2014年6月12日木曜日

木曜のヨガのクラス

木曜は夜の6時半から1時間半、バーンスタプルという車で30分くらいの町のカレッジでヨガの夜間クラスを教えます。

このクラスを教え始めて2年。ことの起こりは、ずっとこのクラスを教えていた先生がいて、その先生が病気になって教えられなくなったので、治るまで代わりにということでした。

ヨガってテニスや水泳と違って、範囲が広いです。日本風に言えば流派が違うと言うことになるのかもしれませんが、あんなに歴史の長いものだし、しかもインドと一口に言っても大きい国なので、流派による違いが大きいです。しかも先生によってやり方もアプローチもちがうしね。だから、教え始めた時はいろいろ気を使いました。自分の生徒さんなら、自分の知ってることを自信を持って教えるけど、生徒さんもいろいろ戸惑いがあるだろうし。

で、結局その先生は戻ってこず、私が今も教えてます。

今いる生徒さんで、その時から教えてる人は8人です。二人ほど割りとすぐやめていったのですが、その人たちは私のクラスに合わなかったんだなあと思います。その後2年ほどの間に10人くらいやめて、10人くらい増えました。これはまあ、普通の循環です。

私の前の先生は、メディテーションやチャーンティングなど、スピリチュアルなことをいろいろしたのかもしれませんが、ポーズにはあんまりこだわらない流派だったようです。長く彼女のクラスに通ってる人たちもいたようですが、はっきり言って、そんなに長くヨガをやっていたとはとても思えないくらい、ポーズが雑で、体も硬くてあんまり動かない人がたくさんでした。

私が教えるヨガは、ポーズの正確さに重点を置くスタイルで、身体的、エクササイズ的な部分が大きいです。そういうスタイルが好きでない人は、やめていったんでしょうね。

で、今も残ってる人たちですが、そのうちの一人はマレーシア人の70代のおばあさん。彼女はすごく上達して、今はアシュタンガヨガもこなせるくらいです。別の一人は、腰痛がひどいドイツ人のおばさん。彼女もやめるかなと思っていたのですが、徐々に上達して、最近は腰痛のせいでポーズができないと言うことも無くなり、レッスンでするすべてのポーズをこなせるくらいになりました。

他にも、私よりちょっと年上の女性で、去年くらいからどんどんヨガにはまっていって、体型もすっきりして、ヨガの合宿に参加したりするようになった人もいます。

私がどんなにいい先生かって言うつもりはないけど、2年間で、生徒さんの体が柔らかくなって、いろんな動きができるようになり、持久力も着いていって、ポーズがどんどんきれいになっていくって言うのは、なかなかやりがいがあります。

たった週に1回のクラスだけど、ある程度身体的にチャレンジングなヨガを続けると、何歳になっても体ってついて行く物ですね。

でもふと思いました。ヨガのポーズが上達するのはいいけど、この人たち、日常的には利益を感じてるのかなあ。血圧が下がったとか、体が軽くなったとか、腰痛や関節炎が楽になったとか、なにか実感するものがあればいいなあと思います。

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カンナ・リリーがもっと咲きました

2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

そうかぁ。ヨガって継続したら良さそうだなとは思うんだけど、ついついもっと激しいのをやっちゃうのよね~。近所にいたらあつこのクラスに行くのにね。

Atsuko さんのコメント...

カロリー消費と言う意味では、ヨガはそれほど効率はよくないけどね。激しい運動にはそれなりによさがあるし。体のメンテ、マッサージとかボディーセラピーの延長と考えるほうがいいかもね。でもアシュタンガは運動量すごく多いよ。

実はでも、本当は西洋で言うところのヨガは、すべて瞑想のための準備なんだよ~。