2009年8月31日月曜日

来客とバドミントンと蟹

昨日からお客さんが泊まっています。デイブの高校生時代からの友達のリチャードとその奥さんのリンジーと6歳の女の子イゾベル。彼らに会うのは2年ぶりくらい。


デイブは出身がここから遠くはなれたイギリス北部なので、普段は親戚づきあいとかありません。昔の友達はロンドンか田舎だし、この町の彼の知り合いは私は付き合いが無いので、お互い義理の付き合いが最小限で、楽は楽です。それでもたまには親戚に会ったりすることがあります。みんないいひとたちなのですが、正直言って、一緒にいてもあまり楽しくありません。苦痛とか馬が合わないというほどではありませんが、共通するものがほとんどないし、会ってもほとんど義務感で世間話する程度です。




そんな中にあって、リチャードとリンジーはとっても馬が合うんです。リチャードはちょっと偏屈なところもあるけれど、ゆっくり話をするととっても面白い。彼も小説を書いているので、いろいろ本の話だとか、話題もあう。リンジーはとにかく良い人で、どんなことでも彼女と話していたら面白い。私の子供たちもすごくリンジーになついています。




今日は午前中は海に行きました。あいにく小雨が降りそうだったのですが、岩場に行くと蟹だとか海老だとかイソギンチャクがたくさんいて、蟹を20匹くらいとりました。それからなんと小さいうなぎも捕まえました。こんなの初めてです。




午後はデイブの知人がバーベキューパーティーをしたので、それに出かけました。そこでは余興にバドミントンのトーナメントが行われました。子供の部と大人の部があり、子供たちはそれぞれ自分の名前の刻まれたメダルまでもらいました。




そして私は10ペア(ダブルス)の中で準優勝!(私以外は、結構酔っていた)それで小さいカップまでもらいました。考えてみれば、トロフィーやカップをもらったのって、生まれて初めてでした。




蟹は家に帰ってきて、リンジーと子供たちと一緒に、大きな中華なべで火をつけて火あぶり殺しにし、スープにして食べました。フランスレストランのような味がして、とってもおいしかったです。

10 件のコメント:

こんの さんのコメント...

準優勝 おめでとう! カップもらって(よかったなぁ)
あつこさんがカップやメダルに無縁だったって意外ですねぇ
親戚などとの義理付き合いってたいへんというか、疲れますよね
「遠い親戚より、近い友だち」がいいです

焼肉パーティ そういう経費(バトミントンの賞品代も含め)はどうなされるのでしょう?
会費制とかでしょうか...

Atsuko さんのコメント...

このパーティーは実は誕生日パーティーだったのですが、それを本人が言わなかったので、知りませんでした。

イギリスでは誕生日は本人がパーティーを主催したり、人におごったりします。それでこのパーティーも、主催者さんの懐からお金が出てるんです。カップも子供のメダルも!私たちは手土産にワインを2本と、スナック類を少し持って行っただけでした。

イギリスって結構何でもどんぶり勘定なので、割り勘とか会費制って余りありません。次は私が、と持ち回りになったり、飲み物とかを持ち寄って、なんとなく公平になってるっていう感じです。だから今回日本で、結構みんな10円の単位まで割り勘にするので、ちょっと驚きました。

こんの さんのコメント...

「割り勘」「持ち回り」
そうですかぁ やはり「お国柄」ってありますですねぇ

「割り勘」というのは、上下関係をなくするためという気遣いがありましょうね

誕生パーティ 日本では、家族単位でがおおいのかなぁ... お友だちを招くのは子どもの頃のような気がします

ぎ さんのコメント...

火あぶり殺し。

その表現、直接的で、なんといいますか、、

「あつこ~~」って、つい笑ってしまいました。

こんの さんのコメント...

「火あぶり殺し」
ぎ さんと同じ感じをもちました...

あつこさんとしては、現実を書かれたのでしょうが、ちょっとこころにひっかかります

どう表現しようが、実際行っていることは同じなのですが、それでも...

うう

ひ さんのコメント...

あつこ、フランベだよ、フランベ。

Atsuko さんのコメント...

ぎさん、こんのさん

でも本当にそれがぴったりの表現なんですよ。熱湯に入れるのは、入れたとたんに死んじゃいますが、私たちがやったのは、中華なべに入れて、這い出そうとするところにウイスキーを山ほどぶちかけて、それに火をつける・・・

青い火がめらめら上がる中を死んでいきました。

書かなければ良かったかな?

Atsuko さんのコメント...

ひさん、そうそうフランベ。って言葉はきれいだけど、やってることは同じですよ。

言われたとおり、フランベの後たまねぎとにんじんとパセリと炒めて、ローリングピンの端でがんがんつぶし、水を入れてしばらくにて、こして生クリーム入れただけでしたが、本当においしかった。海から遠いところに住む友人たちは、とっても喜んでいました。

こうして書けば野蛮な食べ物のようだけど、みんなで、なんとなく野生本能が満足させられる食事だなあって言って、おいしくいただきました。

作り方教えてくれてありがとう!

あくあ さんのコメント...

し・しんじられん・・・。火あぶり・・・。

ところで10円まで割り勘するのは大阪だけです。多分。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、
でも、フランス語でフランベという、立派な調理方法ですよお。

やっぱり大阪だけか。なんとなくそんな気がしていたのです。