2009年10月31日土曜日

ハロウィーンとジョンエド
















昨日書いたとおり、この週末は子供のアクティビティーですごく忙しいんですが、その上今日はハロウィーンだということに気がつきました。最近近所に越してきた年配の夫婦から、ハロウィーンの日はノックしてね、待ってるからねと言われていたので、お化けの仮装をして出かけないといけないなあと思っていました。そしたら彼女から伝言があり、今日は知人の誕生日パーティーに行くことになったので、夜は家にいないが、ドアの前に子供用にお菓子を置いていくとのことでした。

でも今朝はたと気がつきました。仮装だけではないんです。庭に大きなパンプキンが3つも育っていて、それをランタンに彫らなければいけません。これって本当に大仕事なんです。何しろカボチャの中身を全部内側からそぎ落として、それを彫るからです。彫るのは簡単なんですが、中身をそぐのが難しい。

昼食の前にカボチャを収穫しました。一番大きいのは持ち上げられないくらい思い。計ってみたら、一番小さいので7キロ、一番大きいのは20キロもありました。


水泳の大会が4時半くらいに終わり、帰りにマクドナルドによって帰ってくると、6時前でした。

いつもはもっと気合を入れてフェイスペイントなどをして仮装するのですが、今年は時間がないので、子供たちにどうすると聞くと、簡単な仮装で良いから、自分たちで近所をまわると言います。うちの子供たちは大人なしで出かけたとこがほとんどないし、特に夜ですからどうかなあと思ったけど、自立することも大切なので、懐中電灯を持っていかせることにしました。と言っても20軒くらいしかない村で、しかも知っている家は5軒くらいしかないので、たいしたことではありませんが、子供たちにとっては冒険です。チャーリーは私についてきてもらいたかったようですが、ルイは自分たちで大丈夫と言うので行かせました。

途中まで見送りに行って帰ってくると、早速デイブがパンプキンを掘り、ひとつは完成していました。これにろうそくを入れて入り口の近くに置きました。子供たちが帰ってきたら喜ぶだろうなあ。

もう20分くらい経っています。ちょっと気になりかけたころに外で声が聞こえました。パンプキンを見て喜んでいるようです。聞いてみると、6件まわって3件は留守。そのうちの1件は例の夫婦です。そこでたっぷりチョコレートをもらってきました。それから2件からはチョコレートをもらい、もう1件からはなんと50ペンスずつお金をもらってきました。

チョコレートをくれた家のひとつはここからちょっとだけ歩くのですが、私はその人のことを忘れていたら、子供たちが自分たちでそこにも行こうと思いついたようです。行くとドアベルの音がドラキュラの声で、ハロウィーンの飾りがドアにあったとか。この辺は子供が少ないですから、うちの子供が唯一の訪問者だったかもしれません。行ってよかったね。

その後8時からは例のXファクター。今週もジョンとエドワードは最後のほうです。それで家族そろってみていました。まあほんと、ジョンエド以外は皆歌がうまいです。

さあ次がいよいよお待ちかねのジョンとエドワードというときにノックの音が。隣の子供たちが仮装をしてきたようです。私はテレビの前を動くつもりはまったくなしでしたので、子供たちに玄関に行かせて、後5分で戻ってくるように言わせました。

ジョンとエドワードは大衆紙のレポートどおり、クィーンの We will Rock Youを歌いしました。しかもハロウィーンのテーマに沿っておどろおどろしいメークで登場です。歌のほうはちょっとタイミングがずれたところがありましたが、ステージ上を駆け回り彼ららしい元気なパフォーマンスでした。終わったあとは、肩を叩き合ってすごく嬉しそう。 この笑顔が良いんですよね。


http://www.youtube.com/watch?v=jo3hgulTY8g

審査員のコメントは、
審査員1 「ステージで見るのは楽しいですけど、ラジオでききたくないですね。」
審査員2 「演出は良いですね。ロックしていました。・・・・・なんと言って良いのかよくわからないわ。」
審査員3(悪名高きサイモンカウル、双子の敵) 「悪夢。クィーンの歌をこんなにはずして歌って、クィーンのキャリアはこれでぼろぼろ。けれども毎週毎週出てくる粘り強さとあつかましさには脱帽する。いくらルイ(審査員4)でもこの歌では弁護の仕様もないだろう。」
審査員4(双子を最初に見初めた当人)「サイモン(審査員3)、これは歌の問題ではなくショーだ。二人の若者が夢をかなえている物語だ。観客は大喜びだ。わくわくするし楽しいしエネルギーがあって、エンターテイメントとはこういうものだ。イギリス中どこに行っても、若い人が一番見たがってるのはジョンとエドワードだ。」
とのこと。若い人だけでなく、子持ちのお母さんも好きですよ。

観客のブーイングはかなりありますが、同時に声援もすごいです。今夜から明日の8時までが電話投票の時間。私も2回もしました。結果は明日の夜です。投票の結果、最下位と下から2番目はもう一度ライブで歌って、審査員がどちらを落とすか決めます。そうなるともう勝ち目はないですから、電話投票で通過するしかない。

そうそう、残念ながらイギリス国内からしか電話できないんですよ。この二人日本で受けるよーきっと。i一番上の写真はジョンだそうです。この笑顔がかわいいんだよね。

2009年10月30日金曜日

忙しい週末




あー、なんか疲れた。この週末は子供の予定がいっぱいで、疲れてます。今日はまだ週末ですらないんだけど。

まず忙しいのは昨日から始まりました。私は昨日の1時からヨガのクラスを教えなければいけませんでした。でも子供たちが学校がお休みで家にいますから、ルイは友達と一緒にジェームスボンドの劇のワークショップに行き、チャーリーは私と一緒に仕事に来て、そこからそのままダンスのドレスリハーサルに行きました。

暖房のついていないかなり寒いスタジオで、2時間のリハーサルで、チャーリーが実際に踊ったのは10分以下だったんですが、ほかのダンサーたち、特に大人のダンスが見れて良い勉強になったようです。私もこんな近くでバレエやコンテンポラリーダンスのリハーサル見れて、楽しかったけど疲れた。

