2014年2月2日日曜日

電気製品

先日思いついたんですが、日本とヨーロッパって電気製品のデザインがずいぶん違うものがあります。一番先に思いつくのは洗濯機。イギリスでは、日本のように上から入れるタイプの洗濯機は見たことがありません。一般的なのは、こういうデザインで、台所のワークトップの下に入れてる家が多いです。

うちではボイラーのあるユーティリティールームに置いて、上に乾燥機を乗せてます。

イギリスの洗濯機は全自動。そして洗濯機自体が水を温めて温水にして洗うようになってます。温度は選べるようになっていて、プログラムも化繊とか木綿とか手洗いとか、うちの洗濯機でも10以上も選べます。値段は日本よりずいぶん高い。

乾燥機はどの家にもあるわけではなくて、乾燥機が欲しいけど置く場所がないという家庭は、乾燥機券洗濯機というのも売ってます。

ちなみにアメリカでは日本風に上から入れる洗濯機が多いようですね。

それから掃除機。うちは日本と同じタイプの、シリンダー式という掃除機ですが、アップライト式というのも同じくらい人気があります。昔の、「奥様は魔女」とかの、60年代くらいのアメリカの主婦の出てくる映画や写真によく出てるタイプ。

これは、掃除する時に重いから不合理だと思うんだけど、たぶん昔からあるタイプなのでしょう、まだ根強い人気です。

そしてこちらは最近日本でも普及している食器洗い機。イギリスでは私が留学してきた80年代後半から普及してました。でもディッシュウォッシャーって場所取るし、しかも満タンにしてからまわさないと不経済なので、家にお皿がたくさん要ります。なので収納場所の少ない日本家屋では、なかなか普及しないだろうなあと思ってました。

それにやっぱりディッシュウォッシャーというだけあって、お皿とか平らな物は入れやすいけど、お椀や茶碗などは入れにくい。それに、ご飯粒は粘り気があるので、向いてない気がします。そもそもお椀とかお箸などの塗りの物は入れられないし。我が家でも和食を作った時は、ご飯がついている食器と塗りの物は手で洗います。

でも日本でも普及してきてるってことは、日本人の住環境や食生活にあった食器洗い機が作られてるんでしょうね。

あくあさんの家で見た物は、大きいお家なのに、イギリスの食器洗い機の3分の1くらいの大きさで驚きました。

写真はこちら。上の電子レンジやトースターと比較してください。

でも考えると、イギリスとアメリカでも、なんか微妙に違ったりするんですよね。電気製品なんてすごく統一化されてるような気になってますが、そうでもない部分もありますね。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

洗濯機は日本でも今はドラム式と言って、手前から入れるものが多くなってますよ。日本の洗濯機の大半は、ドラム式でも上から入れるタイプでも、乾燥機能もついています。私はドラム式だと、途中で洗濯ものを追加したり出来ないのと、乾燥機を使うとどうしても衣類が縮むので、雨の日はお風呂場につけてある乾燥機を使ってお風呂場で乾かすようにしています。新しいマンションとかだとお風呂場に乾燥機が標準でついているものも多いです。

食洗機はそっちではそんなに大きいのか。日本は小さな家が多いから小さいのが出てるんですかね。うちのでも、前のマンションについていたのよりは深い大きめの方にしましたが、日本製でもうちょっと大きいサイズのもあります。うちは二人家族なのでこれで十分ですけどね。私はそんなに一杯になるまで待たずに、一日2回くらい回してるので、お皿がたくさんいる、なんて考えたこともないけど。

私が不思議なのはトイレのウォシュレットが海外に広まらないことです。私なんか、ウォシュレットのない国では生きていけないと思うくらいですよ。日本人が特別清潔好きなのかなぁ。

Atsuko さんのコメント...

へえ、日本でも手前から入れる物が多くなってるのか。

日本って天気いいから、乾燥機そんなに要らないんじゃないのかな。イギリスは気持ちよく乾く日なんて年に30日もあるかって所だけど、やっぱり電気代が高いから、みんななるべく使わないようにはしてるみたい。

食器も洗い機に入れると、やっぱり長期的には傷がついたり欠けたりするよね。日本の家庭はいい食器を使ってる人が多そうなので、入れるの怖そう。

ウォッシュレット、そうですよね。20年位前マレーシアに行った時、ホテルのトイレがそうだったけど、それ以外、日本以外で見たことない。私は逆にちょっと怖いので、日本でもつかわないよ。