2013年12月12日木曜日

知人の息子さんの話

水曜あった友達には成人した子供が4人います。そのうちのひとりはオーストラリアの大学で博士号をとった後、今年の春までオーストラリアで大学の先生をしていました。その間自分でアルゴリズムのプログラムを開発し、今はイギリスに帰ってきて、大学で講師をしながら株式投資してるそうです。

大学は、イギリスでは、物理学に関してはオックスブリッジに勝るとも劣らない超有名大学のインペリアル カレッジ。

とっても優秀なので、公立の中学か私立の中学が、どちらに行ったか聞きました。4人のうち二人は地元の公立、二人は私立の学校に行ったことは昔に聞いていたので。

行ったのは、公立。「でも15歳からは登校拒否になって 学校に行かなかったの。」とのこと。いじめか何かにあったのかと思ったら、「いやたぶんマリファナのやりすぎで、パラノイアになって、行かなくなった。」とのこと。

ワイルドやんと思っていたら、その先がありました。

それから別の高校に移って半年くらいAレベル(大学入学のための資格)を勉強したけど、ドロップアウト。そのあと地元のガラス工房のようなところで、工場で働き始めたとのこと。その間自分でサーフボードを作り、16歳の時に仕事をやめ、ためたお金でサーフボードと一緒にひとりでカリビアンに旅にでたらしい。

その後、彼女によると「でも、工場で働いたって全然儲からないということに気がついたんだろうか、」、高校に戻ってまじめに勉強し、上記のロンドン大学のインペリアルカレッジで物理学を勉強することになったそうです。

そこはちょっと変わったというか、まあ一般的でない家庭環境なんですよ。お父さんのフランクは、イギリスでしかありえないような、先祖代々のすごいお金持ちで、有名なイートンスクールに行った後、若くして大きい財産を相続して、一度も働いたことがありません。お母さん(私の友達は)元ヒッピーで、二人は若くして知り合い結婚して、今でも本当に仲がいい夫婦です。

二人ともとってもいい人だし、子供たちにしたら、両親が二人とも家にいて、すごい田舎の人里はなれたすごく大きい家で、全然お金の心配のないヒッピー二人に育てられたんですね。そんな田舎でマリファナ中毒って、家にグラースがごろごろ転がってたのか???

そんな家庭環境でも、というか、そんな家庭環境だからか、優秀な素質のあるひとは優秀になるんですね。

ちなみに彼女の4人の子供は、一人は地元で農業関係の大きいビジネス経営、 ひとりは大工さん、一人はニュージーランドで博士号をとって、今はフランスで大学の講師。

なんかよくわからないです。

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