2009年11月3日火曜日

先週までは曇り空ではあったものの、10月末にしては温かく、時には青空も見えたりして、今年の秋は本当に温暖だなあと思っていました。

でも11月になって学校が始まったとたんに(先週ハーフタームでお休みだった)すごく荒れてきた。荒れるって言葉がちょうどぴったりです。風がごうごう吹いてます。隣の家のイチジクの木の大きな葉っぱが全部飛んできて、うちの周りは落ち葉だらけ。まあそれくらいなら良いんですけど、植木鉢が飛んだりかわらが飛んだりということになると笑っていられない。去年は隣の家の温室のガラスが割れました。私の温室は透明なビニールでできた簡易温室なので、簡単に飛ばされました。

今朝は雨がすごかった。子供が学校に行くときは小雨だったのだけど、その1時間後にわたしが家を出るときは、道路が川のようになっていて、車では何とか行けたけど、徒歩ではひざまである長靴をはかないと歩けないほどでした。(だから歩いていない)

イギリス人って傘をささないって言うでしょ。それって本当です。うちのデイブなんて傘を持ってすらいません。その代わり特に冬の間はフードつきのコート、というかアノラック着てる人が多いですね。夏でも遠出するときはフード付の防水の上着を持って行きます。結構ふっていても、ずぶぬれで歩いている人もいます。

どうしてかな。めんどくさいとか、すぐになくすとか、店などで盗まれるとかが原因なんじゃないでしょうか。それに日本のように一日中しとしと降るというよりも、ふったりやんだり、予想もつかない事が多いので、持ち運ぶのや乾かしてたたんだりするのが面倒なんですよ。

そうそうそれから、この家雨漏りするんです。ここは昔牛舎だった石造りの大きい建物を家に改造したもので、改造と言っても建て替えと言ったほうが良いくらい、何もかも手を入れて、特に石の壁には入念にお金をかけて雨が入らないようにしたのに、それでもどこかから入ってくるんです。そんなにたいした量ではなくて、雨粒が落ちてくるほどではないんですが、窓の上などの壁が濡れているということが年に何回かあります。

明日はルイが学校からシェークスピアのマクベスの劇を見に行きます。ビデフォードの街に8時半に集合で、そこから市バスに乗っていくらしい。小雨くらいなら良いけど、大雨にならなければ良いけどなあ。

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

あつこさんがお住まいの所 そういう秋なのですね
イギリス全土がだいたいそういう気候なのでしょうか?

うふふ 日本人は台風の時でさえ傘をさしますからねぇ。傘が風で壊される映像が映し出されます
雨に濡れるのを嫌う人が多いみたい。私は濡れることには比較的平気です

先日、傘 1本 125円で売っているのに(安い!)とびっくりしました

Atsuko さんのコメント...

これって秋っていうのでしょうかね?冬という感じがするんですが、まだ11月だから秋かなあ。

そういえば日本って台風でもさしていますね。この夏奈良に行ったときに大雨にあい、朝天気がよかったので傘を持っていかなかったので、友達に相合傘してもらいましたが、傘ぐらいじゃどうにもならないような雨で、雨宿りする以外ありませんでした。雨の種類にもよりますが、傘をさしても頭が濡れないだけで、びしょぬれになることもありますよね。

125円。それは安い。買いましたか?

あくあ さんのコメント...

それは冬じゃないんですか?

今日、シドニーの人が12月の中旬から1月末くらいまでは多くの人が休みを取る・・という話をしていて、はたと気付いたのですが、彼らにとってはそれが夏休みだったんです。

南半球は極端な例だけど、何月が秋か冬か夏かって、一般的なものじゃなくて、やっぱ緯度によって決まるんですよ。北海道はもう雪まみれみたいだから、きっと11月は冬って呼ぶんじゃないかな。

Atsuko さんのコメント...

シドニーは夏休みかあ。いいなあ。

こっちは気温11度。これって冬の気温なんだけど、なんとなくまだ気分的には冬って気がしないのは、たぶん今年は10月が暖かかったことと、まだ起床時が明るいからかなあ。

朝起きると一面霜が降りていて、手袋をマフラーと帽子をして、白い息を吐きながらバスを待つ、という季節になると冬という感じですね。

ロシア文学の授業で、レニングラードは11月が一番惨めな季節だと言う話が出たの覚えてますが、ヨーロッパってどこもそんな感じなのかも。