イギリスでは最近、Minister of Lonelinessというものが出来ました。孤独感の大臣っていうのかな。そう、Lonelinessが社会問題になってます。
今日聞いたラジオ番組では、最近の調査では、人口の30パーセントが孤独感を感じていて、しかも若者にその傾向が多いとか。
LonelinessというのはBeing aloneとは微妙に違います。Lonelinessは寂しく孤独に感じることで、ネガティブな感情。でもBeing aloneというのは一人でいるという中立な出来事。
今の社会って、特に若者の場合、ソーシャルメディアで常に人とつながってるし、YouTubeでもネットフリックスでもあるから、退屈ということもないだろうし。それでも孤独っていうのはどういうことなんでしょう?
私の時代なら、家に帰ったら家族と話す以外は、友達と電話でもしない限りは人は話さなかったし、その昔ならテレビのない時代だったから、一人で下宿でもしてる若者は、それこそ家にいるときは一人で本でも読んでたんだろうな。それでも別に私は孤独って感じたことなかったし、昔の人もそうだったんじゃないかな。
ソーシャルメディアでつながることによって、余計孤独感が増すのか?
それとも常にテレビとかYouTubeとか、情報過多、刺激過多になっているので、一人でいると「なにこれ?ひとり?」って感じでパニックするのか。
孤独を感じているのは若者だけに限らす、老人の間でも問題らしいけど、こっちは昔の比較してどうなんだろう?確かに 今は専業主婦って立場の人もほとんどいなくなって、老人の相手をする時間のある人が少なくなったっていうのはあるかもしれないけど、まわりを見てる感じでは、老人は老人同士で集っていろいろ楽しそうにサークルやらクラブやらやってるみたいですけどね。
私に限ると、ようやく子育てもゴールが見えてきたので、しばらく孤独を楽しみたいくらいです。
ではこちらもよろしくお願いします
2 件のコメント:
Minister of Loneliness?
それはすごいな・・・。
若い頃はいろいろと深刻に考えすぎるきらいがあるから、高校生くらいの時は安部公房の本とか読んで、生きてるってなんだ?とか考えちゃったりもして、そういうことも考えちゃったかもしれないけど、年を取るとそんなこと考えもしなくなった気がします。
今の時代に特にそういう人が増えてるの?モノがあふれてるからか?
ね、私も最初は冗談かと思った。でもそのくらいメンタルヘルスの問題は深刻みたいよ。なんでも、25歳以下の女性の3人に一人がメンタルヘルスの問題を抱えてるとか。
若い時って確かに阿部公房とか太宰治とかいろいろ考えるけど、でもそれは別にメンタルヘルスの問題ってわけでもないしね。今は日本でも同じくらい問題になってるのかな。ある意味、日本のほうが病んでる印象があるけど。
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