2015年4月6日月曜日

草に覆われたイギリス

今から30年近くも前、初めてイギリスに来た時、オックスフォードにある学校に行きました。そこの校庭が広くて芝生が遠くまで続いていて、あ~これって本当イギリスらしいと思いました。日本の校庭って黄土色の土の地面じゃないですか。

その後今に至りますが、この日本の校庭のような、テニスのクレーコートのような黄土色の地面って イギリス国内で一度も見たことありません。というか、ほぼ断言しますが、イギリスには存在しません。なぜなら、植物の生えていない地面は、必ずや草に覆われるからです。

そのことはデボンに来てガーデニングするようになって、実感しました。とにかく、むき出しの裸の地面は、必ず草と雑草で覆われます。草も雑草ですね。なので、何も建物の立っていない土地は、木や潅木が生えているか、コンクリートやデッキングや砂利を敷くかしない限り、必ず芝刈り機で刈らないといけません。

イギリスで唯一地面が見えるのは、陸上競技場くらい。それも、たぶん自然な地面ではないと思います。イギリスではテニスコートさえ、芝生のコートか、普通の公営コートはアシュフェルトみたいなコートです。

でも日本って、学校の校庭は必ず 地面だし、テニスコートもアンツーカーが普通ですよね。それどころかその辺の児童公園なども、多少雑草は生えていても、基本はむき出しの地面。

そういえば昔スペイン領のマヨルカ島に行った時もそうだったので、たぶん日本やスペインは暑いし、地面も乾燥するし、草がイギリスほどは育たないからだろうなあと思ってました。

そう思って本当に10年以上過ごしてましたが、今年2月にパリに行って驚きました。この写真を見てください。これはルーブル美術館の近くの公園です。まるで日本の公園のように、草が生えていないんです。ここだけじゃなくて、シャンゼリエからルーブルまでの1キロくらいがこんな感じでした。

エッフェル塔の隣の公園も同じでした。つまりパリでは、日本のように、草の生えない黄土色の地面というのは普通のようです。

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イギリスもパリも、気候的にはそんなに変わらないと思うんだけど、これはどういうことなんでしょう?イギリスはそれだけ雨が多いってこと?

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

面白いことに気づいたね。

日本でも校庭に雑草の種を撒いたら育つんじゃないかな。種や根がないからか?でも、種なんて飛んできそうだしね。

調べてみて~。

Atsuko さんのコメント...

公園なんかでは、時々雑草とか生えてるけど、雑草に覆われるってことはないよね。地面のせいなのかなあ。まあ確かに街中では、種は飛んできにくいかもね。
こんな写真のような地面では、イギリスなら雨が降ったらどろどろになると思うけど、その辺の違いも知りたい。