2010年10月4日月曜日

ジャンブルセール

土曜日はジャンブルセールに行きました。ジャンブルセールとは日本で言うバザーのようなものです。でも日本みたいに新品が行儀よく並んでるのではなく、中古品が山ほど詰まれています。

今回のジャンブルセールはチャーリーの小学校の主催しているもの。父兄に不用品を募り、PTAのメンバーや地域の人がボランティアで手伝い、地方紙に広告を出してお客さんを呼びます。私なんかは自分の子供の学校のセールだから行くけど、遠くからわざわざ来てる人もたくさんいます。ジャンブルセールで中古品を漁るのが好きという人やら、中にはこういうところで安く買って、それをまた売りさばいて小銭を稼いでる人たちもいるみたいです。

ちょうど始まる頃に行ったのにもう満員でした。目当てはまず子供服。これは半端じゃない数の服が出てました。おそらく300枚くらい。そのうちの70パーセントくらいはそのままゴミ箱行きになってもおかしく無いくらいのものです。残りの30パーセントの中からサイズの合ったものを探すわけです。昔は子供も小さくどんどん成長していたのでよく買いました。それに何よりも子ども自身がうるさいことを言わなかったから、まあまあのものでサイズが合えば買っていました。

今回は7枚買ったのみでした。ルイにはサーファーのブランド、アニマルのTシャツと短パン、リーボックのトレパン、チャーリーは黒のドレッシーなズボンとカジュアルな部屋着のようなズボンを1本ずつと、長袖のフード付のカーディガン。そして黄色の防水コートを買いました。ひとつ30ペンスなので2ポンド10ペンス。300円くらいです。

それから雑貨のコーナーで新品の値札のついたままの帽子を20ペンスで買いました。これは昨日の写真を取ったときにかぶってたのです。そしてルイのサッカー用のシン・パッド(弁慶の泣き所の上につける防具)。これはお釣りが無かったのでただでいいよとのこと。それからチャーリーが古本を一冊20ペンスで買いました。

子供服の山の中には、ほとんど袖を通してないようなブランド物の子供服が何枚かありました。それから新品ではないけれど、アウトドア用の高級ブランドのアノラックとか。でもどれもサイズが小さすぎてだめでした。知り合いに小さい子供がいれば、買っていってあげたいと思ったほどでした。

こういうのをマメに買ってネットのオークションで売ればちょっとした小遣い稼ぎになるんだろうなあ。実際そうしてる人もいるんだろうけど、なかなかそこまでする時間も気力もね。

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

あつこさん そうやって利用できるものはムダせずに使うって(いいことだなぁ)です
製品になるまでには多くの人々の思いや労力があることを忘れたくないですね
限りある資源を大事に、大切に使うのがいいのですよぉ
倹約が悪で、消費が善みたいに勘違いしている人もいるようですが、困った風潮です
もっと、もっとつつましく、物はしっかりと使い切りたいですなぁ

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、このジャンブルセールの手伝いをしたことも何度もあるのですが、この大量の中古品、9割以上は売れ残るのですよ。そうしたらそれは全部ごみになります。新品同様のもったいないと思うものもたくさんあるのですが、引き取り手が無いとどうしようもありません。世の中物であふれてるんだなあとしみじみ思います。
まあそれでもこうやって1割弱でも誰かが買っていって、それが学校の資金になってるかと思うと、合理的なシステムだなあと思います。

あくあ さんのコメント...

多分、一箇所で売るよりネットで売った方が買い手の数が多いから売れるんだろうけど、それでも結局9割は売れ残るのかなぁ?うちの妹はよくネットオークションで中古の着物を買ったりしてますよ。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、どんなにいい物でもただのような値段でも、少なくとも服に関してはまずサイズが合わないと着れませんからね。だからこんなふうなうり方だと、たまたまそのサイズの人が現れなかったら売れないですよね。日本と違って服のサイズも下から上まで幅が大きいから。その点ではネットのほうがいいんだろうなあ。

呉服はサイズが無いからいいね。結構いいのが中古で出てるんだろうなあ。