9月が蜘蛛の季節だと知ってましたか?私はこの田舎に越してくるまで、蜘蛛に季節があるなんてぜんぜん知りませんでした。我が家は農家の牛舎だった建物を改造して家にしたので、土台自体は古いせいかよく蜘蛛が出ます。大きさは小さいのから大きいのまでいろいろありますが、一番大きいので胴の部分が1.5センチくらい、足まで入れると4センチくらいでしょうか。もちろんタランチュラとかの毒蜘蛛はいません。
我が家では私とチャーリーはぜんぜん蜘蛛が怖くありません。チャーリーはなんと赤ちゃんのとき、大きな蜘蛛をつかんで口に入れたこともありました。私も見つけると素手で両手でそっとすくって外に出せます。
デイブとルイは苦手です。デイブにはいってもしょうがないけど、ルイには田舎に住むんだから、蜘蛛を怖がってたら大変だよといって、時々触らせています。そのせいで今では手で捕まえるのは無理ですが、ちょこっと指で触るくらいはできます。でも蛇でもトカゲでも平気で触って、家の中に猫の持ってきたねずみの死骸があれば、尻尾をつかんで捨てられるのに、どうして蜘蛛が嫌なのかなあ。
知人で蜘蛛恐怖症の人がいます。だんなさんは金融業でなかなかお金があるんじゃないかと思うんだけど、ごく普通の建売住宅に住んでます。なぜかというと、古い家に住むと蜘蛛が多く出るので怖いから、新築の家にしか住めないそうです。(イギリスでは古い家がいいお家。)
一度ランチタイムのころにお邪魔したら、だんなさんが仕事から帰ってきて、庭の物置から芝刈り機を出して、また会社に戻ってました。彼女が芝を刈るのに、とても自分で物置なんかに怖くて入れないから、わざわざ帰ってきてもらったそうでした。それから毎日シャワーを浴びる前に、だんなさんに蜘蛛がいないかお風呂場を点検してもらってからでないと入れないそうです。
でもこの二人結構夫婦仲はよくないんです。そこがちょっと不思議というか、きっとこの夫婦はこの蜘蛛に関する依存関係で保たれてるバランスもあると思う。
2年ほど前なんだけど、その彼女が決心してセラピーを受けに行きました。私もそのセラピーのことは知っていて(EFTといいます。知ってる人は知ってるでしょう。)よく効くと評判なので、続ければいいのに、なんだか理由にもならない理由を言って1回で辞めてました。
これって思うに、もしもこの蜘蛛恐怖症が直ればきっとだんなさんとの関係も変わるので、それが躊躇する原因なんじゃないかなあ。
恐怖症なんて無ければ無いほどいいです。タバコやアルコールなどの依存症も無いほうがいい。そういうのが無ければ無いほど、人間って自由が増えますから。私は依存症は無いんだけど、やっぱり爬虫類、特に蛇とトカゲがだめです。まあここに住んでる限りは、偶然遭遇することはめったにないんだけどね。
6 件のコメント:
相互依存というか、腐れ縁みたいな関係って、けっこうあるような気がします
っふふ 私も妻依存症(笑い)
蜘蛛は怖くないのですが、あの長い長い大きな虫(短歌ではくちなわなどという)が怖くて嫌い!(笑い)
こんのさん、私の場合はめったに遭遇することは無いですけど、こんのさんの場合は時々出るようですからね。ルイも日本でマムシに2回遭遇してました。私だったらとても日本の田舎には住めないです。
私は虫も爬虫類も基本的には全部ダメですね。蜘蛛なんて小さいのでも触れません。蛾も蝶もダメ。青虫くらいならお箸でつまんで捨てられます。蚊は殺せるけど。田舎には住めませんね。それどころか戸建が無理かも。老後は那須に引っ越すとか言ってますけど、多分、それは別荘にして、基本は都会のマンションかなぁ。しかし、その夫婦の関係の分析面白いですね。
あくあさん、イギリスなら寒いから、蜘蛛は出るけど爬虫類はまず見ないからねえ。ゴキブリもいないし。私だって日本の田舎は自信ないです。
でも出身四国だし、結構暖かい土地だし、子供のころいろいろ見たりしなかったの?
この夫婦は結構分析できます。まあこういう人たちは珍しいけどね。
出身は四国だけど一応街中の完全に舗装されているエリアで、うちの家は戸建だけど鉄筋コンクリートの4階建てだったので、虫とはあまり縁はなかったですねぇ。たまにごきぶりは出てたかなぁ。田舎のおばあちゃんちに行くと、食べ物を食べたりトイレに行ったりするのが嫌でじっとしてた記憶があります。
あくあさん、お邪魔したことありましたよね。4階建てだったっけ?卓球台がおいてあったのが記憶にあります。そういわれてみれば市内はすごい都会だったよね。
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