ご存知の通り、私たちの日本への旅はドバイ経由でとっても長旅でした。そのせいでルイは初日2日くらいは体調がよくなかった。暑さのせいもあり、食欲もなく、疲れやすく元気がなかった。それが3日目くらいに、体調がぱっとしない中無理して水泳に行くと、それこそ水を得た魚のように元気になりました。何か泳げば元気になるような、そんな気がしたんです。やっぱり暑いからかな。
その後は子供たちは超元気です。朝バスでスイミングスクールに行った後、午後は30分くらい歩いて、屋外の市民プールに行ったり。
私は私でちょっとマイナーな不調が続いていました。まず初日は頭痛と、畳の上のお布団の上で寝ることになれず、腰痛というか、夜あまり気持ちよく眠れません。それから、私のイギリスの家はすごい田舎なので、夜や朝は静かなので、朝5時からのせみの鳴き声に加え、朝5時半から炊事を始める母の立てる音で、一晩中ゆっくり眠れません。
それからあせも。初めの3日ほどで足と腕が真っ赤に腫上がり、ハイドロコーティゾン入りの軟膏が必要になったほどです。それから虫刺され。蚊ももちろんですが、家にいると、何か別の虫に沢山刺されました。いつもこのマンションに住む母や妹は刺されないのに、私と子供たちだけが刺されます。それでカーペットとたたみの殺虫剤をすると、刺されなくなりました。
3週間目の今、やっとあせもも出なくなり、虫刺され対策もできてきたかと思うと、今日はまた頭痛が。痛み止めを飲んでもあまり効かず、1時間くらいで口も聞けないくらいの激しい痛みが。暑い台所で料理をしていたので、余計悪かったのでしょうか。困ったなあ、薬も後3時間は飲めないなあと思いながら料理を終え、冷房の効いた部屋でちょっとこのブログのコメントなどを読んでいると、急にすうっと水が引くように痛みが引いていきました。
どれをとっても、やはり20年ぶりの日本の夏に体がついていけてないようです。危惧していた子供たちは全然平気そうなのに、日本で生まれ育った私が一番苦労しているというのも、不思議なものです。
後は、ちょっと太ったような気がします。そもそも飛行機の中から太り始めた。日本食のほうが健康的といわれていますが、それでも、食生活が変るというよりは、イギリスでいつも規則正しくしていた食生活が乱れたのが原因のようです。
運動量はというと、イギリスでは毎日何かしていたので、運動不足という感じがしてなりません。イギリスでは普段はほとんど歩かないのですが、ここでは車がないので駅に行くだけでも15分くらい歩くので、運動量自体が少ないというわけでもないのかもしれませんが、システミックに筋肉を動かすことをしていないので、なんとなく「体がなまってる」という感じが否めません。
そして多分一番インパクトが大きいのは、イギリスでは毎日20分メディテーションしていたのですが、ここに来てほとんどしていないことです。
たとえて言うなら、紐につながれて、そのひもが中心の杭につながれている犬を想像してください。犬は結構自由にあちこちにいけて、しかもそのひもはゴムになっていて、ずいぶん好き勝手にできる。でも本当は中心の杭の近くにいるのが、一番安心で心の平和が保たれている。メディテーションというのは、その杭の部分に毎日戻って、自分の位置やバランスを確認するような過程です。それを最近していないので、なんとなくこう、毎日とっても楽しくやっているんだけど、ちょっと心の平安が保たれきれていないかなあ、という感じです。自分を見失う、とまでは行かないけれど、ちょっと精神的な微調整が必要という感じかな。
近畿地方はやっと梅雨が明けました。そして私たちはあさってから沖縄に行きます。なんだかますます暑くなりそう。ちょっと不安です。
5 件のコメント:
「精神的な微調整」ですね
旅って、意外にストレスが大きいのですよぉ
そう、「タガがはずれる」「タガをはずす」旅の楽しさは、そこにあるのですが、逆に言えば、それが日常茶飯から外れたストレスに...
子どもは柔軟に適応するエネルギーが旺盛ですが、加齢するとその適応力がどんどん減退してくる
でも、「精神的な微調整」を意識しコントロールすれば解決することですから...
非常に偏った見方をすれば...
あつこさん ルイさん・チャーリーさんに嫉妬していませんか?
みんなが子どもたちをだいじに可愛がってくれます。でも、あつこさんには子どもと同じようにはかまってくれない(当然!)
うう、あり得ないようなことを書きました(ごめんなさい)
嫉妬はしてないんじゃないかなあ。でもこんのさんの書いてくださることは面白いです。遠慮なく言ってください。
むしろ子供たちとは何をしても楽しく、うまくいっています。うまくいかないのは母親との事。まあ覚悟はしていたのですが。
むこうにすれば、私たちが来て楽しいことは楽しいけれど、日ごろのペースが乱れて、ストレスになっているようです。家族の中に一人、家庭内の人間関係でストレスを感じている人がいると、みんなそれに影響受けますからね。
家庭の中で、普段はリーダーとしてやっている私が、ここではいつも自分のペースでやっている母といるので、なかなか大変です。普段はそれで、できるだけ子供をつれて家を出るようにしていますが、明日からは沖縄旅行でみんなで顔を突き合せるので、少し不安です。
でも悪いこと、気になることに目を向けないで、楽しいことにだけ気持ちを集中するようにして、楽しい旅行になるようにしようと思っています。
親子の関係というか、つながりのあり方...って、けっこう微妙なんですよねぇ
遠慮会釈なくなんでも言えそうで、じつは言えない
言いたいことの半分も言い切れない
お互いをだいじにしているから、なおさらそうなる
遠慮なくどんどん自分の言いたいことを言えばいい
そうおもうのですが... それが、なかなか難しい
台所で包丁を使う音が、安心感を呼ぶという関係がなかなかそうならない
どこの家庭、親子関係にもいろいろあるんですよぉ
セラピストというか、霊媒のような仕事をしている友達によると、私くらいの年代の女性で、母親と問題のある人はすごく多いそうです。多分戦前戦後生まれの母親と、高度成長期に生まれ育った娘の世代とは、ジェネレーションギャップが大きすぎるのではないかなあ。理解しあえないんだと思います。
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