今日はチャーりーは朝からダンスフェスティバル。午前中がバレエソロで午後がモダンダンスのデュエット。朝は8時半集合でしたから、ルイは仕方なくデイブが仕事に連れて行きました。

まずはソロ。去年はチャーリーは抜群にうまくて、誰もがチャーリーが賞をとると思ったのに、なぜか選に漏れてしました。それでそれ以来チャーリーはかなり意欲をなくし、もうバレエをやめたいとまで思っていました。今年はしかもチャーリーは自分の出場するカテゴリーの中で最年少。だからもう入選は無理だろうと思って、家でも練習もせず、軽い気持ちで言ったのですが、ステージのチャーリー、なんと見事に踊ったこと。テクニックもそうですが、要所要所で笑顔を見せたり、メリハリのある感情のこもったダンスで、これだけ踊れたら入選してもしなくても悔い無しと思っていたら、3位に入選しました。審査員からも絶賛されていました。そしてチャーリーの友達のカヤは1位に!

午後はモダンダンス。これもすごく息が合ってうまかったのですが、これは4組中の3位でした。二人ともほんの少しがっかりしたようでしたが、着替えているとほかのバレエスクールの人がやってきて、「あなたたち本当にうまかったわ。あなたたちが1位になるべきだったわ。」と言ってくれました。

まあ水泳なんかとは違って、審査員が点数を決めるものですから、その人の主観もありますからね。それにモダンダンスはバレエと違ってスタイルの範囲が広いので(タップダンスから、歌が入っているのまであった)、審査員の好みのスタイルというのもあるでしょうし、まあ今は特にがっかりもしていません。

明日は午前中はルイのテニス、午後はルイとチャーリーの水泳の大会(クラブチャンピオンシップ)があります。種目は200メートルバタフライと、100メートル個人メドレー。

そして日曜はルイはラグビーの試合、チャーリーはフェスティバルの3日目で、4人で白鳥の湖の中からの踊りを踊ります。ああ、考えただけでしんどい。

それなのに今日わたしが朝目がさめて一番に思ったのは、「ああ明日はいよいよ土曜日。あの二人、今週も無事通過できるかしら。」です。二人というのはもちろんジョンとエドワード。

新聞のレポート(がせねた?)によると明日のライブショーでは二人はクィーンの「We Will Rock You」を歌うとか。そして別の大衆紙には、二人は豚インフルエンザに感染したのでは?という心配なニュースが。でも読んでみると、二人が月曜日ロンドンの子供の病院に慰問したとき、そこの警備員の人が二人を含めたXファクターの出場者と握手して、その人がその後豚インフルエンザになったというだけらしいです。ちょっと心配ではありますが、こればっかりはどうにもなりません。

もうひとつの気になる新聞記事(大衆紙)は、今週の頭にジョンとエドワードが最多の電話投票の票を集めたというのはデマで、本当は落選ぎりぎりだったというもの。これが本当なら悪いニュースですが、一方ではこれでファンがまた気を引き締めてどんどん投票するかもしれません。

ここまで書いてうすうすお分かりかと思いますが、イギリスには高級紙と大衆紙があります。高級紙はまあ言えば日経新聞だとか朝日とか、そういうまじめな固い新聞です。Times, Guardian, Independent, Telegraphがその主なところ。大衆紙は日本のスポーツ新聞と週刊誌をあわせたみたいな感じかなあ。普通のニュースも載ってますが、芸能ニュースとかゴシップが記事の大半を占めます。私は新聞は読まないんだけど、(イギリスって配達してくれないんです。歩いて買いにいける店がないのも読まない原因)ジョンエドの記事だけをネットで探したのですが、うーん。アブラハム風に言うと、いろいろバラエティーがあって面白いですね。(本音:もうちょっとまともに報道しろよ!)

http://www.youtube.com/watch?v=1YfiCejHULk

今日のビデオは3回目のオーディションです。この時点で最後の24人に残っています。それでトスカニーに行ってそこで審査員の目のまで歌います。前半がインタビュー、後半が歌。歌はなかなか悪くないんだけど、最後が失敗。それで泣いています。かわいいよ。

2009年10月29日木曜日

読書感想文 The Vortex

The Vortexという本を読み終わりかけてます。著者はエスター・ヒックスとジェリー・ヒックス。例のアブラハムの教えの本です。Vortexとは渦巻きという意味です。

アブラハムについては、よくコメントをくれるあくあさんがうまくまとめているので、彼女の言葉を借りると、こんな風になります。

「あちらの世界にいらっしゃる方々の総称みたいな感じかな。そちらの声を聞いてこちらの世界に伝えるチャネラーの方がいて、アブラハムと総称される声を本に書いているんですよ。」

そのチャネラーがこの著者のエスター・ヒックスおばさんです。

アブラハムの本はもう6冊くらい出ていて、そのほかにも彼らの開くセミナー(こちらのほうが本よりも先に何年も開かれている)のCDとか、DVD がいくつも出ています。Youtubeにもいろいろビデオが載っています。でも何冊読んでも、どのビデオ見ても、例が違うだけで、教えの内容は同じです。まあ、そりゃそうでしょう。違っていたら困ります。でも違う本を読むたびに違うところがわかるし、本が出るたびに読んでます。これもその1冊。

アブラハムの教えの基本的なことは、以下のようなことです。

まず引き寄せの法則。この世のことはすべてこの法則によって動いています。物事は似たようなものが似たようなものを引き寄せるということ。それは「考え」にも言えて、考えていることが物事を引き寄せるんです。だから「僕は運が悪いから」と思ってる人には運の悪いことが続き、「僕はめったに風邪を引かない」と思ってる人は風邪を引かない。

それから、人間とは肉体的存在であると同時に、神のエネルギーの延長だということ。これはちょっとわかりにくいかもしれない。これについては前日書いたので、またコピペします。

