2010年9月3日金曜日

野球選手の給料

こちらに帰ってきてから、野球中継が見れないので、YouTube でプロ野球ニュースを半日くらい遅れてみています。Yahoo!では言葉での実況中継はあるんですが、これはちらりちらりと見るには良いけれど、じっと座って見るには退屈すぎますね。

それでいろいろみているうちに、阪神の選手の年棒のリストを見つけました。正直言って、結構安いのねえと思いました。一番もらってるのは城島や金本選手、藤川球児選手で、4億くらい。でも実はその二人より良く撃つ4番の33歳新井君は2億。そして今すごく活躍してる29歳鳥谷選手は1億6千万とのことです。

1億もらうなんて十分じゃないかと思うかもしれませんが、でもたとえば外銀のトップの人たちはやっぱりこのくらいはもらってるんじゃないのかなあ。そのほかにも不動産やら何やらで、そのくらいの年収の人は結構たくさんいるんじゃないでしょうか。まあ、確かに高額といえば高額ですが、それでも結構普通の人でも手が届くような額なのねえと思ってしまいました。

まあそれでもこの当たりはいいとして、ちょっと以外なのは5番を打ち、先日40本目のホームランを打ったブラゼルは8000万です。打率3割5分くらいある1番バッターのマートンは1億。わざわざアメリカからやってきた助っ人たちは、もっともらってるように思っていました。

スタメンに入ったリ入らなかったりという選手は、大体3000万から4000万。この辺はこんなものかなあという感じでしょうか。

それでもたとえばルーキーで先日先発して初白星を挙げた秋山は600万、そして入団5年目で明日先発予定の鶴投手も650万。時々城島に代わってマスクをかぶる小宮山選手も600万です。そして1軍の選手表を見ると、ほとんど無名の選手たちですが、300万台の人たちも数人います。プロの1軍で300万台っていうのはやっぱり驚きですね。少ないですよ。

どうして安いかと思う一番の理由は、イギリスのサッカー選手がとんでもなく多くもらってるからです。プレミアリーグの選手の平均は676、000ポンド。160円で換算して1億800万円です。しかもこれは平均。一番良くもらってる年代の28歳の選手の平均は1、160、000ポンド。1億8500万。

そして一番高額の選手、デビッド・べカムは27,200,000ポンド。なんと43億5200万です。

サッカーなんて週に一度しか試合が無いでしょ。でも野球は週に6回、3月から10月まで試合があって、そのほかにもキャンプだの何だの、オフもあってないような感じだし。

これでこんな普通のサラリーマンやビジネスマンみたいな額だと、割に合わないような・・・。

元阪神の選手の赤星選手さんが盗塁をするたびに車椅子を一台寄付していたそうで、結構しけてる寄付の仕方だなあと思ってたんですが、こんな年俸じゃ当然か。べカムがどかんと百万ポンド寄付したなんて話も聞かないし。

甲子園球場でヒーローインタビューでお立ち台に上がると、阪神百貨店からヒーロー賞が送られます。その内容、一説によると商品券20万とのことです。このくらいの年棒なら、これって結構嬉しいだろうなあ。

5 件のコメント:

こんの さんのコメント...

今日のを読んで...
あつこさんの意外な面を見たような気がしました
イメージしていた姿とはずいぶんと離れた感じです
でも、よく考えてみれば、私のそれが当たっていないのかも知れません
庶民の金銭感覚からすれば、日本人の億万長者は凄いというか、庶民には高嶺の花的存在ですからねぇ
クーラーやカラーテレビ(デジタル)が買えない人も珍しくない、というか...
高額所得者は、それなりの働きをしていると言われれば、そう もうなにも言うことはないですが...

あくあ さんのコメント...

日本の野球選手の報酬は低いですよね。アメリカの大リーグはもっと全然多いから、松井とかイチローとかがアメリカに行っちゃうんだもんね。しかし、外銀のトップは1億どころじゃないですよ。グローバルのトップなら数10億でしょ。でも、外銀のグローバルのトップになるのって、ベッカムになるくらい大変ですよ、きっと。1億くらいの人は結構ごろごろいるけど、と言っても、普通の人でももらえるわけじゃなくて、かなりの狭き門なので、プロ野球選手になるのと一緒とまでは言わないにしても、まあそのくらい稼ごうと思うと、どっちにしても才能の上に相当の努力と犠牲が必要だということでしょ。

しかし、いまだにポンドを160円で計算しちゃうあたりがかわいいね。160円って、2008年くらいですよ。今は130円。為替が生活に影響すると大変だよね。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、フフフ、そうなんです。私はなかなか一筋縄ではいかないのです。

プロ野球選手になるのが夢という子供はたくさんいるけれど、それでも実際プロになれるのはごくごくわずか。しかもそのうちで、一軍スタメンに入れる人など、ほんの数人。しかもおととい引退した矢野選手のように20年もやれる人は、球界に数人しかいない。

それじゃあプロで泣かず飛ばずで30そこそこでやめた人たちって、一体どうするんだろう。次の就職は?年棒300万じゃ結婚もできないですよ。

って思うと、厳しいと思いませんか。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、安いよねえ。イギリスのサッカーにしても、大リーグにしても、とにかくまっとうな仕事をしていては稼げないようなとんでもない額のお金をもらってるというイメージだから、それに比べて、銀行家などと比較になる程度の年収っていうのは、少ないですよ。それにキャリアも長いし、故障なんてしたら、来年はお払い箱だし。

甲子園球場で7回と終了後に飛ばすジェト風船がひとつ50円。2回で100円。これを4万人が飛ばすと、風船だけで400万。野球って毎日あるし、すごい額のお金が動いてると思うんだけど。

Atsuko さんのコメント...

上のコメント、「キャリアは短い」の間違い。