2019年9月16日月曜日

チャーリーが大学に入学した件

この週末、チャーリーがいよいよ入学ということで、ロンドンの大学寮に連れて行きました。

そもそも入学が正式に決まる夏の前から、すでに寮は割り当てられていました。ルイがおととし住んでいた同じ寮です。ロンドンブリッジの、大学の隣。ベッドから教室まで1分という距離でした。しかもロンドンのど真ん中です。寮自体はちょっと古くて、トイレやシャワー、キッチンは共同なのですが、なんと言っても場所がいいし、値段もロンドンにしては安いほうです。

それが引っ越しの直前(3日前)になって急にメールが来て、オーバーブッキングのため、別の寮に変えられました。これがすごく遠くて、しかもキングスカレッジの大学寮ではなく、私立の誰でも入れる学生寮。交通費もかかるし、寮費も30パーセントくらい高いんです。

いくら何でもなのは向こうもわかっているので、交通費に年間1000ポンドと、迷惑料として750ポンド支払ってくれて、しかも寮費の差額はむこう持ちとのことでした。

それでも場所が悪いことには変わりないし、何しろ同じ大学の学生とワイワイ暮らすつもりでいたチャーリーはかなり動揺してました。

が、仕方ありません。部屋自体はきれいだし、トイレとシャワーも個室についているので、悪い事ばかりではありません。しかもキングスカレッジの生徒が4分の1くらいとのことで、だんだんまあいいかという気持ちになりました。

それでも急遽に変更になったので、確認のメールもないし、電話しても、丁寧に謝ってはくれるものの、「大丈夫大丈夫、ちゃんと部屋はとってあるから。」というばかりで、それ以上の詳細はありません。

いったいどうなるのだ???と不安に思いながら車一杯に荷物を詰めて、6時間かけて連れて行きました。

結果は、部屋はありました。そしてきれいでした。

でもやたら大きい寮で、チャーリーの棟にはまだ誰もいず、不安そうなチャーリーを残してデボンに戻ってきた私たちも、不安でした。

が、こういう時こそ頼りになるソーシャルメディア。すでに、「直前に寮が変更になったキングスカレッジの新入生」のオンライングループが出来ていて、その中の数人と初日は出かけたようでした。昨晩はその仲間たちと、新歓のイベントで、ロンドン南のクラブに出かけたようです。

今日月曜は大学初日でした。初日とはいえ今週は勉強はなく、いろいろ新歓イベントやオリエンテーションがあるようです。今日は楽しそうな写真が送られてきました。私たちも一安心です。

こうして思えば、私がロンドンに一人で留学してきたのが1987年。もちろんネットもないし、それどころか電話もありませんでした。連絡と言えば、こちらからたまに公衆電話で30秒くらいかけるくらい。母は別に何も言いませんでしたが、さぞや不安だったことでしょう。

ではこちらもよろしくお願いします。

2 件のコメント:

foo さんのコメント...

とうとうですね!ドタバタの中での出発でしたが、きっと最初に厄落としをできたのでしょう。遠くの寮になったとのことで、交通費は?と気になりましたが、ちゃんと保障されて良かったです。私の方に入れてくださったコメントを読んでから、「果たしてKCLの寮はどんなになってるのかな?」と調べてみて、びびびっくり!高い、狭い!!もしかして、寮の方がハウスシェアより高かったりして??やっぱりロンドン暮らしは大変ですね。

Atsuko さんのコメント...

fooさん
最初に厄落とし。そうですね、そうだといいです。
そう、高いんですよ。娘が入る予定だった寮が一番安い寮です。ただMeans-testedの寮費割引制度があって、1000人とか2000人とか上限があったんですが、割引がもらえれば、どの寮も、娘の最初の予定の寮と同じくらいの値段に割引してくれます。ご覧になられたと思いますが、個室にトイレとシャワーのあるオンスイートは週で250ポンド近くとか、すごい値段ですよ!
息子が今住んでいる家は、5人でシェアで月に650ポンド強です。寮と同じくらいなんだけど、寮の場合は光熱費等込みだったし、40週間払うだけだったので、(今は12か月)、やっぱり今のほうが相当高いです。交通費もかかるし、お金の悩みは深刻です。