「 人間は生まれる前はどこかからやってきて、死んでからどこかに行くという考え方は間違っている。人間は生まれる前も生まれてからも、源(Source)、もしくは人間が神と呼ぶものの延長である。人間とは神のエネルギーが人間の体を通して体現されたもので、生前と死後だけでなく、生きているときも常に神の延長、一部である。つまり、肉体としての自分と神の延長としての自分という二極性を持って存在する。」

そして幸せに生きるには、この肉体的部分の自分と神のエネルギーとしての自分を一致させなければいけない。ではどうやって、この二つ、肉体的自分と自分を一致させるが。それには自分の感情に注意しなさい。絶望、怒り、悲観などの感情を感じているときは自分が自分とは離れているとき。希望、楽観、愛を感じているときは一致しているときである。

 そして、一番肝心なことは、その場その場の状況に感情を操られるのはやめなさい。どんな状況でも少しでも良い風に考えなさい、とアブラハムは言います。

そういうのは簡単なんですよね。そういわれて、うん、そうしようと思うかもしれない。でもそれにはテクニックがいるというか、こつこつ毎日地味に努力しないといけないんです。その日常的な例の中で、どうやって少しでも良い風に考えるか。そのテクニックをセミナーではケースバイケース、丹念に根気よくアブラハムは一人一人にアドバイスしてくれます。


そして次のような言葉を自分のモットーにしなさいといいます。
Today, no matter where I'm going, no matter what I'm doing, no matter who I'm doing it with, it is my dominant intent to look for and find things that feel good when I see them, when I hear them, when I smell them, when I taste them, when I touch them. It is my dominato intent to solicit, experience, and exaggerate and talk about and revel in, the best of what I see around me here and now.
(今日、どこに行こうと何をしようと誰といようと、見たり聞いたり匂いをかいだり味を見たりして、気分がよくなるようなことを見つけよう。今自分の周りの一番良いことを引き出し、経験し、誇張し、語り、喜ぼう。)

ところどころ、ちょっと辛口というか、さすがのアブラハムも私たちの頑固さに痺れを切らしたような言葉もあります。私はこれが一番心に響きましたね。

So, what's the hold up? 'I don't like this and I don't like this, and I don't like this , and I don't like this'. Really insignificant, unimportant, petty little things that you're using, from your day-to -day experience --- that you're using as your excuse not to get in the Vortex. Isn't that lazy? When you could just as easily look for a hopeful thought as a pessimistic thought. You could just as easily look for a compliment as something deregatory. You could jsut as easily look for a reason to feel good as a reson to feel bad. Youd could just as easily trun your television off as turun it on.
(どうしてためらっているのか?「これが嫌だ、それからこれが嫌だ、それからこれが嫌だ。」本当に些細な、くだらない、細かいことを日々の経験の中から取り上げて、(幸福の)渦巻きに入っていかない口実にしている。なんと怠惰なこと!悲観的なことを考えるのと同じくらい簡単に、楽観的に考えることが出来るのに。けなすのと同じくらい簡単にほめることができるのに。気分悪くなるのと同じくらい簡単に気分よくなることが出来るのに。テレビをつけるのと同じくらい簡単に、テレビを消すことができるのに。)

わたしがアブラハムの教えを実践(する努力を)はじめて2年くらいになりますが、自分を振り返ってみると、なんだかいろいろなことがよくなったような気がしますね。表面的にはまず風邪を引かなくなった。経済的にもちょっと改善した気もするし、ヨガのクラスの生徒さんも不況にもかかわらずどんどん増えてます。人間関係も、長年音信普通だった人たちとまた交友が深まったり、子供たち(特にチャーリー)との仲も改善したし。ブログだとかエッセイだとか詩だとか、情熱をもって楽しめることが増えてきたし。

でもそういう現世利益的なことだけではなく、なんかこう、楽になった、リラックスして生きるようになった気がします。たとえば最近までは、ちょっとしたことで世間一般的な評価とか、常識とは外れてるんじゃないかということが気になったのですが、最近はあまり気にならなくなりましたね。たとえば「子供にこういうことを言うのは悪いお母さんなんじゃないか。」など、誰からでもない評価が気になったんですが、最近は私は私と思えるようになった。

それから気が若くなったかな。。無邪気になったというかユーモアが出てきたというか。子供が学校でこういうことを先生に言われたと膨れていると、昔なら「親は先生の側に立たなくてはならない。子供の前で先生の悪口を言ってはいけない。」という義務感があったのですが、最近は「じゃあこんな風に言い返しなさい。」と子供でもびっくりするようなことを言って、3人でわははと笑っておしまいになります。

嫌なことがあっても出来るだけ良いことに気を向けたり、昔以上に美しい景色や音楽などをしみじみ味わうようになった。気分が悪くなるとわかってるテレビやニュースは読まないし、賛成できない意見を聞いても、まあそういう人もいるよね、と気にしなくなった。

心がのびのびして、自由になった気がしますね。肩の荷が下りて、楽になった感じ。

こんなのびのびした気分だから、こんなおとぼけな二人組、ジョンとエドワードがこんなに好きなのかなあ。ほんと、嫌いな人はこの双子の悪口なんていわないで、テレビを消して見なければ良いのに。

なあんて強引にはなしを持っていきましたが、あくあさんのリクエストもあり、彼らの2回目のオーディションのビデオです。これは彼らがちょっと強引に自分をアピールしすぎだと、ほかの参加者から非難されます。でもある一人の審査員に見初められて合格するビデオです。これを聞くと結構歌もうまいように聞こえるんだけどなあ。はじめのインタビューでは、「前回の審査員の反応からすると、ちょっとトーンダウンしたほうがよさそうだけどなあ。どうする。」「するわけないよなあ。ハハハ。」という会話が交わされています。

http://www.youtube.com/user/TheXFactorUK#p/search/6/CLZsMcO9okU


おまけに最近の新聞の写真載せときます。ファンに囲まれるジョンエド。かわいいよね。

2009年10月28日水曜日

冬って最高!

