2010年5月3日月曜日

ブルーベルと救急病院





今日は何度かこのブログで話が出たハートランドにブルーベルを見に行きました。ブルーベルというのは青い小さな花です。一つだけ見るとどうってことないのですが、時々これが森の中の日陰にカーペットのように一面咲き誇っている場所があります。時期はちょうど今頃。日本の桜のように満開の時期が短いので、機会を逃すと見れません。

私は今まで一度も見たことがなかったんです。どこがいいのか良くわからなかったのが原因なんですが、先日このブログにコメントしてくださる本読みと山歩きさんのブログで写真を見て、どうしても行きたくなりました。

でもガイドブックなんてないので、まず人にどこがいいか聞いてみると、ハートランドとのこと。ハートランドといっても広いので詳しく聞くと、友達が教えてくれました。

それでいってみると結構車が止まってます。祭日なのでブルーベルの花見に来た人がほかにもいるよう。それで教えられたとおり牧場を歩くんですが、景色はきれいだけど、タンポポばかりでブルーベルはなし。そこでデイブと子供たちが、牧場を離れてうっそうとした森の方向に行くと、生えていました。

なかなかそこは斜面が激しく谷になっていて、どんどん小川のほうに道なき道を降りていきます。私もしりもちをつきながら行きました。降りるのは何とかなるんだけど、どうやって戻るんだろうと思っていると、その小川の向こうにもっと美しいブルーベルを見つけました。それで小川をバシャバシャト渡って、バーブワイヤーのフェンスを抜けていくと、そこにはなかなか整備された散歩道がありました。何だ、最初からこっちにくればよかったんだ。

それで天気の良い中、1時間ほどブルーベルを見ながら徘徊しました。

そのあと家に帰ってきました。すると車を降りるときにチャーリーの指をデイブがドアにはさんでしまいました。チャーリーは泣いてます。昨日お泊りであまり寝ていないので機嫌が悪いうえ、明日から臨海学校なのに骨折していたら行けないかも知れないので、ショックで泣いてるよう。

そういうわけで今度は車を逆方向に向け、30分くらい走って救急病院にいきました。結局レントゲンを撮ると骨折ではないということで、安心して帰ってきましたが、3時間くらいかかりました。せっかくの年に数日しかない休日なのに、病院の待合室で過ごすことになってしまった。

6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

チャーリーさんの怪我 骨折でなくてホッとしました

>天気の良い中、1時間ほどブルーベルを見ながら徘徊しました

写真と文 (いいなぁ)です
日常の暮らしの中の詩(ポエム)を感じますです(大きな拍手!)

どこかよく分からない所を探して行くって、楽しいことですよねぇ

あくあ さんのコメント...

そんな場所にふらっと行けるなんていいねって言おうと思ったら、なんと怪我が待ってるとは!まあ大事に至らなくて良かったけど、いろいろあるんだよね。

本読みと山歩き さんのコメント...

いいですね~。
陽が当たると、ブルーベルの紫が太陽光にまけて、写真写りが悪くなりますが、実際はもっと色が濃かったんでしょね。
そこはかとない甘い匂いはしませんでしたか?

ところで、最初の写真も非常に興味深いのですが? 真ん中の遺構はなんでしょうね?
遺跡に見えますが。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ありがとうございます。ここ数年、ハートランドできれいなブルーベルが見れるとは聞いていたんですが、やっとどこかわかりましたので、来年からちゃんといけます。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、この救急病院の待合室、6週間前もルイの捻挫で座っていたんです。こんなところとは顔見知りになりたくないんですが。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、昨日痛切にもっといいカメラがあればと思いました。ワイドアングルのだとか。私のカメラだとおっしゃるとおり、青が薄くなってしまいました。においは感じませんでした。もしかしたらイギリスのブルーベルは匂いがないのかな。でも先日山歩きさんのブログにのっていた熊にんにくを見つけて、チャーリーが花を手でつぶしたら、すごいにおいがしました。

あの最初の写真、遺跡の向こうは海です。私も何の遺跡か知らないのですが、今度行った時近くまで歩いてみます。