2009年11月26日木曜日

困るもの

おとといインターネットがダウンしていて、なんだか変な感じでした。はじめは一体どうしてだめなのかわからないので、こっちのハードウエアのせいか、それともウイルスか、誰か人を呼んで修理してもらわなければいけないのかと心配しましたが、むこうの問題だとわかってからは、ただ手持ち無沙汰な、妙な感じでした。仕方なくテレビを見たりしましたが、ニュースもぜんぜん面白くなく、結局早く寝ました。ちょっとのどが痛かったので、ちょうどよかったと言えばよかった。

なぜかメールだけは使えたので、必要な連絡は問題なかったし、ちょっと気になったことといえば、クリスマスプレゼントをオーダーしようと思ったところだったので、それがいつ出来るのかなあと心配になったくらいでした。それでもインターネットが元に戻るまでは、なんだか落ち着かない、不安な感じがしました。

それにしても、たった数年の間に、こんなにインターネットに依存する生活になっていたんですね。それで、普段当たり前のように思ってるものの中で、サービスがとまると何が一番困るか考えてみました。

1.一番は水道かなあ。めったにないことですが水道管の破裂で、水が使えないということがあります。飲み水は短期間ならミネラルウォーターを買えば良いけど、なんといってもトイレが困る。まあうちは田舎だから、いざとなったら野原のどこかで、ということも出来るけど。数日以上になると、お風呂の問題が出てきますよね。
田舎のせいか、どこかで工事をすると、水がにごることがあるんです。そのたびに電話して聞くとにごっても問題無しとのことなのですが、本当かなあ。

2.電気。停電、たまにあります。あらかじめ予告が来て、4-5時間停電になることもある。こういうのは昼間なので、わかってさえいれば、その間冷蔵庫の開け閉めを減らして、あらかじめコンピューターも万が一のためにバックアップしたり、テレビの電源を抜いたりと、対処できます。夜急に停電になると、ここはもう真っ暗。それでも数時間なら良いですけどね。

うちは何でも電気なので、本当に困ります。お湯も沸かせない。暖房はディーゼルだけど、電気がないと動かない。冷蔵庫、冷凍庫も長く停電だと困る。屋根裏部屋にキャンプ用のガスコンロがあるので、前回はそれで何とかお湯を沸かしました。

3.電話。今は携帯があるから、それほど困らないけど、昔今の家に引っ越してきた直後、赤ちゃんを二人抱えて、携帯電話もシグナルが弱くだめで、電話が数日故障したときは、困ったと言うよりは、不安でした。赤ちゃんっていつ何時救急車が必要なほど具合が悪くなったり、事故があったりするかわからないし。それにしても故障を連絡してから、4日くらい来てくれませんでした。1日につき15ポンドくらい補償が降りて、一か月分くらい電話代が浮いた。

4.車。うちはこれはすごく困る。子供たちはスクールバスがあるけど、私もデイブも車なしでは仕事に行けないし、それどころか、歩いていける店や施設が何にもなくて、バスが日に5本くらいしかないので、車なしじゃどうしようもない。子供が急病になったり、先日のように急に学校から電話で引き取りに行かなければいけなくなると、本当に困る。まあ、タクシーがあるけど、実はここに越してきて、ここ10年ばかりタクシー、乗ったことないんです。

5.ディーゼルオイル。これはうちの暖房と給湯の燃料。家の外に大きい1.5トンくらい入るタンクがあって、これに年に2回ほど、タンクロリーが来て補給していきます。今の家に引越しした2ヵ月後ぐらいに、タンクの残量の調べ方を間違えていて、オイルを切らしてしまったことがあったんです。12月の寒いときで、生後3ヶ月と2歳の赤ちゃんがいて、しかもお父さんはロンドンに遊びに行ってるし、オイルが来るまで数日困りました。しかもオイルが補給された後も、オイルを切らしてしまったためボイラーが故障して修理屋に来てもらわなければならず、1週間くらい乳飲み子を抱えて12月に暖房なしで生活しました。

6.ボイラー。この給湯と暖房のボイラー、これが10月の末に壊れたんです。だからその日はお風呂はだめ。翌日に修理屋が来て何とかお湯だけは出るようになったのですが、暖房は部品がなくて1週間くらい直せませんでした。その間、人に電気ヒーターを借りて何とかやり過ごしました。その一週間後に暖房が直ったのですが、幸いなことに温かかったので、難を逃れました。ちなみに修理費は、息を呑むような額でした。

7.携帯。これはそんなに困らないけど、ちょっと不安かな。特に車に乗るときに、途中で故障したときに連絡できる手段がないというのはね。でもこれって、10年前くらいまではそんなこと考えなかったから、世の中便利なった反面、万が一のときの不安感が増した気がしますね。昔は、まあそうなったらそうなったで何とかなるさって感じだったんでしょう。友達が予定のキャンセルとかでメールしてきたら、壊れてたら不便だろうな。

ああ、こんなこと考えすぎると、引き寄せてしまうかも。今何もかもちゃんと機能していて、ありがたいありがたいと思うことだ!

全然関係ないけど、ジョンエドのリハーサルのビデオです。かわいいよ、不真面目さが。

http://xfactor.itv.com/2009/music/mix-tapes/detail/item_200871.htm

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

困るもの(こと)
あぁ、よく分かります。大震災となれば、いっぺんにいろいろ一緒に使えなくなる
水道破裂・停電・道路・ガス、そしてケイタイもパンク状態で使えない

特に、これから冬場は暖房が使えないのが辛い
日本では、石油ストーブ(電気不要の)が奨められてます
暖房の他に料理が作れます
あつこさん 薪で炊ける釜ありますでしょうか?
キャンプで炊ける飯盒もいいかなぁ

万が一ということも考える必要があります

あくあ さんのコメント...

いやー、そんなことばかり考えてたら引き寄せちゃうよー。

いろんなものが便利に揃ってて幸せな世の中になったよねー、ということにしましょう。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、薪で炊ける釜なんてありません。この辺は本物の暖炉がある家はたくさんありますが、残念ながら我が家にはないです。

小さなプロパンガスのボンベの入っているストーブが唯一物置にあります。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、そうそう。でも本当は、こんなことになったら怖い、というリストではなく、おっしゃりとおり昔に比べていろいろ便利になったなあというつもりで書き始めたんですけどね。