今日は28日ですから、もうすぐ11月になろうとしています。いつもは10月になって暖房を入れるのが待ちきれないくらいの寒さなのですが、(一応きりがないので、節約のため暖房は10月から4月末までと決めている。)今日は温かくて(18度くらい)セントラルヒーティングを切っています。先々週末にセントラルヒーティングが壊れて直るまで1週間くらいかかったのですが、その間ももちろんセントラルヒーティングを入れなかったし、今年は丸々1か月分くらい暖房費が浮くぞ、ヒヒヒ。その分修理費がすごくかかってますが。

暖房費と言うのはイギリスでは結構馬鹿にならない。うちは元農家の建物を改築したので、そのときに暖房の効率を良くするような建材を使い、エネルギーの節約の効率は良いのですが、それでも大きい家ですから、暖房代がすごいです。セントラルヒーティングはディーゼルオイルを年に数回タンクロリーで運んできてもらって、それが燃料なのですが、このオイル代が、年間で1000ポンドくらいです。20万ってとこかな。これが10月から4月の6ヶ月間に集中して使うので、冬の間は月160ポンド、3万強ってところです。一日1000円。かなりでしょ。

夏時間は先週末に終わり、今は朝は明るくなったけど、4時位から夕暮れになります。雨も多いし風も強いし、良い季節ではありません。

でもそんなこといっても仕方ないので、冬の良いところを考えてみることにしました。(良いところだけに気持ちを集中しなさいとアブラハムも言っています。)

1.畑仕事をしなくても良い。畑仕事って楽しくて趣味でやってるんだけど、忙しいことは忙しい。それなので忙しい夏が終わり冬が来て畑に出なくてよくなると、ちょっとほっとします。

2.籠が編める。おととしからはじめたバスケット作りの趣味、秋からが材料集めの季節です。

3.ルイのラグビーシーズンが始まる。まあ日曜の朝早く試合があったり、手伝いに行ったり、泥だらけのユニフォームを洗ったりというのは、楽しいことだけではないけれど、ルイは楽しそうです。

4.水泳のクラブチャンピオンシップ。これは子供たちが所属するクラブの年に一度の大きい競技会で、短距離長距離種目がたくさんあるので、何週間にもかけて行われます。二人とも活躍してるので、地方の新聞に名前が載ったり、楽しいですね。

5.ハロウィーン。10月31日。子供たちは変装します。私はそれよりもカボチャを彫ったり、パンプキンパイ、パンプキンスープを作るのが楽しみです。

6.ガイ・フォークの夜。これはイギリスの行事で、この日は(11月5日)花火や焚き火をします。花火見に行くのは楽しいですね。

7.クリスマス。これはあまりにも商業的な大イベントで、お金もすごくかかるし手放しに好きともいえないのですが、まあお休みだし、子供たちはすごく楽しみにしてるし、まあ私も楽しみかな。

8.大晦日。この日はビデフォードの町は仮装で出かける習慣があります。めんどくさいし寒いから何もしない年もあるんだけど、やっぱり参加すると楽しいですね。

なんかこの辺でだんだん苦しくなってきました。昔はスキーしたから、もっと冬は楽しみだったけどね。去年はスケートに行って楽しかったから、これも入れとくか。

9.アイススケート。ここから一番近いリンクはプリマスで2時間くらいかかるので、まだ1回しか行ったことないんですけど。

10.パンケーキ・デー。キリスト教の行事の一つで、パンケーキを食べる日です。たいした行事じゃないんだけど、さりげなく楽しみです。

行事が多いですね。行事以外で楽しいこと、何かないか考えてます。

11.冬の天気の良い日に海辺を散歩に行って、温かい家に帰ってきて熱い紅茶を飲む。

12.種のカタログをじっくり見て、春を夢見ながら種を注文する。

13.寒い夜に湯たんぽを抱えてベッドに入る。

うーん、こういうのはちょっと自虐的かなあ。寒いところで暖を取る喜び。

14.暖炉の前で火がぱちぱちいうのを見る。うちには残念ながら暖炉はないんですが。

15.セントラルヒーティングのラジエータにもたれて立ち、お尻を暖める。

かなり苦しいなあ。そうそう、ここは観光地なので、

16.観光客がいなくなって、買い物や街に行くのに駐車がしやすくなる。

17.ごくたまに雪が降る。去年は大雪で大変でした。学校が2日も休校になりました。でも風景は美しいし、ひょんなところで学校が休みになるのは、特に困る予定がない限りは、楽しいですね。

こうして考えると、やっぱりイギリスより日本のほうが良いですね。冬に食べるおいしい食べ物もないし、温泉もないし、スキー場もないし。

それにしてもどう考えても、冬よりは夏のほうが絶対良いです。太陽ってありがたいですね。

http://www.youtube.com/watch?v=OWwW_DYmxEw

昨日のジョンエド、気に入ってくれた人が出来たようなので、彼らの一番最初のオーディションのビデオのリンクを載せます。3分くらい。確かにこのオーディションはちょっと生意気そうです。でもなんかミョーに観客の間で、不思議な盛り上がり方してるんですよね。

2009年10月27日火曜日

John and Edward 2


おととい書いたジョンとエドワードの続き。おとといのブログには書き忘れたのですが、このX ファクターというのはスター誕生のような、素人が出てきて競い合う番組です。


土曜日にジョンとエドワードが登場したときは、歌う前から観客はブーイング、終わってからも審査員は一人を除いてはひどいコメントです。特に口の悪いことで有名なサイモン・カウルは、「テレビだから何とか救われるが、これがラジオだったら、これ以上最悪のものはない。」とひどいコメントです。翌日の結果発表では、二人が無事通過と発表されると、またまた会場から大ブーイング。


インターネットはこれよりもさらにひどい。Facebookには「反ジョンとエドワード」のグループがいくつも出来ていて、そのためのウエブサイトもたくさん作られました。YouTubeのコメントも、どうしてこんなひどいことを、というような内容がたくさん。その上おとといのコメントにもちょっと書きましたが、ネットの大きな旅行会社lastminute.comが、二人にアイルランド行きの片道飛行機の切符をただでプレゼントすると発表しました。ここまできたらもうマスコミのいじめです。


そうなるとますますかわいそうになります。それで私もわざわざそのためにFacebookに参加して、二人に激励のコメントを送りました。


でも彼らのビデオダイアリーを見ると、少なくとも表面的にはこんな批判にはまけずにがんばってるようです。


'Hi, Haters, No point hating us because we love you! We love you haters!'

