2011年7月5日火曜日

不思議なボタン

結婚式に行ったときデイブのお兄さんの家に泊まりました。普段はベッドアンドブレックファーストという民宿のようなことをやっているので、ゲスト用の家族部屋でした。

そこでの一泊目にチャーリーがベッドの中でパジャマのボタンが取れたといいました。そうか、じゃあ家に帰ったら付け直さないといけないなあと思いながら、その夜はそのまま寝ました。翌日は結婚式。その晩も同じベッドでまだまだ終わらないパーティーの音楽を聴きながら寝ました。

式の翌日の日曜に5時間ほど運転してデボンに戻ってきました。荷物を片付けて洗濯物は洗濯籠に。チャーリーのパジャマも洗濯にでて、翌日の月曜の朝には早速洗って干しました。 子供達が寝てから洗濯物をたたんでいると、パジャマのボタンことを思い出しました。面倒と言えば面倒だけど、ボタンひとつくらい1-2分でつけられるので、その場で直すことにしました。

スペアのボタンがあるかと思ってパジャマを裏返してみましたが、付いていません。たぶん前にもボタンが取れたことがあったので、その時に使ったのでしょう。仕方がないのでいろいろなボタンが入っている「ボタンの箱」を開けて、何か良い物がないかと調べました。赤くて可愛いのはひとつは大きすぎ、一つは小さすぎ。なかなか良い物がありません。まあパジャマですし、着心地が肝心なので、色はあってないけれどボタンホールに ぴったりのサイズのボタンをつけることにしました。

でもせっかくなので、カラフルな糸でつけようと思い立ちました。そういえば朝掃除したときに、このコーヒーテーブルの上になぜかカラフルな糸が何種類か撒きつけてある糸巻きを見かけたのを思い出しました。どれどれ、この辺にまだあるはずと、テーブルの隅に置いてあったチャーリーの学校の宿題のプロジェクトブックを持ち上げると・・・・・・・そこからポロリとスペアのボタンが出てきました。

チャーリーは結婚式の前日の金曜は遠足で学校から海に行きました。その日は遠足から帰ってくると、大急ぎで服を着替えてそのまま結婚式のためにチェシャーに向かって出発しました。だからその時のリュックは月曜の朝までそのままでした。月曜の朝学校の前にそのリュックから例のプロジェクトブックを取り出して、「これ今日いるの?」と聞くといらないとのことだったので、そのままリュックに戻したんです。

その日の午後学校から帰ってきてチャーリーはそのブロジェクト帳を出して、コーヒーテーブルで宿題の続きをしていました。それがその夜もそのまま置きっぱなしになっていました。

これって小さなことだけどすごく不思議です。だってボタンが取れたのは土曜の旅先。ベッドの中で夜中に気づいたので、そのまま探しもせず、すっかり忘れていました。その間プロジェクト帳は家のリュックの中にありました。月曜の夕方チャーリーがそれをコーヒーテーブルに持ってきて書き込みをしていたので、この時点で中にボタンが入ってるわけはありません(このプロジェクト帳は8ページしかないので、入っていたら気づくはず。)パジャマも洗濯してるので、取れたボタンがまだくっついていたということもありえない。

それが仕方なしに他のボタンをつけようとすると、まるで魔法のようにそのノートの間からスペアボタンが現れました。

それからもうひとつ妙なことが。このボタンがでてきたきっかけになった「カラフルな糸巻き」なんですが、月曜掃除するときに見たきり、あとにも先にも一度も見ていません。探したけど見つかりませんでした。このコーヒーテーブルでテレビを見たりする機会が一番多い子供達に聞いても、見たことないとのこと。じゃあ私の思い違いかなあと思ったら、デイブもそれを月曜のランチタイムに同じ場所で見たとのことでした。

つまらないと言えばつまらないことなんですけどね。でも何というか、私の周りのものごとが何もかもうまく回っていて、何にも心配しなくても知らないといけないことや必要なものはあちらから勝手にやってくるって言う象徴のような気がしています。こういうのは、「そうだそうだ、私って守られてる、すべてうまく回ってる。」と大げさに思い続けると、ますます引き寄せの法則でいい方向に物事が回るものです。ふふふ、なんか嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
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4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

いいね、そういう考え方。私もそういうふうに思うようにしてますよ。

Atsuko さんのコメント...

些細なことでもいいことは大げさに「すごいすごい」と思うようにしてます。たとえばたまにしか行かないスーパーで「これはどこにあるかなあ」と思ったら目の前にあったりとか、「すごいすごい、Ask and it is givenだ!」と思ったり。逆にむかつくことは頭の中で繰り返さないように気をつけてます。きっとこういうことの積み重ねが、運を呼んだり呼ばなかったりすると思うので。

ひまねこ さんのコメント...

そのボタンと糸巻きはきっと一時的に時空の裂け目にはまり込んでいて、我々のいる現実世界とは別に存在する並行世界に移動していたために見えなくなっていたのでしょう。よくあることです。ペパーちゃんなんかは結構行ったり来たりしてるんじゃないんですか。

Atsuko さんのコメント...

ひまねこさん、よくお越しくださいました。

じゃあ時空の裂け目にははさみだとか靴だとか結構日常的なものが渦巻いてるのでしょうか。もしも女神様が現れて、「この金の糸巻きと銀の糸巻きと木綿の糸巻きの、どれがあなたのですか」と尋ねられたりするんでしょうか。金の糸巻きと・・・・答えてしまいそう。