2020年5月3日日曜日

コロナウィルスロックダウン 41,42日目 CO2の排出量

世界がロックダウンになって以来、環境に好影響が出ているという話は、割と最初から聞いていました。空気がきれいになって惑星がよく見えるようになったとか、インドからヒマラヤが見えるようになったとか。これは1か月くらい前の話なので、今はもっと空気はきれいになっているかもしれません。なんでもCovidのせいで多くの人が亡くなる一方、大気汚染がましになって、命が救われている人たちも多くいるとか。

私の住む近くの海岸からも、今まで見えるとは聞いていたウェールズが何回か見えました。

通勤通学しなくなったから車の数は大きく減ったし、飛行機の数も90パーセントくらい減少とか。コロナによる被害は大きいけれど、地球にとってはいいことだわと思っていました。

が、先日新聞の記事を見て、ちょっとがっかりしました。2020年のCO2排出量は、去年に比べて5パーセントくらいの減少だろうということです。

車も飛行機も減って、景気後退とロックダウンで工場も閉鎖、原油や石炭の消費も減っているのになぜと思って記事を読みました。交通量は減っても、自宅で暖房、冷房、電気を消費していることには変わりないし(実際我が家は電気代は1.5倍になりました。)基本的な部分で、まだまだ二酸化炭素の排出は減っていないそうです。あと、酪農や牧畜などの農業によるメタンガス(二酸化炭素の何倍も温暖化を引き起こすもとになっているとのこと)の排出も減っていないので 、これも変化なしとのこと。確かに交通量が減って、衣料品などの消費が減っても、食糧や冷暖房、日常品などの消費は減らないのですからね。

地球温暖化を1.5度以内に食い止めるには(IPCCによるとあと11年しかないといわれています。) 毎年7.5パーセントCO2の排出量を減らさないといけないそうです。😩😩😩

ちなみに、この温暖化という言葉が危機感を煽らないからよくないと、知人は言っておりました。日本では地球灼熱化、イギリスでは地球水没化にしたらどうかとのこと。

灼熱化と言えば、すでに2020年は記録始まって以来の暑い年になると言われています。

ではこちらこちらもよろしくお願いします。

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