(僕らのことが嫌いな皆さん、嫌っても無駄ですよ。だって僕らはあなたを愛してるから。愛してるよー!)


それで今日の大衆紙によると、なんと嬉しいことに土曜日の結果発表はこの双子が10組の中で一番多くの票(視聴者の電話投票)を集めたとか。(番組では得票数が一番少ない人が振り落とされるだけで、得票数の順位は発表されない。)


それであちこちの新聞で、どうしてこの歌えない踊れない二人がこんなに熱狂的に受けてるのかについての分析が載っていました。


双子でかわいいから女の子に好かれるだとか、アイルランド出身なのでアイルランド人が投票している等のわかりやすい理由のほかには、あまりにも新聞やメディアで叩かれるので、同情票が多いのではないかとか、審査員にいじめられてかわいそうなので、アンチサイモン・カウル派が投票してるのではないかとのことでした。


彼らのファンは大衆だけではありません。この番組のほかの11人の競争相手も彼らのことは絶賛していて、中には「実は5回も電話投票した。」といった人もいました。イギリスでは大スターのロビー・ウィリアムズも彼らのファンで、最近のコンサートで「ジョンとエドワードに投票しよう」といってブーイングされたとか。


私も自分で、どうしてこんなに彼らのことが気になるのか、好きなのかと考えてました。


この番組って普段はテレビを見ないわたしがブログに書くくらいなので、こちらではすごい視聴率の番組なんです。今までこれで勝ち残った人は即レコードデビューして全米ナンバーワンになったり、スーパースターの登竜門となってます。だからすごい額のお金が絡んでいるし、音楽産業の実力者やレコード会社の利害がすごく絡んでいる。一言で言うと、巨大ビジネスなんです。


この二人はつい先週18歳になったばかりの若者です。やっぱり若造だから元気が良いなあ、と思っていたのですが、よく考えてみると、今残っている9人のうち20才以上は3人くらいで、後は皆同じくらいの歳。一番若い男の子は16歳です。でもその中で、ジョンとエドワードだけが若者らしく生き生きしてるんです。ほかの全員は、歌はうまくてソツがないけど、この大きい音楽産業のスポットライトに当たって、萎縮してしまっている。テレビプロデューサーだとかレコードプロデューサーだとか、そういった有力者の操り人形、つまりは金蔓となることを嬉々として受け入れているって感じがします。


そして彼らはインタビューでは必ずといって、超深刻な顔で、時には涙ながらに視聴者に彼らに投票してくれることを訴えます。

「これは僕の最後のチャンスなんです。」

「僕をここまで支えてくれた両親のためにも、ぜひ投票してください。」

「これはすべて一人息子のためにやっています。これが私の唯一のチャンスなんです。」

「歌以外私には生きる支えがありません。歌こそ私の命です。」

「子供のころの夢でした。どうか僕に・私にチャンスをください。」

こんな調子です。


でもジョンとエドワードはぜんぜん違うんです。こんなに新聞や審査員にひどいことを言われても、ネットにひどいことを書かれても、いつも元気で楽しそうで生き生きしてます。本当に歳相応、18歳の若者らしいんです。


彼らのビデオダイアリーやインタビューはこんな感じです。


「昨日ホイットニー・ヒューストンに合ったんだよ!すごいよね。こんな大スターに遭えるなんて、本当にすごい!」

「(バックステージで)見て見て、このマイクロフォン(耳にかけるタイプ)。すごいでしょ、まるでスーパースターみたいでしょ。まだステージで歌ったこと2回しかないのに。」

「今日の歌はせりふあるんだよね。今までXファクターでせりふ言った人はいないから、僕らがはじめてなんだよ。歴史的だなあ。」

「今からステージだ。すごいなあ。すごい興奮してる。がんばるぞー!!」(緊張のかけらもなし)


彼らって本当に本物、まがい物でない本当の若者って言う感じがします。しかもこんなに巨額のお金が動く巨大産業の渦中で、国を挙げてのマスメディアのいじめにあって、それでもぜんぜん動じない。まったく普通にしています。ぜんぜん萎縮していないし、自分たちのイメージを変えようともしないし、メディアに反発もしない。ただただひょんなことから毎週こんなに大きいステージで歌えて、有名になって、楽しくって仕方がないって感じ。


彼らを見てると、こっちまで楽しくなります。彼らの自由な生き生きしたエネルギーが伝わってきて、こっちまで心がわくわくしてくる。




もっと見たいなあという人のために、別の週のリンク載せておきます。これはインタビューと審査員のコメントが入っているのでちょっと長くて6分くらいなんですが、退屈させませんよ。はじめのインタビューで、審査員に「歌が下手」といわれたことについて、「僕らに歌が下手というなんて、デビッド・ベカムにサッカーが下手というようなもんだ。」と真顔で言っています。サイコー。

2009年10月26日月曜日

テニス


今週は子供たちは学校がお休みで家にいます。学期の真ん中にあるハーフタームというお休みです。

今日はこれといって予定はなし。私は仕事をお休み。ルイとチャーリーは夕方水泳のトレーニングがあるだけです。それで朝はゆっくりした後、子供たちは外に隣の子供と遊びに行ったのですが、すぐに雨が降ってきて家に帰ってきました。それで午前中はジンジャービスケットを焼きました。ダイエットに悪いが仕方がない。

