日本にBook Offという古本屋さんがありますよね。(もしかして大阪だけだったらすみません。)
このBook Offっていう名前、すごい語学センスのいいジャパニースイングリッシュだと前から思ってました。しかも、「英語の語学センスがある」ではなくて、「ジャパニーズイングリッシュの語学センスがある」です。
BooksをSell Off(売り払う)というところからきてるんでしょうが、お客さんが売り払うとか、お店がお客さんに売るとか、Offとなった、つまり普通の店頭では売ってないようなものを売ってるとか、Offという言葉の曖昧な広いニュアンスが、たった2語の簡単なわかりやすい商標になってると思います。
日本語に英語が入ってきて、ジャパニーズイングリッシュというものがしっかり根を下ろしたから、そういう語学センスというものが生まれてきても不思議はないですね。
そういえば昨日書いたマイブームという言葉も、意味が非常にわかりやすいという点ではすごくいいジャパニーズイングリッシュですね。そもそもブームという言葉の使い方がジャパニーズイングリッシュ。(間違いではないけれど、英語ではPopularとかIn fashionとかが普通かな。Economic boomという以外ではあんまり聞くことがない言葉です。)でもまあわかりやすすぎて、センスはまあまあかな。
話はぜんぜん変わりますが、映画で昔、大ブームになったThe Lord of the Rings(指輪物語)には、Hobbitという人種が出てきます。人種というか、架空の種族。 そのHobbitという言葉が本当にすごくありそうな英語なので辞書で調べてみたところ、そういう言葉はありませんでした。やっぱりこの著者の造語だったのでした。
でも本当にHobbitって簡単な音で2音節で、英語にそういう言葉が存在しないのが不思議なくらい英語らしい単語だと思うのですよ。
語学センスって、やっぱりそういうものをもって生まれた人がいるんでしょうね。
ではこちらもよろしくね。
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6 件のコメント:
語学センスのなさ(努力のなさ!?)は、大学にて身に染みて感じました。
社会人になって、米国出張にてジンジャエールを頼んでるのに、まったく通じなかったことを思い出した。
言葉の使い方もそうですが、発音もセンスでしょうかね? やっぱり努力か(笑)
山歩きさん
そんな、語学センスがないなんてことはありえないでしょう、三か国語も四か国語もできるのに。ご謙遜を。
英語は個々の子音とか母音の発音より、イントネーションのほうが大事だとおもいません?ジンジャの部分を早く小声で言って、エールを強く大声でいうとか。中国語と同じですよ(冗談です)
Book Offは東京にもありますよ。
これ、英語ネイティブの人が聞くと、何のお店だと思われるの?
ネット販売もやってる大きなお店らしいね。
ネイティブが聞くとどうかな。やっぱり古本屋とおもうかな。Bookは予約という意味もあるから、Offを予約、つまりホリデーなどの予約のお店と思う…ってことはないかな。
Tolkienは言語学者でもあったから、言葉の発音と意味の関連性に注目して独自の言語を開発?したよね。
直子さん
言語学者だったんですか。なるほどね、それわかります。
それじゃああのエルフ語もそんな感じで作られたんでしょうね。
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