2010年7月21日水曜日
ルイの卒業式
今日はルイの卒業式でした。朝から普通に学校があり、午前中は教会に行ったり式の練習があったそうです。そして午後2時から式でした。
数年前の卒業式に行って、その年の卒業生が全員号泣し、先生も父兄もみんな泣いたということがあったので、そうなるとまずいなあと思いながら行きました。一応万が一に備えてティッシューを片手に。
そうしているうちに20数人の6年生が入場。ステージに上がりました。内容はといえば、それぞれが立ち上がって、今までの一番面白かった思い出、一番楽しかった思い出、そして将来何になりたいかを言いました。それがなかなか面白いのが多く、全員爆笑というのもいつくか。
キリスト教の学校なので、賛美歌を2曲歌いましたが、どちらも子供向きのアップビートの楽しい曲です。2曲目には自分たちで振りまでつけて、踊りながら歌っていました。そして生徒二人による短いお祈り。
そして最後は6年生による歌とダンスということで、「チャチャ・スライド」というディスコでよくかかる曲を全員で踊り、曲の終わりにコンゴ状態でつながって手を振りながら退場。短く楽しい卒業式でした。校長先生がほんのちょっと(1分以下)話をしましたが、あとは全部自分たちで仕切っていました。
そういうわけで誰一人として泣く人は無く、無事に式が終わりました。
日本だとまず卒業証書の授与というのがありますが、そんなものはぜんぜんありませんでした。校長先生の堅苦しい話もお説教も、国歌も国旗もお涙頂戴の蛍の光のような曲もなし。からっとしていました。数年前は「メモリー」を歌い、しみじみと父兄の涙を誘ったのですが、そんなものはまったくなし。ああ、本当によかった!
そのあと教室に戻ってTシャツにサインなどをして、解散でした。
ルイはみんなと同じ中学だし、チャーリーはまた9月には同じ学校に戻ってくるので、私はそんなに深い感慨は無いのですが、ルイもぜんぜん無いみたいです。
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4 件のコメント:
卒業って、やはり一つの区切りで、それなりの意味があるのでしょう
日本にきて夏を楽しみ、イギリスへ戻れば新たな気分で中学生
そういう区切りを通過しながら、自分の人生と他人のそれにいろいろな形で関わっていくことになる
卒業式にどんな感情をもつか...それぞれでしょうねぇ
日本人は、どうしてあんなに悲しむでしょう?(笑い)
6年生は20数人しかいないのかぁ。小さいね。私のときは150人くらいだったかなぁ。今でも思い出せますね。みんなで詩か散文みたいなののうち一言ずつ発声していったのとか。まあとにかく無事に卒業されて、ルイ君もいよいよ中学生。反抗期はあるのか?
こんのさん、こちらでも年によっては全員が泣いた年もあったので、その年の生徒次第でしょう。一人が泣き出すとだめみたいですね。
私は自分が卒業したときは小学校から大学まで、ぜんぜん涙なんて出ませんでした。子供のときは父兄が泣いている気持ちがぜんぜん理解できませんでしたね。子供って振り返って感慨にふけるっていうことが無いですからね。
あくあさん、私は250人弱だったかな。小さい学校と大きい学校ではずいぶん違うだろうね。私の思い出は、ステージに上がって卒業証書をもらって、君が代を歌って、というありふれたものです。大学の卒業式はぜんぜん記憶がありません。行ったのは覚えてるんだけど。
ルイも時々反抗したり、口答えをしていますが、すぐに機嫌が直って、かわいいものです。チャーリーのほうがしんどい。
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