらとかかっていたりするそうです。でもまあ、チェルノブイリのときとは違うし、避けることもできないし、気にしてもしょうがないと思ってます。