2010年4月20日火曜日
お父さん帰国
今日やっとデイブが帰ってきました。土曜に帰ってくる予定だったんですが、結局ドイツのハンブルグからオランダのロッテルダムまで運転して、そこから船でイギリスの東部の港に着き、そこから車がとめてあるバーミンガムまで運転し、そこから自分の車をピックアップして、今日の夕方帰って来ました。
この問題、なかなか解決する見込みなさそうですね。昨日はヨガのクラスの生徒さんがとっても落ち込んでやってきました。おとといからアメリカのフロリダにホリデーの予定だったんだけど、キャンセルになったそうです。それでも「向こうで足止めを食らうよりは、キャンセルのほうがましだわ。」といっていました。
今日はヒースロー空港が開くことを期待して、12台の英国航空の飛行機がアジアやアメリカからイギリスに向けて立ったのですが、結局ヒースローにはつけなかったようです。午後のニュースでは、「今飛行機が12台ここに向かっているが、どこにも着地できる空港はない。」といってました。一体どうなったんだろう。
チャーリーの友達のイザベラは香港に足止めです。彼女は両親が離婚してお父さんが香港に住んでいて、春休みお父さんに会いに行ってるんです。だからお母さんはこっちにいます。母子離れ離れとはいえ、まあお父さんが一緒だし、お母さんもベラも元気そうですが、それにしてもかわいそう。私だったらすごく心配すると思います。次の飛行機が取れるのは5月3日だそうで、それまでとりあえず現地の学校に行くらしい。ということは、きっとお父さんも5月に飛行機が飛ばす、長期戦になる覚悟なのかなあ。ああ、心配だあろうな。
イギリス政府は今日は「何とかヨーロッパ大陸の港まで行ってくれれば、そこからの船は保障する。」と発表しました。フェリーやユーロスターは定員を増やしているほか、なんと海軍の軍艦まで3隻送って、足止めになった人を連れ戻す計画です。それから今日はヨーロッパの中では唯一開いているマドリッドの空港まで、150台の観光バスを送りました。(アメリカやアジアからのイギリスに帰れない人が、とりあえずマドリッドに不時着してるんです。)それってなかなかすごい。日本の政府だったらそこまでできるかな。それほどの力が日本政府にはないような気がします。
でもデイブによると、一緒に帰ってきた彼の会社の社員は全員ツインのキャビンを一人でつかったらしく、誰の部屋にもベッドがひとつ余っていたらしい。ということはニュースで言うほどは、フェリーも満員というわけではないのかな。(でもハンブルグからレンタカーで運転してくるときに、レンタカーを借りれなかった人から、港まで同乗させてくれと頼まれたらしい。)
フォード-ファームもいよいよ春らしくなって来ました。デイブが出張で草を刈れなかったため、いろいろな雑草が花開いています。これは名もなき黄色の花です。えんどう豆の芽も伸びてきました。
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6 件のコメント:
ディブさん 帰国(帰宅)できてよかったですねぇ
噴火の影響 激甚ですね
イギリスの取り組み 感心しながら拝読しました
自然(地球の)エネルギーってやはり想像を超えるものですねぇ
人間社会のこじんまりした暮らし、幸せを大切にしたいと思う春の朝でした
このブログを書いているうちに、空港閉鎖が解除になりました。でも噴火が収まったわけでも風向きが変わったわけでもないので、金銭的危機を感じている航空会社からの圧力で政府が負けたのではないかと、ちょっと心配でもあります。英国航空はイギリスを代表する大企業ですから。
私だったら飛びたくないですね。
噴煙(噴火物)の流れている気流の上とか下を飛ぶことになるのでしょうかねぇ...
無事に飛んでくれるといいですね
リスクは最小だと思うんですが、それにしても自分やましてや自分の子供が飛ぶのは、ほんの少しのリスクでもいやですよね。
すごいね。でも、かなり飛び始めたみたいで、まあそれで良かったのかリスクが高いのかわからないけど、足止めされていた人にとっては良かったんでしょう。イギリスから日本に来ていたジュニアな青年は、日本に足止めされ、まだ若いのでクレジットカードの限度額を超えてしまい、ホテル代が払えなくなり、会社が立て替えるのか、誰かがクレジットカード番号を貸すのかと、今日騒ぎが起きてましたよ。
あくあさん、クレジットカードの限度額って、若くても結構あるんじゃないのかなあ。いったいどれだけ使ったんだ。
今日のニュースでは、政府の空港閉鎖のせいで出た損を、政府に賠償してもらいたいと航空会社がいきまいていました。それはないだろう。そんなものまで納税者が払っていられないよ。
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