2013年9月13日金曜日

阿漕な商売

日本にいるときにピアスの一つを失くしました。私は職業柄大きいピアスや長いピアスはしないので、普段は銀の小さいものやリングを入れっぱなしにしてます。長くはずしているとふさがってしまうので、とにかく何か小さいものが入っていればいいという感じです。

それで先日、チャーリーと文房具などを買いに行ったついでに、アウトレットのショッピングモールでアクセサリー屋に買いに行きました。日本でもみかけたClaire’sという店です。

銀の小さいピアスでまあまあいいかなあと思うのが二つありました。値段は6ポンドと7ポンド。アウトレットだから30パーセント安くなるはずと思っていたら、その日は店中にポスターがあり、かばんを除くすべての品が 「10個10ポンド」とのこと。今のレートでいうと1500円です。

これは無茶苦茶安い。でも10個も欲しいものがあるわけない。せめて5個6ポンドとかなら買うのに。

でもこの時チャーリーと一緒だったので、彼女が「でも二人合わせれば10個見つかる。」と主張し始めました。靴下とかマフラーとか手袋とか、ちょっとした化粧品やヘアアクセサリーなど、商品はたくさんあるんだけど、欲しいものといえばそんなにあるかなあ。

で、結局二人で探しても10個も見つからず、じゃあチャーリーの友達の誕生日やクリスマスなどのプレゼント用にと2つネックレスを買いました。

結局買ったのは私がこの4つのイヤリング。チャーリーは ブレスレットとかネックレス4つ。上述のネックレスが2本。全部で10ポンド。

確かにすごいお買い得。でもすごい阿漕な商売。だって最初の予定では、小さいピアスを一組だけ買う予定だったんだから。 でもそれに4ポンド払うか、それとも10個買って10ポンド払うか。

いくら安くても必要ない物は買わないのが、節約のコツかつ断捨離のコツ。でもそれは「1個400円、3つで1000円」くらいの時まで。やっぱりこんなに大きく値引きされると買ってしまうよ。ああ。阿漕。

それにしても一人でいっていたらやっぱり絶対買わなかったと思う。もしもそうだったら、10個買う代わりに一つだけ4ポンドで買ってたかな。もしかしたら何にも買わないことにしたかもしれない。

そうそう、そういう割には私もちょっと似たことやってるんですよね。ヨガのクラス。1回ずつ払うよりも半学期分先払いしたほうが断然お得な値段になってます。でも、私は生徒さんにはぜひ続けて毎週ヨガに来て、ますます健康になってヨガのベネフィットを知ってもらいたいからなんですけど。

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その時一緒に買ったもの。エッフェル塔のが一番気に入ってます。この一番下のは、小さい銀のリング4組で1ポンドとありえない安さ。

4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

売り切りたかったんですかね。しかし、あこぎという漢字を見たのは初めてでした。

本読みと山歩き さんのコメント...

阿漕には阿漕な対策を!
10人に声掛けして、10個買う、一人1個一ポンドで買える! みんなうれしいので、10%のマージンを貰う。
それでも一人約1.1ポンド! 
あつこさんはほぼタダで、1個をゲット出来る!(笑)

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、そう?私は阿漕という漢字知ってたな。書けないけど。もしかしたら関西の言葉?私の親くらいの年代の人が使う言葉のような気がするなあ。
でも用法としては「阿漕な商売」以外に使われてるのを聞いた事がないと思う。そう考えると不思議な言葉ですね。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、そんな面倒なことするなら、10パーセントのマージンじゃ足りません。4人に声をかけて、全員2つ買うことを割り当てて、20パーセントもらわな。
一人につき、2つを2.40ポンド。これでも十分安いですよ。そうすると私は40ペンス払うだけで2個ゲット。