午後はほんの少し小雨が降っていたけど、小学校のテニスコートに行ってテニスしました。テニスコートといっても、いろいろと線がたくさん引いてあって、テニスのほかにも使えるようになっていて、ネットもありません。でも練習するには問題ないので、暇なお休みは時々行きます。車で5分くらいのところには公営のテニスコートもあって、ここは係りの人がいるときは1時間5ポンドくらい、誰もいないときはただで使えます。4面あってめったに使ってる人はいないので、予約なんて要りません。

日本ってコートとるの大変ですよね。昔は家から自転車で20分くらいのところに公営テニスコートがありましたが、もちろん予約制だし、まあまあな値段だったように覚えています。そして大阪ですから、テニスコートを予約しないと遊びでもテニスできるようなところがない。この辺ならこの小学校のコートのほかに、引き潮のときは砂浜が固くなるので、夏はビーチで出来ます。

ルイはテニスを習いに行ってますが、チャーリーは行ってないので、あまり上手でない。だからちょっと難しい。なかなかラリーも出来ないし、試合も出来ない。今日も前半はぶつぶつ行っていましたが、後半にはだんだん上達して、何とか遊びで打ち合いが出来るくらいになりました。

最後のほうは、「テレビではこうやってるよ。」といい、ウィリアムズ姉妹などのまねをして、ボールを打つときに唸りはじめました。そしてそれが高じて、相手かく乱のためにタイミングをずらして変なときに唸ったりなど、本当にチャーリーは見所が鋭い。

ルイは2週間に1度もう数年習いに行ってるのですが、やっとまともに打てるようになって来ました。今のところは私のほうがコントロールがいい分少しうまいかな。でもあと1年くらいすると私より上手になるだろうなあ。

5年位前に乳がんの疑いがあっていろいろ検査をしたことがありました。数回検査をしてもはっきりした結果がわからず、夏前に疑いが出て、はっきりとシロという結果が出たのはクリスマスを過ぎていました。そのころ子供たちは5歳と3歳だったので、せめて下の子供が10歳くらいまでは生きて、一緒にテニスでもしたいなあと思ったのを覚えています。

それが出来ているわけです。実際にやってみると、チャーリーをなだめすかしたり、負けてふてくされるルイを叱ったりと、なかなか一筋縄ではいかないのだけど、それでもこうして元気で3人でテニスできて、ありがたいことだなあとしみじみ思いました。日本だったらお金がかかるし、こんな簡単にはできないしね。

後2-3年もしたら、ルイにはテニスの相手になどしてもらえないだろうなあ。

2009年10月25日日曜日

John and Edward


イギリスでは今Xファクターという音楽タレント番組を毎週やっています。これは今年で6年目らしいんですが、9月からオーディションが始まり、最後に誰が勝ち残るかを3ヶ月くらいかけて競い合う番組です。おととしはリオナ・ルイス、去年はアレクサンドラ・バークが勝ち、どちらも今では有名になりました。

はじめのほうのオーディションは結構箸にも棒にもかからないような人たちがたくさん出て、それでもこういうのも放送されます。だから見る人はそういうのを面白がってみる。そしてだんだん絞っていって最後の12人が残ったところから、毎週生放送でステージでライブで歌い、それを視聴者が電話で投票して、毎週一人ずつ振り落とされていくという番組です。

うちもチャーリーが大好きで、毎週見ています。はじめの方のオーディションは歌の下手な人がたくさんいて、こんなの見たら音痴になると思って、私は見なかったのですが、最近は毎週見てます。さすがにここまで来ると一組を除いて皆聞きほれるほど歌がうまい。

でもこの12人の中にJohn and Edward(ジョンとエドワード)という二人組みがいます。彼らは17歳のアイルランド出身の双子。この二人がすごく話題になってるんです。

この二人、外見はそっくりで見分けがつきません。二人ともブロンドでまあイケメンといっても良いでしょうが、その性格がなんとも面白い。生意気というか、偉そうというか、かわいいというか、無邪気というか、ずるがしこいというか、頭が良いというか、不真面目というか、野望家というか。多分この全部が混じったような性格なんです。これが二人いて、その二人の会話がまたすごく面白い。

この二人、歌は下手です。度下手ではないけど、まあ日本で言えばSMAPくらい。踊りも下手。特に残りの11人が皆惚れ惚れするくらい歌がうまいので、特にずば抜けて下手に聞こえます。

この二人が今すごく話題になってる。この番組の審査員は、どうしてこんなに下手な二人が残っているのかと頭をひねっています。新聞にもネットにも、ジョンとエドワードバッシングが激しく、ひどくこき下ろされています。でもその一方で、ファンもすごい勢いで増えてきてるようなんです。

うちのルイはこういう歌番組は嫌いなんですが、最初からジョンとエドワードが好きと言っていました。私は初めてみたときは、歌の下手な生意気な若者と思ったんですが、だんだん好きになってきました。そしてステージパファーマンスが始まってからは、すっかりファンになってしまいました。今ではネットで彼らのビデオダイアリーまで見てます。

今で3週間ライブショーをしたのですが、するたびに審査員にひどいことを言われます。観客からのブーイングも結構ある。でもこの二人ぜんぜん動じないで、ニコニコ、というかニヤニヤして聞いてます。そのライブショー、確かに歌は下手だし、踊りも今ひとつなんですが、また見たいなあという何かがあるんです。見ていて面白くて、とても楽しい気分になる。とにかく理屈なく楽しいんです。この二人のパフォーマンスに比べると、ほかの人たち確かに歌はうまいけど、才能もキャラクターもない生真面目すぎるつまらないただのタレント志望者に見えてくる。

今の時代なので、ネットで彼らのビデオダイアリーが見れます。これがまた面白い。別にこれといってわざと面白いことを言ってるわけではないんですが、キッチュな妙な面白さがあるんです。

昨日はその3週目のライブショーで、この二人を入れて10組残っています。そして今日はその視聴者投票の結果発表でした。私は家族中の誰よりも気合を入れてこの番組を見ました。そしたら、なんと!今週も彼らは通過しました。落ちたのは女性3人組のグループ。とっても歌が上手で個性的で、残って欲しかったんだけど、仕方ありません。

