2010年4月15日木曜日
Peppercomb
今日は昨日と違って青空で気持ちがいい。それで朝ごはんを食べると早速車で5分くらい行った先のPeppercombという谷/森/海岸に行きました。駐車場がないので道端に車を止めるんですが、数台分しかスペースがないのでとめられるかなあと心配していたら、私たちのほかには誰もいませんでした。
うっそうとした森の中を谷と小川に沿って歩きます。海まで距離にしたら1キロくらいかな。途中立ち止まって写真を撮ったり、丘に登ったり谷に下りたりするので、結構海まで時間がかかります。前回は鹿がいたのですが、今日は野生動物はぜんぜん見ませんでした。その代わりいろいろな野生の花が咲いてました。
この海岸は漬物石くらいの石と岩だらけの海岸なんですが、たまたま引き潮だったのでほんの少しだけ砂浜がありました。海岸は見渡す限り人っ子一人いません。こういうのって何年住んでもすごいなあと感動します。いくら田舎とはいえ世界一の大都会のロンドンから車で4時間の場所に、四方八方見渡すが限り誰もいない海岸があるとは。しかもここだけでなく、こういう海岸はこの辺には多くあります。しかもイースターホリデーだというのに。
砂浜に下りると、うなぎのような魚がいました。ルイがあっという間に素手で捕まえました。日本で言うムツゴロウのようなのかな。ルイはMudskipperという魚だといっていました。それからチャーリーがヤドガリを1匹捕まえました。海岸には何種類も海草が落ちていたのですが、ルイがそのうちのひとつを拾って、これは食べられるといって見せてくれました。そこで3人でその場でちょっと一口食べてみました。なかなかおいしかったです。今度はもってかえってサラダにしようかなあと思ったくらいでした。
そのあと午後はお客さんが来るので、12時ごろに海をあとにしました。ここから車までは1キロちょっとではあるんだけど、帰りはかなり険しい上り坂が続きます。それでも家に1時までに帰りたかったので、休まず歩き続けたんだけど、車に乗って家についてもまだ苦しかった。私も普段から結構運動してるほうなんだけど、さすがにほぼ毎日のように泳いでる子供たちは、ぜんぜん平気そうでした。2年位前はこの同じ道をなだめたりすかしたりして、途中でチャーリーをおぶって歩いてきたこともあったのに、もう体力でも子供たちに追い抜かれたようです。こういうのは寂しいというよりは、やっぱり頼もしくてうれしいですね。ああ、楽になったなあと実感します。
午後は学校の2年生の女の子がお母さんと遊びに来ました。お母さんは日本人の方なのですが、顔は知っていたけどなかなか話しかける機会がなく、1年位前にやっと初めてお話しするようになりました。娘さんもうちの子供のように日本語はだめです。それで私とそのお母さんは日本語でお話、子供たちは始めは恥ずかしそうにしてましたが、すぐに仲良くなって3人で遊んでいました。ルイも小さい女の子相手に、なかなか上手に遊んでいました。
明日は曇りだそうです。最近気分がすごく天気に左右されるから、晴れ間があるといいんだけどね。
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3 件のコメント:
>体力でも子供たちに追い抜かれたようです。こういうのは寂しいというよりは、やっぱり頼もしくてうれしいですね
親の気持ちは、ね そういうものでしょう
親子の散歩 情景が目に浮かんできます。清冽でいて、かつ豊かな空気が感じられます
読んでいて(いいなぁ)と嬉しくなります
こういう暮らしができるって、幸せなことです
書き忘れました
写真がたくさん並んで、(いいなぁ)です
画像の情報量って凄いですよね
とてもよく撮れてます
こんのさん、赤ちゃんのときから苦労して育てて、大きくなってだんだん自立して行ってくれるのを見ると、「ああ、これで楽になる。責任が軽くなる。」という感じがしますね。
写真のこと、ありがとうございます。やっぱり写真がないと情景が今ひとつうまく伝わらないですよね。最近は散歩に出ると、ブログ用にどんな写真を撮ろうかと考えます。だんだんこんのさん化してきてます。(笑)
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