2014年3月25日火曜日

K君の夢

高校の時の同級生にK君という人がいます。秀才でスポーツ万能でかっこよくておまけに性格もすごくよくて、まあ漫画にでてきそうなタイプでした。

K君とは中学3年の時に同じクラスでした。彼は当時から人気者だったけど、私は別に接点がなかったので、 なんとも思ってませんでした。それがその学年の後半席が隣になりました。で、どういう経過だったかは忘れたけど、なぜか自習が続いた時期があったんです。それで、課題のプリントなどを一緒にしたり、一緒に勉強した記憶があります。私と彼は成績が同じくらいだったので、話していて新鮮で楽しかったです。

まあそれで、その後数ヶ月間、なんとなくK君が好きという感じでいました。

それだけで終わればそれだけなんですが、わたしとK君は同じ高校に進みました。その上奇遇なことに、一学年12クラスもある学校で、しかも毎年クラス替えがあるんですが、その3年間ずっと同じクラスでした。確率にしたら、12X12X12X12=20,734分の1(中学も12クラスだったので)。3年目のクラス発表の時は,「あ,知ってた」と思いましたよ。

でもその割には、別に特別仲良くしたことも、かといって仲良くしなかったということもありませんでした。普通のクラスメイト。いろいろクラスで遊びに行くことが好きな学校だったので、みんなでボウリング行ったり飲みに・・・・いいえ食事に行ったりしましたが、特にお互い意識することもなく、普通にしてました。

ただ彼は相変わらすスポーツマンでかっこよくて、男子女子問わず誰からも好かれている人気者だったから、その点、私は多少意識して接してたかもしれません。

大学は別々の大学だったので、大学生の間は、同窓会で何度か顔を見たという程度でした。私は卒業しないうちにイギリスに来たし、それ以来20年くらい、たまに人づてで話を聞くくらいで音沙汰無しでした。

それが、ここ3-4年かな、私は日本によく帰るようになりました。そしてメールやFBのおかげで、昔の友達ともいろいろ親交が復活したせいで、このK君ともごくたまにメールやFBでやりとり するようになりました。何しろ彼は人気者で顔が広いから、大阪に帰るたびに、ミニ同窓会の開催をお願いしたり。

まあ、15歳の時からの、妙な縁です。

そのK君なんですが、ごくごく稀に夢に出てきます。当然彼は高校時代のK君。夢の中では、何かちょこっと話をして、でもなんか恥ずかしかったり気まずかったりして、それだけというパターンです。まさに中高生そのまま。何をしたか明確に覚えてることはないので、きっとたいしたことない夢でしょう。

それでも、K君の夢を見ると、なんとなく優しいプチ・ハッピーな気分になります。得したな、というか。(大阪人の反応か。)

そのK君と、今では大人として普通に仲間内で交流できて、その一方で、 夢の中では個人的に昔のK君のイメージと出会えて。一挙両得。

前も書いたけど、他人の夢に出てくる自分って、自分である様でいて、実は自分でないんですよね。もちろん私の夢の中のK君も、私の中のクリエーション。

まあそういうことは、考えると不思議なことです。

しかし、昔ってすごくいい夢見たら、それが現実でないことでがっかりしたけど、最近は、「夢でも得した、ラッキー。」って思います。年取ったってことか。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

それは前世からのソウルメイトだな。きっと(笑)

Atsuko さんのコメント...

いや、そういうと向こうが迷惑でしょ。(笑)。
でも何か、前世でつながりあったのかもしれませんね。近所に住んでたとか、戦友だったとか。