来週は9組残っています。ジョンとエドワードを除いて、残っているのは誰も歌唱力があって、レコードデビューしてもぜんぜんおかしくない人たちばかりなので、明日の大衆紙にはまた激しくこけおろしの記事がのるでしょう。でもそれこそ「光が強くなると影も濃くなる。」です。反ジョンとエドワードの声が高まると、ますます電話投票する人の数が増えるようです。

まあいくらなんでも最後まで勝ち残ることはないと私も思うんですが、あまりにもシリアスなタレント番組に新風を送り込んだこの二人、将来はテレビデビューするのは間違いないでしょうね。

http://www.youtube.com/watch?v=A0V7YFP1HTg

百聞は一見にしかず。YOUTUBEのリンクを載せときます。最後にすごいブーイングが入ってます。でも今週も無事通過したもんねー。

2009年10月24日土曜日

クエスチョンタイム

イギリスには毎週クエスチョンタイムという番組があります。かなり堅いまじめな討論番組で、毎週4人ゲストのパネラー(質問に答える人たち)が出場し、会場の質問者からの質問に答えます。パネラーは大体政治家が3人、ジャーナリストが一人です。政治家は現職の政治家だけでなく、昔の政治家も出てきます。もちろん別々の政党からです。時には総理大臣が出ることもあるほど、注目度の高いレベルの高い番組です。会場の聴衆も政治に詳しい人や、少なくとも何か言いたいことのあるひとばかりで、かなり白熱した討論番組です。

それで先日はBritish National Party (BNP)の党首が出ていました。これは極右のナチ政治団体で、10年くらい前まではアングラな政党でした。白人主義、コーカサス人主義、反有色人種、反移民の政党。でも数年前に若い頭の良い党首が現れて、この政策をちょっと耳障りの良いものにしました。

「イギリスはイギリス人のものだ。外国人はイギリス人の職を奪う。移民反対、異人種間結婚反対。先祖代々イギリス人だった人たちが自分の国で優先されてどこが悪い。」と正当化して訴えはじめました。それでイギリスの低教育、低所得の手に職のない白人イギリス人の間で支持者が増えて、前回の地方選挙では2議席もどこかの地方都市の市議会の席を確保しました。

(でも実はイギリスは技術と教育のある労働力不足で、教育の高い東欧からの移民がないと病院なんて医者不足、看護婦不足で回らないし、建築業もよく働くポーランド人なしでは人手不足だし、しかも日本と同じ高齢者の人口が増えすぎて、移民という若い労働力なしでは年金もまかなえないんですけど。)

それでもBNP の支持者だというのは大きな声ではいえることではなく、どこかの新聞がその党員のリストをすっぱ抜いて、そこに現職のおまわりさんや学校の先生がいて問題になりました。

私はアブラハムの教えに従って、気分の悪くなるとわかってることは避けるようにしていますから、最近はニュースもぜんぜん見ないし、テレビもこういった政治番組は見ません。で、この日もこんなのは見ないでコンピューターに向かっていたのですが、同じ部屋でデイブが見始めました。それでも無視してブログを書いていたのですが、やっぱり少しは耳に入ってきました。

この番組はいつも対立する政党の政治家がパネラーですし、オーディエンスも熱が入っていますから、白熱する激討にはなりますが、そこはジェントルマンの国、お互いを侮辱したり無礼なことは言いません。でもこの日はかなりオーディエンスの発言は感情的だったり、ブーイングが出たりしてました。(どちらのどういう意見に対してかは不明)

それで最後にパネラーが一言ずつまとめを言います。この日のほかのパネラーは保守党(野党)の若い女性議員(インド人とのハーフ)、別の野党の著名な黒人女性議員、そして労働党の国務大臣(というか、正確にはLord Chancellor and Secretary of State for Justiceというすごく重要な地位の大臣)でした。この3人が普段はいくら激しい討論になってもあくまでも文明人的ジェントルマン的程度を崩さないのに、この日ばかりは嫌悪感を丸出しにして最後を締めくくっていました。

「BBCが彼をパネルに呼んで本当によかった。この場でオーディエンスの質問にあって、彼の本性がどんなものか、BNPがどんなにか汚らわしい人種差別主義者、ナチ主義者であるか、視聴者にわかってもらえたと思う。イギリスの政治にはこの政党のための場所などない。」というような発言でした。

このテレビ番組を背中で聴いていて、私ってアブラハムの教えを読み出してから、本当に進歩したなあと自分で嬉しくなりました。

昔だったら、まず第一にこういうものをわざわざ見て、テレビに対して怒りまくっていたかもしれない。そしてBNPやこの党首、そしてこの政党に投票する人たちに対する嫌悪と怒りで一杯になったでしょう。もちろん私は有色人種の移民ですから、居心地の悪い思いというか、自分が彼らの攻撃の対象になったように感じたと思います。

それが今回はまず見ようとも思わなかったでしょ。それでもデイブが見ていても、「まあ良いや、私はほかに気を向ければ。」と思って、意識を払わなかったでしょ。

そして「こんな考え方をする人がイギリスにはまだまだたくさんいる。なんとナチ的な怖いことだ。」と思う代わりに、こういう団体を嫌悪して弾劾する白人のイギリス人がたくさんいるのだなあ、イギリスって文化的で良識のある懐の深い良い国だなあと思いました。そしてこの党首に対しても、まあそういう考えの人もいるのね、という感じで別に何も思いませんでした。

「ハハハ、私はもう永住権もらってるもんねー。あんたにはどうにも出来ないもんねー。」という感じ。

私の友達で、日本の大学を出てイギリスで大学院で博士業を取る勉強をしていた人がいるのですが、11年前に急に大病になり生死の境目をさまよって、それ以来チャネルできるようになり、日本に帰って霊媒になった人がいます。彼女がよく言っていました。「光が強くなると影が濃くなる。」って。

