今改めて国母選手の服装問題の経緯読んだんですが。アー、あほらしい。オリンピック出るのやーめたって言いたくなる気持ちがわかりますよ。つまらないことでけちつけられてかわいそう。
こういうの聞くと、ああ、だから私は日本に住めないんだよなあって改めて思います。ほんと他人ごとながら気分悪い。
アラン・シリトーというイギリスの作家の長距離走者の孤独(The loneliness on a long distance runner)という小説を思い出しました。
ある少年院にいるランニングに才能ある若者が、少年院対抗の長距離レースに出るんです。それで少年院の院長の名誉がかかっているので、すごくはっぱとプレッシャーが掛けられる。それでも彼は文句も言わずいわれたとおりにしています。そして当日。彼はトップで後もう少しでゴールというところで、走るのをやめるんです。
自分のためになら走るけれど、少年院の院長の名誉のためには走れない。
まあ国母選手の場合は何とか表面上は丸く収まったみたいですけど。彼も川口さんみたいに国籍捨ててアメリカ人になりたくなったんじゃないかな。
2 件のコメント:
なにか変わったことをやろうとすれば(変革)、それが大きければ大きいほど大きな抵抗や反発を招きます
それをいちいち気にしていたら、なにもやれません(変革できません)
これまでの歴史がそれを多く物語っています
在職中に「開放運動」(主に鉄格子をなくすこと・不要な拘束をなくす)をやって、それをイヤというほど感じました
日本だけでなく、世界中そういう反応があるものです
こんのさん、新しい考えや若い人の感覚に、古い考えの人がついていけないのは、当然といえば当然なのかもしれませんね。
あたらいい動きに対してはどこかから抵抗が出てくるものなのでしょう。本当に、それを気にしないことが一番ですね。
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