2014年9月28日日曜日

死ぬというスラング

日本語で死ぬという言葉は、亡くなるとか逝去するとか他界するとか、いろいろ言い方がありますね。「死ぬ」という言葉自体を忌み嫌う人も多いかと思います。

英語でもいくつかDie以外に言い方があります。学校で習ったのはPass awayかな。でも、Dieは特に忌み嫌われるというほどの言葉でもないように思いますし、たとえばニュースなどで誰かが死んだという場合、有名人でも事故などの被害者でも、ふつうにDieと言います。Pass awayは、かなり改まった使い方だと思います。

堅い言葉ではDeceaseもあります。これも用途はPass awayと同じようなものと思いますが、さらに改まった感じですね。

日本語でもくたばるというスラングが逆にありますが、英語でも似たようなものがあります。私が知ってるのは、Croak, Kick the bucket, Meet one's maker など。クイーンの曲のAnotherone bite the dustのBite the dustも同じ意味です。

Croakって言うのは蛙とか鶏のなく声のこと。死ぬ時の声から来てるらしいですが、結構悪趣味ですね。

Kick the bucketとは、語源はいくつか説があるようですが、首つり自殺や絞首刑になる時に、バケツの上に立って、それを蹴って死ぬからという話です。これも語源は悪趣味ですが、割と聞く言葉です。

Meet one's makerは分かりやすく、悪趣味じゃありません。One's makerとは、創造主、神様のことです。死んであの世で神様に会っているってことです。

Bite the dust は古い表現だそうで,語源はいくつか説がありましたが、戦いで死んだ時に地面に倒れて口に土が入るからだという説が有力のようです。

私が好きな表現は、Pushing up daisies。デイジーは2センチくらいの高さの地面にたくさん生えている雑草の花です。埋められて地面の中からデイジーを押し上げているって言うことです。なんか平和な、ピースフルなイメージだと思いませんか?
daisy。日本語ではヒナギクです。


今日の断捨離はカタログや雑誌など。どれもただでもらったものばかりでした。レシピーが載ってるので、後で見るつもりで取ってましたが、なかなか時間がなくて、見る時間も作る時間も。59番。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

へえ、面白い。そういうの、中々知る機会ないからなあ。日本語だと、棺桶に入る、お陀仏、くたばる、死亡、逝去、亡くなる、星になる? あんまりかわいいのはないね。

Atsuko さんのコメント...

星になるって聞いたことないなあ。死ぬという意味とはちょっと違うけど、「草葉の陰から」という表現は、ヒナギクを押し上げるのと似てるよね。