2018年10月27日土曜日

プラハのホテル

プラハで泊まったホテルは、Booking.comで探したU Zlateho Jelana、もしくはGolden Deerというホテルでした。

前回アムステルダムで泊まったホテルは街中から20分ほどトラムに乗る郊外だったので、今回は街中で探そうと、予算内のホテル20軒ほどピックアップし、レヴューを読んで、結局は勘というか、インスピレーションで選びました。

このホテルがすごくよかったです。値段はツインルームで1泊1万円くらいでした。

プラハの街中の街中、大阪でいえば心斎橋筋にあるような感じ。でも大きい教会の裏で、夜は驚くほど静かでした。(まあプラハは大阪ミナミとは比べ物にならない街ですが)

古い14世紀の建物で、多分10個くらいしか部屋がないと思うんですが、どの部屋もそれぞれ違う形や間取り、家具のようです。家具はシックなアンティークで、プラハ感がいっぱいです。私たちの部屋は入るとそこがホールで、左にバスルーム、右に大きい観音開きのドアがあり、その先がベッドルーム。これが20-30畳くらいの広さで、しかも天井まで5メートルくらいありました。あまりにも部屋が広すぎて、ソファーとか机とかあるんですが、殺風景な感じすらしました。



部屋からの眺め。窓がコートヤード側とこちら側と二つありました。



一番気に入ったのはコートヤードとカフェです。コートヤードにはカフェのテーブルがあり、夏はここで朝ご飯が食べられます。カフェ自体はちょっと狭いんですが、まさにシックなプラハという内装で、静かにジャズが流れているところがまた素敵でした。


細かいところを言えば、ベッドが寝心地が悪いとか、部屋に金庫がないとか、テレビにBBCが入ってないとか、その他あげればいろいろあるとは思うんですが、清潔だしスタッフはすごく親切だし、欠点を補って余りあるホテルでした。

が、今戻ってきて、これを書くのにホテルのレビューを読んだら、一つ星とか二つ星のレビューもいくつかありました。まあ人によって感じ方が違うんでしょうね。

モダンな5つ星のホテルになれてる人にとってはいろいろ気になるところがあるのかもしれませんが、私はこのキャラクターたっぷりのホテル、すごく気に入りました。このホテルをモデルにして、小説やテレビドラマができるんじゃないかと思ったくらい。そういえば、ジョン・アービングのホテルニューハンプシャーを思い出しましたよ。

我々にとっては、プラハ感満々のこのホテルが旅のハイライトのひとつとなりました。

ではこちらもよろしくお願いします

2 件のコメント:

本読みと山歩き さんのコメント...

プラハ~ 古き良き欧州の町の匂いがする感じですよね~
ユダヤ関係の協会や街並みを夜歩きましたが、なかなか良かった。
このホテルも、たしかに新しい味気ないホテルと違い、
そこに住んでるって感じが良いのでしょうかね。

Atsuko さんのコメント...

欧州の中央、歴史のいろいろな火花が舞い散った土地というかんじでした。ふつうにしているだけで、重々しい歴史を感じました。ユダヤ人地区私たちも行きました。ユダヤ教会が驚くほどたくさんありました。
この年になるといろいろなホテルを経験してるから、普通の箱のようなホテルは味気ないですよね。