物事にはすべて二極性があります。ある力が強まると、それに反する力も強まる。こんな風に排他的、反移民的声が高まるのは、それだけ世界が狭くなって、人々の動きが活発になり、異人種間の接触や融合、協力や調和があらゆる意味でますます強くなってきているからなんだなあ。その流れはもう誰にも押しとどめることが出来ないところまで来ているので、そういう反移民の声も同時に高まっているのだなあ。世界は人種間の友好や強調がますます盛んになり、どんどん住みやすい平和な良い世界になってきているのだなあ。いいこと、いいこと。すばらしいこと。

アブラハムの教え、私にはぴったりの教えです。

2009年10月23日金曜日

二極的存在




雁が群れをなして飛んで行くの見たことがありますか?大体8羽から10羽くらいの群れで、Vの字になって美しい隊列を作って飛んでいます。あんなふうに整然とV の形を乱さないで動くのは、人間でも難しいと思う。でも雁はいつも飛ぶときはそんな風に飛んでいます。

これを見て思うのですが、雁というのは個人個人の位置だけでなく、全体の位置がわかっているに違いない。でも首をひねってみてるわけでもないので、おそらく人間には理解できないテレパシーのようなものがあって、個体としての位置と全体としての位置がわかっているんだろうなあと思います。

わたしがよく書くアブラハムの教えは、たくさん本が出ている割には結構内容がシンプルなんですが、その一番基本的な教えは次のようなものです。

人間は生まれる前はどこかからやってきて、死んでからどこかに行くという考え方は間違っている。人間は生まれる前も生まれてからも、源(Source)、もしくは人間が神と呼ぶものの延長である。人間とは神のエネルギーが人間の体を通して体現されたもので、生前と死後だけでなく、生きているときも常に神の延長、一部である。つまり、肉体としての自分と神の延長としての自分という二極性を持って存在する。

とまあ、こう日本語に訳して書くと堅苦しいんですが、つまり、木漏れ日が太陽の光の一部であるように、波しぶきが海の一部であるように、人間の中を流れる魂・エネルギーは神の一部である。ということです。

で、雁が空を飛んでいるのを見ると、本当に個々の鳥の個人的な視点のほかに、全体を見る視点(神)とつながってるなあと、しみじみ思います。

それからいわしの群れ。野生動物の番組などでやっているいわしの大群を見ていると、何万ものいわしが、まったく同時に泳ぐ方向を変えます。するとそのたびに光の反射が変わって、見ているのはすごくきれい。まるで北朝鮮のマスゲームみたい。でもマスゲームは何ヶ月も練習しますが、これはただ自然に同時に方向を変えています。これを見ても、雁の群れを見るときと同じようなことを思います。


これに限らず、動物の行動を見てみると、神が存在する、とまでは言わなくても、人間のわからない何かがあるなあということが多い。

アフリカのある国のある場所で、年に一度わにの大群が集まるところがあるんです。川沿いのその場所にあちらこちらからわにがたくさんやってきて、数日待機しています。何を待っているかというと、年に一度その川が氾濫して、そのときにたくさんの魚が浅瀬を抜けられなくなって、大漁食べ放題になるからです。

それだけでも結構わにって賢いのねと思うのに、実はもっと驚くことがあります。というのはこの川の氾濫は最近始まったことなんです。川の上流にダムが出来て、それ以来年に一回川が氾濫するようになった。それがどういうわけかその情報がすごい勢いで大量のわにの間で広まって、はるばる遠くの川からも年に一度きっちりと間違うことなくやってくるんです。

年に一度というのは、月の満ち欠けとか太陽の位置で、野生動物にはわかるのかもしれない。でもどうして最近氾濫するようになった川の情報が、そんなに早く伝わるのでしょう?わにって進化論的にはかなり原始的な動物のはずなのに、すごいことだと思いませんか?

わにも人間のように二極的な魂を持っていて、個体としての知識と全体としての知識があるんじゃないかなあ。

これでもかというように別の例をとると、かえるの話。アフリカだったかアマゾンだったかのある種類の蛙は、メスが卵を産むとオスがそれを食べちゃいます。でも実はそれは食べているのではなく、口に入れて無事に孵化するまで世話をするんですって。まあこれって本能といえば本能かもしれないけれど、すごく複雑な本能だと思いませんか。

これに限らず、動物の交尾というのはすごく複雑な本能行為。生物学的にだけ考えれば、人間は交尾行為をすごく複雑に社会のシステムに組み込んで、結婚だとか宗教だとか一夫一妻制だとか多妻制だとか不倫だとかマナーだとか、とにかくややこしい。それほどややこしいものなのに、どうして動物界ではすんなりと運ぶんでしょう?たとえば何も考えていないとしか思えない、自分がオスかメスかすら知らない魚が、どうしてメスが卵を産むとオスがちゃんと精子をかけるのでしょう?本能といってしまえばそうだけど、これってすごく複雑な行為だと思いませんか?メスとオスという別々の個体が、かなり原始的な生物まで、きちんと寄り合って交尾して種を保っているというのは、個別の個体としての知性のほかに、全体としての知性が備わっているに違いない。

人間というのは考える生き物です。だからすばらしいんですが、そのせいで「全体としての知性」、つまり神につながった部分の知性がすんなり入ってこない。そうアブラハムは言います。

話が堅くなりました。今日は明日は土曜だし、最近はおばさんのこととか秋が来てしまった愚痴だとか、軽い内容のことばかり書いていたので、ちょっと難しい話をしてみました。

ところでここに書いたようなことは、野生動物の番組を見ていて思ったんですが、イギリスにはデビット・アテンバラ(David Attenbourough)という著名なテレビの野生動物番組のプレゼンターがいます。すごく昔からやっていて、今は70歳位かな。今も現役で、また最近新しいシリーズが始まりました。

それで気づいたんですが、子供のころ日本で毎週木曜日の7時から見ていた「野生の王国」という番組があるんですが、その番組って多分この人の番組だったんです。野生動物の番組だから簡単に吹き替えして、日本で流していたんでしょうね。大好きな番組で、これを見て子供のことは獣医になりたいとずっと思っていました。
写真は話をわかりやすくするために適当にネットで探しましたので、あしからず。